直木賞のすべて
直木賞のすべて

第135回

=受賞者=
三浦しをん
森 絵都

=候補者=
伊坂幸太郎
宇月原晴明
古処誠二
貫井徳郎


候補作家の群像
トップページ
受賞作・候補作一覧
受賞作家の群像
選考委員の群像
選評の概要
小研究
大衆選考会
リンク集
マップ

候補作家の一覧へ
前の回へ後の回へ


Last Update[H25]2013/11/26

貫井徳郎
Nukui Tokuro
生没年月日【注】 昭和43年/1968年2月25日〜
経歴 東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。会社員を務めながら作家を志し、鮎川哲也賞候補作『慟哭』で平成5年/1993年に作家デビュー。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第4回鮎川哲也賞(平成5年/1993年)「慟哭」
  • |候補| 第50回日本推理作家協会賞[短編および連作短編集部門](平成9年/1997年)「子を思う闇」
  • |候補| 第58回日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門](平成17年/2005年)『追憶のかけら』
  • |候補| 第135回直木賞(平成18年/2006年上期)『愚行録』
  • |候補| 第141回直木賞(平成21年/2009年上期)『乱反射』
  • 第63回日本推理作家協会賞[長編及び連作短編集部門](平成22年/2010年)『乱反射』
  • 第23回山本周五郎賞(平成21年/2009年度)『後悔と真実の色』
  • |候補| 第147回直木賞(平成24年/2012年上期)『新月譚』
子サイト
「余聞と余分」内
関連記事
6件(うち主要言及記事5件)/最新は平成24年/2012年7月17日記事(このページの下部にリンクあり)
備考
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



さつじんしょうこうぐん
殺人症候群』(平成14年/2002年2月・双葉社刊)
書誌
>>平成17年/2005年6月・双葉社/双葉文庫『殺人症候群』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
大衆選考会 127回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
naniwa 平成14年/2002年6月20日 何故貫井徳郎の「殺人症候群」が挙がっていないのか?
永遠の仔が候補になるなら、それより傑作のこの作品が候補にならないのは、納得がいかない。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



直木賞 135回候補  一覧へ

ぐこうろく
愚行録』(平成18年/2006年3月・東京創元社刊)
書誌
>>初出『ミステリーズ!』vol.09〜vol.13[平成17年/2005年2月〜10月]
>>平成21年/2009年4月・東京創元社/創元推理文庫『愚行録』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし 22 「この多声性の趣向はうまい。」「このすばらしい仕掛けを表層の単調さが台無しにしている。」「それに真犯人の動機と犯罪の重さとがどう考えても釣り合わず、結局のところ趣向倒れで終わってしまったのは残念である。」
平岩弓枝 8 「作家が自分の書こうとしている人々の行動を愚行ときめているような題名はよろしくない。書かねばならないのは世間の常識が愚行と決めているものの中にある人間の真実や情感ではないかと思う。」
宮城谷昌光 43 「なんら新味のない構成であるが、内容に、あるいは文体に斬新さがあれば、よしとしたいとおもっていたものの、そこにも作者の意識は不在で、けっきょく新しい人間像を造形することに成功したわけではなく、社会現象を汎論するにとどまった、と感じられた。」
阿刀田高 8 「ミステリーとして読むには謎解きを楽しむことができず、現代社会をえぐる狙いならば方法をたがえたのではあるまいか。」
北方謙三 12 「饒舌にすぎる感もあるが、描写の積み重ねが、読者を押す力になっている。これは惜しいと思ったのは、プロローグである。なぜその新聞記事を持ってきたのかと、考え続けながら読まなければならず、途中から小説の結構が見えてしまうという、弱さになっていた。」
林真理子 9 「名門校の実態がいやらしく、これでもかこれでもかと書かれているのだが、著者ひとりが面白がっているような印象を受けた。」
五木寛之 16 「どことなく奇妙な小説である。」「人間というどうしようもない存在を犯罪の側から逆照射するという手法は、うまくいけば大傑作を生みだす可能性もあるのだが、そのためには愚行が一種の聖性を感じさせる必要がある。愚行が愚行の域に止まったことで、一発逆転のホームランになりそこねたのが惜しい。」
渡辺淳一 7 「語りかけの書き方自体に必然性がない。内容も安易で説得力がなく、この作品がなぜ候補になったのか、不思議である。」
選評出典:『オール讀物』平成18年/2006年9月号
      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
長篇
章立て
「1」〜「6」
時代設定 場所設定
[同時代]  東京など
登場人物
田向友季恵(殺人事件の被害者、旧姓・夏原、慶応大学出身)
田向浩樹(殺人事件の被害者、友季恵の夫、大手不動産会社勤務)
宮村淳子(友季恵の大学時代の同級生)
尾形孝之(宮村の大学時代の恋人)
稲村恵美(田向の大学時代のサークルの後輩)




直木賞 141回候補  一覧へ

らんはんしゃ
乱反射』(平成21年/2009年2月・朝日新聞出版刊)
書誌
>>初出『週刊朝日』平成19年/2007年8月17日号〜平成20年/2008年10月3日号
>>平成23年/2011年11月・朝日新聞出版/朝日文庫『乱反射』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 27 「平凡な市民の日常が事故や犯罪に隣り合わせている、あるいは悪意なき必然の累積が偶然の悲劇を生む、という結構は冒頭から知れ切っており、こうした大手から攻め入る姿勢の小説には、えてして傑作が多い」「しかし、豈図らんやそれら平凡な庶民の日常が、どれもホームドラマのごとき定型となっていた。社会とは、非凡なる凡人たちの集合である。その非凡さを摘出しなければ、読者の納得する「平凡」を書いたことにはならない。」
井上ひさし 22 「普通に生活する人間の「罪と罰」を鋭く摘出する作者の力量にはたしかなものがある。けれども、作品のどの部分も均質、同じ密度で書いてあって、小説的なふくらみに欠け、通読すると少しばかり、のっぺらぼうの感があった。」
北方謙三 12 「登場人物が、みんな普通の小市民というのが、思い切りのよさも感じさせる。ただ、めりはりのなさが、全体的な流れの滞りを生み、迫力と切れ味に欠けたかと思う。」
平岩弓枝 0  
阿刀田高 20 「小説家はつねに市井の出来事を(自分の都合がよいように)ピック・アップしてストーリーを組み立てていく。この作品のようにピック・アップしていけば、「こういう結末になるよな」と、それが見え見えになってしまう。現実は不法にゴミ袋を捨てたことにより「ラッキー」ということも起こるのだ。この小説の結末に感動できない所以である。」
渡辺淳一 0  
宮部みゆき 27 「貫井さんがこの作品で試みたのは、(引用者中略)日々を平凡に生きているつもりの私たちが無自覚なまま生き埋めにしている〈人倫〉を掘り出すことでしょう。その試みは見事に成功しました。が、掘り出されて露わになったそれを、作者はどうしたかったのか。読者にどうしてほしかったのか。そこが見えませんでした。」
林真理子 7 「アイデアはいいが、最後にジグソーパズルのピースがうまくいかなかった。精神的な障害が理由のひとつになるのは、がっかりしてしまう。」
五木寛之 7 「細部のアクチュアリティーが物語の全体を支えきれていないと感じた。野心的な構想には、むしろ実直な描写のつみかさねが不可欠だろう。」
宮城谷昌光 0  
選評出典:『オール讀物』平成21年/2009年9月号
      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
大衆選考会 141回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
sallygardenset 平成21年/2009年7月15日 全ての人の本の小さな心のゆるみ、ひとつひとつは些細なことなのにそれが、小さな子どもの命を奪うという、今まで思いもしなかった展開に驚きました。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
長篇
章立て
「-44」〜「37」
時代設定 場所設定
[同時代]  ある県のある市〜沖縄
登場人物
加山聡(新聞記者)
加山光恵(聡の妻)
加山健太(聡の息子、二歳児)
田丸ハナ(50代主婦)
佐藤和代(ハナの友達)
三隅幸造(定年退職後の男性、トイプードルの飼い主)
久米川治昭(アルバイト医師)
安西寛(病弱な大学生)
小林麟太郎(市役所の道路管理課員)
河島(道路拡幅計画の反対住民)
榎田克子(デパート勤務)
足達道洋(造園職人、潔癖症)
佐々倉(刑事)





こうかい しんじつ いろ
後悔と 真実の 色』
(平成21年/2009年10月・幻冬舎刊)
書誌
>>平成24年/2012年10月・幻冬舎/幻冬舎文庫『後悔と真実の色』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
他文学賞 山本周五郎賞 23受賞 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 50 「読み進むほどに、いつもと同様いたく苛ついた。無駄な動きが多いのである。それも詳悉癖というより、無選別というたほうがよかろう。」「破綻とおぼしき二点を挙げておく。ひとつは女性像である。(引用者中略)女性の描き方については淡白にすぎる。」「もう一点は、主人公が突然浮浪者に身を堕とす不可解である。」「しかし、あれこれ言うたところで力作であることに疑いようはない。」
北村薫 78 「(引用者注:「光媒の花」とともに)上位と考えて選考会に臨んだ。」「まことに巧みに構築されたミステリである。」「第二・第三の犯行の相違点に代表されるような、様々な要素の持つ意味が、真実を見抜くことによって明瞭に浮かび上がって来る。このあたりの技は、まことに見事である。」
小池真理子 61 「私が何よりも秀逸だと評価したのは、同じ刑事部屋に属するライバル同士、西條と綿引の描き方にあった。」「その嫉妬の表現にはリアリティがあり、ありきたりな男の心理描写からも解き放たれていて、実に新鮮だった。」「ミステリーでありながら、ミステリーの枠にとどまり切れずに、作者の中にあふれ出してどうしようもなくなった何かが、今回の作品を生み落したのは間違いない。それこそが、作者の奥底からわきあがってきた小説の力なのだ。」
重松清 26 「じつは最初の投票では△の評価だった。」「中盤で主人公・西條が職を失ってホームレスになる展開、そしてそんな彼を愛人の美叡が見つけだすくだりが性急に思えて、その違和感が最後までつづいてしまったのだ。」「男同士の嫉妬の心理や夫婦の齟齬など、やはり読みごたえや持ち重りが存分にある。それらを再確認したうえで、受賞には迷うことなく賛成した。」
篠田節子 61 「作者の熱意と真摯さがひしひしと伝わってくる力作だった。」「事件の発生から解決にいたるプロット同様、主人公と彼を取り巻く人間関係も、私はリアルな人間ドラマというより、丹念に作り込まれた、古典的な英雄譚として読んだ。」「欲を言えば、ここに登場する妻と恋人については、「亭主に浮気されて当然の女房」と「都合の良い女」ではなく、もう少し濃厚な存在感が欲しかった。」
選評出典:『小説新潮』平成22年/2010年7月号
      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -




はいいろ にじ
灰色の 虹』(平成22年/2010年10月・新潮社刊)
大衆選考会 144回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
たぬき 平成22年/2010年12月25日 単なる社会批判かと思いきやさに非ず。なかなかヒューマンな感じでした。ラストに持ってきたシーンは 上手だなぁ〜 と感心させられました。「泣くぞ!いいのか?」と一人突っ込みをしてしまいました。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



直木賞 147回候補  一覧へ

しんげつたん
新月譚』(平成24年/2012年4月・文藝春秋刊)
書誌
>>初出『別冊文藝春秋』平成22年/2010年7月号〜平成24年/2012年1月号
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
桐野夏生 14 「女性作家が果たして、情念だけで小説を書いて成功するのかどうか。」「客観性なくして作家にはなり得ないはずなのだが、自己承認欲求が強いだけの女性にそれがあるのか。木之内との恋愛にエロスが描かれていないために、「情念」という語が上滑りして深みに至らない。」
伊集院静 9 「なぜ今このテーマなのかが私には見えなかった。小説家を題材にするにはよほど深く、怖い領域を構築しておかないと読者に誤解を与える。」
浅田次郎 12 「長大なストーリーにもかかわらず読ませる力を持つ作品であった。ねがわくはもっとダイナミックな嘘話を、と思うのは、そのページを繰らせる力がすぐれているゆえであろう。どうはじけ飛ぶかと胸がときめいても、話はあんがい良識的に帰結してしまうのである。」
宮部みゆき 0  
北方謙三 10 「小説を書きはじめる動機はなんでもいいが、筆を折る動機がそのまま重なるのは解せない。書き続ける行為の中で、別の必然性を掴まなかったのかと、私はそればかり考えた。」
林真理子 16 「書いた意図がまるでわからない。」「小説として面白味も魅力もなかった。小説を書く女はもっとしたたかで、心に暗黒を抱いている。こんなOLの手記のような甘ったるい考え方はしないであろう。」
宮城谷昌光 42 「(引用者注:「楽園のカンヴァス」とともに)できは悪くないように感じられたが、それでも私は多少の疑問とものたりなさをおぼえた。」「――売れている小説家の本を読み漁り。とあるのは、どうであろう。(引用者中略)ほんとうに小説家になりたかったら、「いま売れている作家の小説を読まないこと」という菊池寛の教えを遵奉した私にとって、そのあたりは短絡的に感じられる。」
阿刀田高 11 「よくまとまっている力作だが、小説家の誕生と生涯を描き、恋愛によってどう変化深化するのか、複雑なテーマに迫りきっていない、と感じた。ヒロインの書いた作品がどんなものか、どうすごいのか、それが見えて来ないと、小説の深さがのぞけないように思った。」
渡辺淳一 0  
選評出典:『オール讀物』平成24年/2012年9月号
      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
大衆選考会 147回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
Y.M.O. 平成24年/2012年7月2日 文藝春秋からの刊行ですので、この作品でいよいよ受賞かなと思わせます。
他に候補に挙がりそうな作品は、原田マハ『楽園のカンヴァス』、桜木紫乃『起終点駅(ターミナル)』、窪 美澄『晴天の迷いクジラ』、西村 健『地の底のヤマ』などでしょうか。
Y.M.O. 平成24年/2012年7月15日 本命が『新月譚』、対抗が『鍵のない夢を見る』、大穴が『楽園のカンヴァス』と予想します。
かんき 平成24年/2012年7月17日 なし
かしこ 平成24年/2012年7月17日 次点が原田マハ。大穴で朝井リョウ。
辻村深月は何か取れない気がします。面白いですけどね。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
文量
長篇
章立て
「プロローグ」「1」〜「87」「エピローグ」
時代設定 場所設定
[同時代]〜30数年前  東京など
登場人物
咲良怜花(本名・後藤和子、絶筆したベストセラー作家)
木之内徹(小さな貿易会社の社長)
渡部敏明(文芸編集者)
川村季子(怜花の高校時代からの友人)
高井(『小説稿人』編集部員、怜花の担当編集者)
鴻池了(大学在学中に作家デビューした文壇の寵児)





ほほえ
微笑む人』(平成24年/2012年8月・実業之日本社刊)
大衆選考会 148回推薦候補 一覧へ
大衆選考会での推薦
推薦者 推薦日 推薦文
たぬき 平成24年/2012年12月19日 前回候補になるも酷評されていましたね。この作品は読者の内面に問いかけをするので、また酷評も有り得ます。けれど、ここまで読者を問う作品は珍しい。この作品で受賞してほしいですね。弱点としてはミステリアスな犯人役を描ききっているか?が有りますが、この点に目をつぶっても価値有りです。
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
  [H24]2012/7/17 第147回直木賞(平成24年/2012年上半期)決定の夜に  
  [H24]2012/7/15 第147回直木賞(平成24年/2012年上半期)発表翌日のニュース予定稿。  
  [H21]2009/7/15 第141回直木賞(平成21年/2009年上半期)決定の夜に  
  [H21]2009/7/12 第141回直木賞(平成21年/2009年上半期)候補のことをもっと知るために、歩んだ足跡を数えてみる。  
  [H21]2009/7/5 第141回直木賞(平成21年/2009年上半期)候補のことをもっと知るために、本人たちの声に耳を傾ける。  
  [H20]2008/8/17 意味なきものになり果てた直木賞に、小さな光明を投げかける。 第137回候補 万城目学『鹿男あをによし』  
    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -  


ページの先頭へ

トップページ受賞作・候補作一覧受賞作家の群像選考委員の群像選評の概要
小研究大衆選考会リンク集マップ || 候補作家の一覧へ前の回へ次の回へ