直木賞のすべて
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第97回

=受賞者=
白石一郎
山田詠美

=候補者=
もりたなるお
篠田達明
景山民夫
三浦 浩
高橋義夫
伊藤 榮


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Last Update[H19]2007/10/25

白石一郎
Shiraishi Ichiro
生没年月日【注】 昭和6年/1931年11月9日〜平成16年/2004年9月20日
受賞年齢 55歳8ヵ月
経歴 旧朝鮮釜山生まれ。早稲田大学政経学部卒。
受賞歴 第10回講談倶楽部賞(昭和32年/1957年)「雑兵」
第1回福岡市文学賞[小説](昭和45年/1970年)
第8回福岡市文化賞(昭和58年度/1983年)
第5回柴田錬三郎賞(平成4年/1992年)『戦鬼たちの海―織田水軍の将・九鬼嘉隆』
第54回西日本文化賞社会文化部門(平成7年/1995年)
第33回吉川英治文学賞(平成11年/1999年)『怒濤のごとく』
処女作 「臆病武者」(昭和30年/1955年)
サイト内リンク 小研究-記録(候補回数)
直木賞受賞作全作読破への道Part2
付録-柴田錬三郎賞受賞作一覧(第5回)
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直木賞 63回候補  一覧へ

ことう きし
孤島の 騎士」
(『南方文学』1集[昭和45年/1970年5月])
書誌
>>昭和51年/1976年3月・文藝春秋刊『幻島記』所収
>>昭和62年/1987年1月・文藝春秋/文春文庫『幻島記』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 0  
石坂洋次郎 0  
海音寺潮五郎 23 「この作品には大いに感心した。通事の立場から書いたのが、先ず巧みである。」「調子の高い文学といってよい。」「(引用者注:ぼくのように)高く買っている者もあるのだから、屈せず、さらに努力してほしい。」
源氏鶏太 5 「彼らしい題材をよくこなしているのだが、その文献について多く論じられた程度に終った。」
柴田錬三郎 0  
村上元三 10 「近来の時代小説の中で珍しく清潔で、そして新人らしい懸命さがあった。だが資料を正確に書こうとして、それに追われすぎ、ヅーフの人間性を描き切る努力が足りなかった。」
今日出海 0  
水上勉 0  
松本清張 0  
司馬遼太郎 11 「ヅーフの奇怪な政治的思考法を、人間観察のゆきとどいた筆で描かれている点、もし他にすぐれた候補作がなければ受賞にあたいする作品であるかもしれない。」
選評出典:『オール讀物』昭和45年/1970年10月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「十」
時代設定 場所設定
江戸[文化年間]  長崎
登場人物
ヘンドリック・ヅーフ(オランダ出島商館長)
名村多吉郎(大通詞)
ワルデナール(元・商館長)
名村吉之助(多吉郎の息子、ヅーフの手伝い役)




直木賞 71回候補  一覧へ

かえんじょう
火炎城』(昭和49年/1974年5月・講談社刊)
書誌
>>昭和53年/1978年2月・講談社/講談社文庫『火炎城』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
柴田錬三郎 9 「力作だが、いかんせん、大友宗麟の人物像が、歴史学者の書いたものを抜け出ていなかった。」「読後の印象は、ただ、せい一杯書いたのだな、という平凡な評価しかできなかった。」
源氏鶏太 6 「私には面白かった。大友宗麟について、よくここまでまとめて描いたと思ったのだが、それについての反対意見がすくなくなかった。」
今日出海 18 「書き出しの宗麟の若き時代、その天衣無縫な性格の芽生えはなかなか人を惹きつけるが、(引用者中略)大名になると、あとはその事績、歴史を追うことに忠実であり、つまり歴史を語ることに急で、小説家の眼が鈍くなるのは惜しい。」
石坂洋次郎 7 「惨虐、淫乱のかぎりをつくした宗麟がキリスト教に開眼する過程に合理性、必然性が感じられない。一番大切なものが描けてないと思う。」
村上元三 4 「時代小説としては平均点を入れられるが、直木賞となると、やはりこの線を乗り越えてほしい。」
川口松太郎 0  
松本清張 15 「前半と後半の構成のバランスが崩れている。」「宗麟の視点からはなれたところで手をひろげすぎ、説明に堕して魅力を欠くことになった。」
水上勉 0  
司馬遼太郎 3 「平凡でありすぎて感想をのべにくい。」
選評出典:『オール讀物』昭和49年/1974年10月号
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文量
長篇
章立て
「追放」「二階崩れ」「新太郎」「別れ」「天竺坊主」「灯」「進軍」「武将たち」「燃える」「宗麟」「侵略者」「童女」「火炎」「不龍獅子虎」「王土の夢」「秋風」
時代設定 場所設定
戦国  豊後
登場人物
大友義鎮(別名・五郎-新太郎-宗麟、豊後国主)
お紋(義鎮の2度目の妻、奈多八幡宮大宮司の娘)
お夏(京都生まれ、義鎮の最初の妻)
フランシスコ・ザビエル(伝道師)
大内八郎(義鎮の弟)
アントニオ(旧名・鵬源の坊主)




直木賞 73回候補  一覧へ

いっすい ゆめ
一炊の 夢」(『小説宝石』昭和50年/1975年4月号)
書誌
>>昭和51年/1976年3月・文藝春秋刊『幻島記』所収
>>昭和62年/1987年1月・文藝春秋/文春文庫『幻島記』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 5 「小ぢんまりとまとまってはいるが、過去の大衆作品によく見る形式が古臭い。前作「火炎城」に劣る事数段。」
石坂洋次郎 0  
柴田錬三郎 5 「どこにも新鮮味はなく、どこかで借りて来たような文章で、ストーリイのつじつまを合せているだけであった。」
源氏鶏太 5 「私の好きな作品であったが、どうもよけいな事が書き過ぎてあって、せっかくの主人公がうまく活かされていないようである。」
村上元三 3 「ねらいも古いし、もっと文章を大切にしなければいけない。」
今日出海 0  
水上勉 0  
松本清張 4 「とくに破綻もない代り凡庸な作以上に出ていない。」
選評出典:『オール讀物』昭和50年/1975年10月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「七」
時代設定 場所設定
戦国  佐賀〜唐津
登場人物
橋野十蔵(竜造寺家の侍)
八並武蔵(波多家の物頭)
安子姫(竜造寺家の娘、波多家へ嫁ぐ)
阿久里(安子姫の侍女頭)




直木賞 74回候補  一覧へ

げんとうき
幻島記」(『オール讀物』昭和50年/1975年10月号)
書誌
>>昭和51年/1976年3月・文藝春秋刊『幻島記』所収
>>昭和51年/1976年5月・東京文芸社刊『代表作時代小説 昭和51年/1976年度』所収
>>昭和62年/1987年1月・文藝春秋/文春文庫『幻島記』所収
>>平成4年/1992年5月・講談社刊『歴史小説名作館6 剣の道はるか 江戸1』所収
>>平成10年/1998年1月・光風社出版/光風社文庫『ひらめく秘太刀 新選代表作時代小説』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
水上勉 13 「印象にのこった。」「もう少し簡潔に整理されていたら、手硬い好短篇になったのではないか。」
源氏鶏太 9 「地味であるが、テーマがよく、好きな作品であった。」「ただ、最も比較の対象になる佐木氏の作品にくらべると、重量感に欠けているとの感じをまぬがれ得なかった。」
司馬遼太郎 0  
柴田錬三郎 0  
石坂洋次郎 7 「当時の史実にこだわりすぎて現実性が乏しい。」
村上元三 6 「笠春兆を中心にした前半と、瓜生島の研究についての後半と、むしろ二部に分け、それぞれ独立した作品にすべきではなかったろうか。」
川口松太郎 11 「直木賞候補作家としてお馴染の顔ぶれだがどうも決定打がない。ずばりとつけ抜ける強さに欠ける。今回にしてもケレンのない描写には好意が持てても瓜生島伝説だけでは物足らない。」
今日出海 6 「その着想に興味をそそられたが、いま一つ描写、叙述に鮮明を欠くものがある。今後の精進によって意外に進歩する素質を持っている人のようにも思われる。」
松本清張 7 「これまでのなかで、もっとも出色な着想の作品だった。最後の呟きをもりあげるためには、他を省筆し、もう少し短い、きりっとしたものに仕上げるべきではなかったろうか。」
選評出典:『オール讀物』昭和51年/1976年4月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「六」
時代設定 場所設定
江戸中期〜大正  江戸〜豊後
登場人物
笠春兆(豊後府内藩儒)
甲斐田杉蔵(彰考館員、春兆の同窓生)
節子(春兆の妻)
戸倉貞則(府内藩士、『豊府紀聞』著者)




直木賞 83回候補  一覧へ

うみ
『サムライの 海』(昭和55年/1980年5月・文藝春秋刊)
書誌
>>初出『日刊スポーツ新聞 西部版』昭和53年/1978年7月18日〜昭和54年/1979年3月31日
>>昭和62年/1987年5月・文藝春秋/文春文庫『サムライの海』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太 10 「高点をつけた。」「高島秋帆の三男の数奇な運命を描いたものであるが、(引用者中略)飽かせずに読ませた。この人の実績から考えても授賞にしたかったのだが、大方の賛同を得られなかったのは残念であった。」
山口瞳 0  
村上元三 18 「前回に予選作品になっていたら、すんなり該当作になったに違いない。フィクションの人物を中心に、実在した人物をうまく扱い、歴史を背景に幕末の捕鯨業を明確に書いている。一票の差で見送られたのは惜しい。」
今日出海 0  
阿川弘之 12 「面白かった。史実もしっかり調べてあるようで、これ亦力作だが、作中人物が興奮すると、「た、たいへん」「そ、それは」――みんな必ずどもる癖、私にとっては最大の目ざわりで、何とかやめてもらえぬものかと思った。」
水上勉 0  
五木寛之 0  
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年10月号
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文量
長篇
章立て
「海軍伝習所」「蘭次郎」「捕鯨銃」「グラバー」「失踪」「上海へ」「高杉晋作」「戦火」「再会」「勇魚」「亀山社中」「お菊」「馬関海峡」「生と死」「清次の恋」
時代設定 場所設定
幕末〜明治初期  長崎〜上海など
登場人物
蘭次郎(砲術家・高島秋帆の庶子)
清次(蘭次郎の友)
勝麟太郎(海軍伝習所勤務)
才賀六兵衛(庄屋)
お菊(六兵衛の娘)
田口幸右衛門(上五島の鯨組主)
香織(幸右衛門の娘)
トーマス・グラバー(英国商人)
伊三吉(製鉄所の職人)




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しまばらたいへん
島原大変」
(『別冊文藝春秋』159号[昭和57年/1982年4月])
書誌
>>昭和60年/1985年4月・文藝春秋刊『島原大変』所収
>>平成1年/1989年2月・文藝春秋/文春文庫『島原大変』所収
>>平成19年/2007年8月・文藝春秋/文春文庫『島原大変』[新装版]所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太 7 「私としては好きな作品であった。最後の一行がぜんたいをしめくくって、よく活きている。」
水上勉 0  
村上元三 7 「この作者のいつもの癖で、調べたことを残らず書き込んでいるのが、読んでいてわずらわしい。」
山口瞳 0  
池波正太郎 12 「惜しいのは小鹿野一伯という主人公の医師の人間性が、しごく平凡であって魅力がなく〔島原大変〕の中に生きる男としてのリアクションが弱すぎた。いま、何としても時代小説作家を送り出したい気もちだが、これでは強く(原文傍点)推すことができない。」
阿川弘之 0  
五木寛之 0  
選評出典:『オール讀物』昭和57年/1982年10月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「十」
時代設定 場所設定
江戸[寛政年間]  肥前・島原半島
登場人物
小鹿野一伯(島原藩御抱え医師)
松平忠恕(藩主)
向井半太夫(藩士、病弱)
愛(半太夫の末妹)
有馬屋忠兵衛(薬種問屋)




直木賞 91回候補  一覧へ

かいぞく しろ
海賊たちの 城」
(『別冊文藝春秋』167号[昭和59年/1984年4月])
書誌
>>昭和60年/1985年4月・文藝春秋刊『島原大変』所収
>>平成1年/1989年2月・文藝春秋/文春文庫『島原大変』所収
>>平成19年/2007年8月・文藝春秋/文春文庫『島原大変』[新装版]所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳 0  
池波正太郎 7 「このテーマでは、これからの時代小説として読者に共感を得られない。まことに残念だった。」
水上勉 0  
源氏鶏太 3 「構成的に根本的な無理がある。」
井上ひさし 10 「はっとして思わず引き込まれてしまうような表現が少いのです。」
渡辺淳一 0  
五木寛之 0  
黒岩重吾 0  
村上元三 12 「主人公の通嘉の性格が曖昧で、幕府に無断で城を作ったらどんなことになるか、それも考えないのでは大名の資格がない。」
選評出典:『オール讀物』昭和59年/1984年10月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「七」
時代設定 場所設定
江戸[文政年間]  瀬戸内〜豊後森
登場人物
久留島通嘉(豊後森藩主)
高峰喜三次(太田村の庄屋)
お丹(通嘉の側室)




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かいろうでん
海狼伝』(昭和62年/1987年2月・文藝春秋刊)
書誌
>>平成2年/1990年4月・文藝春秋/文春文庫『海狼伝』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
陳舜臣 11 「登場人物に魅力があり、一気に読ませた。場面はよく変わるが、つねに船と海に収斂され、適当にひきしまった構成になっている。」「たのしい冒険物語である。」
藤沢周平 14 「人物の造形がやや浅いところがあって、この作家の最良の作品とは言えないかも知れないが、船の活躍とその描写がその不足を補ってあまりあり、スケールが大きくいきいきした海洋小説になっていた。安心して読める筆遣いとここ一番のところの重量感のある描写はさすがに老練の筆で、この人の受賞で時代小説に厚味が加わることは疑いない。」
黒岩重吾 17 「「海狼伝」を推す積りで出席した。最初の投票で最高点を得たので推し易かった。」「初めから終りまで熱気が溢れている。」「村上水軍をここまで描き切ったのは見事である。書き下ろし小説だと思っていたのが新聞小説だと知り更に驚かされた。」
田辺聖子 23 「意も情もよくそなわった快作である。」「戦国時代の瀬戸内海水軍については私は昏いのだが、読み終えて私はたしかに潮の匂いをかぎ、海鳴りの音を聞き、浪のしぶきが顔にあたるのを感じた。」
井上ひさし 36 「こういう仕立ての大小説の場合、主人公の魅力もさることながら脇役たちがおもしろくなければどうにもならない。しかしこの作品には小金吾という千両役者がいた。評者は、じつをいえばこの小金吾に一票を投じたのである。」
渡辺淳一 8 「きわ立った鋭さはないが、安心して読める手堅さがある。強いて不満をいえば、読物すぎて、しみじみしたものに欠けるところだが、直木賞候補八回という努力には敬意を表せざるをえない。」
山口瞳 12 「この作品に限って言えば、一番お書きになりたかったのは何だったのかという焦点が定まっていないように思った。重要人物である麗花や小金吾の死の場面でジンとくるものがなかった。」
村上元三 13 「調べたという点でも、敬服をする。」「この長篇の主人公、笛太郎、小金吾、雷三郎の三人の性格を、もっときちんと書き分けてほしかったが、これは新聞の連載小説の弱さかも知れない。」
平岩弓枝 8 「大作であり、力量からいっても、受賞は当然であろう。時代小説で海洋を舞台とする作品はそう多くはない。白石さんによって、新しい海洋小説がこれからも誕生するのではないかと、たのしみにしている。」
五木寛之 13 「大きな存在感をもって迫ってきた作家」「お二人(引用者注:山田詠美と白石一郎)が図抜けていると感じた」「直木賞候補八回という実績は、今後ともそのような作家は二度と現れることがないと思われる。」
選評出典:『オール讀物』昭和62年/1987年10月号
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文量
長篇
章立て
「将軍」「青竜鬼」「海商たち」「砦の日々」「村上海賊衆」「いくさ坊主」「海戦」「おんな海賊」「信長」「黄金丸出帆」
時代設定 場所設定
室町末期  対馬〜瀬戸内
登場人物
笛太郎(村上海賊・三島孫七郎の息子)
雷三郎(伊集院家の奴隷、のち笛太郎の友)
李伏竜(宣略将軍、海賊)
麗花(宣略将軍の養女)
能島小金吾(村上海賊衆、笛太郎の主人)




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  [H20]2008/7/11 第139回候補・和田竜 4年7ヵ月前に第29回城戸賞受賞 「同題材の先行する小説も何作かあり議論となりましたが、(略)圧倒的な高評価を得ました」  
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