直木賞のすべて
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第135回

=受賞者=
三浦しをん
森 絵都

=候補者=
伊坂幸太郎
宇月原晴明
古処誠二
貫井徳郎


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Last Update[H20]2008/1/3

貫井徳郎
Nukui Tokuro
生没年月日【注】 昭和43年/1968年2月25日〜
経歴 東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。会社員を務めながら作家を志し、鮎川哲也賞候補作『慟哭』で平成5年/1993年に作家デビュー。
子サイト
「余聞と余分」内
関連記事
1件/最新は平成20年/2008年8月17日記事(このページの下部にリンクあり)
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さつじんしょうこうぐん
殺人症候群』(平成14年/2002年2月・双葉社刊)
書誌
>>平成17年/2005年6月・双葉社/双葉文庫『殺人症候群』
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大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
naniwa 平成14年/2002年6月20日 何故貫井徳郎の「殺人症候群」が挙がっていないのか?
永遠の仔が候補になるなら、それより傑作のこの作品が候補にならないのは、納得がいかない。
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直木賞 135回候補  一覧へ

ぐこうろく
愚行録』(平成18年/2006年3月・東京創元社刊)
書誌
>>初出『ミステリーズ!』vol.09〜vol.13[平成17年/2005年2月〜10月]
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし 22 「この多声性の趣向はうまい。」「このすばらしい仕掛けを表層の単調さが台無しにしている。」「それに真犯人の動機と犯罪の重さとがどう考えても釣り合わず、結局のところ趣向倒れで終わってしまったのは残念である。」
平岩弓枝 8 「作家が自分の書こうとしている人々の行動を愚行ときめているような題名はよろしくない。書かねばならないのは世間の常識が愚行と決めているものの中にある人間の真実や情感ではないかと思う。」
宮城谷昌光 43 「なんら新味のない構成であるが、内容に、あるいは文体に斬新さがあれば、よしとしたいとおもっていたものの、そこにも作者の意識は不在で、けっきょく新しい人間像を造形することに成功したわけではなく、社会現象を汎論するにとどまった、と感じられた。」
阿刀田高 8 「ミステリーとして読むには謎解きを楽しむことができず、現代社会をえぐる狙いならば方法をたがえたのではあるまいか。」
北方謙三 12 「饒舌にすぎる感もあるが、描写の積み重ねが、読者を押す力になっている。これは惜しいと思ったのは、プロローグである。なぜその新聞記事を持ってきたのかと、考え続けながら読まなければならず、途中から小説の結構が見えてしまうという、弱さになっていた。」
林真理子 9 「名門校の実態がいやらしく、これでもかこれでもかと書かれているのだが、著者ひとりが面白がっているような印象を受けた。」
五木寛之 16 「どことなく奇妙な小説である。」「人間というどうしようもない存在を犯罪の側から逆照射するという手法は、うまくいけば大傑作を生みだす可能性もあるのだが、そのためには愚行が一種の聖性を感じさせる必要がある。愚行が愚行の域に止まったことで、一発逆転のホームランになりそこねたのが惜しい。」
渡辺淳一 7 「語りかけの書き方自体に必然性がない。内容も安易で説得力がなく、この作品がなぜ候補になったのか、不思議である。」
選評出典:『オール讀物』平成18年/2006年9月号
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文量
長篇
章立て
「1」〜「6」
時代設定 場所設定
[同時代]  東京など
登場人物
田向友季恵(殺人事件の被害者、旧姓・夏原、慶応大学出身)
田向浩樹(殺人事件の被害者、友季恵の夫、大手不動産会社勤務)
宮村淳子(友季恵の大学時代の同級生)
尾形孝之(宮村の大学時代の恋人)
稲村恵美(田向の大学時代のサークルの後輩)




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