直木賞のすべて
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第8回

=受賞者=
大池唯雄

=候補者=
大池唯雄
沙羅双樹


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Last Update[H19]2007/4/12

大池唯雄
Oike Tadao
生没年月日 明治41年/1908年10月30日〜昭和45年/1970年5月27日
受賞年齢 30歳3ヵ月
経歴 本名=小池忠雄。宮城県柴田郡船岡町(現・柴田町)生まれ。東北帝国大学文学部卒。
受賞歴 第19回サンデー毎日大衆文芸選外佳作(昭和11年/1936年)
第20回サンデー毎日大衆文芸入選(昭和12年/1937年)「おらんだ楽兵」
処女作 「おらんだ楽兵」(昭和12年/1937年)
サイト内リンク 小研究-記録(年少受賞)
リンク集
子サイト
「余聞と余分」内
関連記事
4件/最新は平成20年/2008年4月13日記事(このページの下部にリンクあり)
備考 平成19年/2007年3月25日まで、「兜首」の書誌情報として、
昭和42年/1967年2月・朝日新聞社刊『史談 セント・ヘレナの日本人』所収と
記載しておりましたが、
ホームページをご覧の方より
この単行本には収録されていないむね、ご指摘をいただきました。
貴重な情報ありがとうございます。
(2007.3.25記)
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あきたぐち きょうだい
秋田口の 兄弟」
(『新青年』昭和13年/1938年7月増刊号)
書誌
>>昭和42年/1967年2月・朝日新聞社刊『史談 セント・ヘレナの日本人』所収
>>昭和48年/1973年9月・講談社刊『大衆文学大系29 短篇(上)』所収
>>平成4年/1992年12月・講談社刊『歴史小説名作館12 南の風、北の涙』所収
>>平成7年/1995年5月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第六巻 秋田編』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄 23 「是とて異論なき大衆文学ではない。が、尠くとも此際、立直った直木賞の、直木賞たる本来の面目に還って、意義を改めて確立するとすれば、寧ろこう云う作品に与えて、将来の方向を示したい。」
小島政二郎 9 「「兜首」「秋田口の兄弟」共に作品としては完成品だと思わない。」
大佛次郎 10 「作のテエマから外れた余計なことに筆を用い過ぎている遺憾はあるが、この人の誠実な態度には将来を期待するところが多い。」
佐佐木茂索 6 「第一回の川口松太郎以来、直木賞は半既成作家のあとを追っている傾向を此新人によって払拭したい。」
白井喬二 13 「時流におもねらざる堂々の陣を張っている作風が宜しい。戦争の描写も絶妙とは言い難いも手堅くて雄渾だ。」
吉川英治 62 「受賞を機会に文壇的中央へ作品を贈るとなると、材料をこなす手腕は充分に認め得られるが、その史眼なり対大衆層への心がまえに、もっと広義な野望と太い線とをこの作家に持たせたいと私は思うのである。」
菊池寛   「手腕は相当だが、題目に鋭いものがなく、自分としては、甚だ不満であったが、最後の銓衡にやっと間に合ったので、今更他の候補者を物色するわけにも行かず、たゞ今年からもっと無名新進の人を採ろうと云う建前に賛成する意味で、不満ながら、黙認したのである。あの程度の人なら「サンデー毎日」や「週刊朝日」の懸賞小説の作家の中にも、いくらもいるのじゃないかと思う。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
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文量
短篇
章立て
「一」〜「一〇」
時代設定 場所設定
幕末〜明治初期  仙台領〜出羽
登場人物
大槻勇三郎(大槻家の長兄)
大槻貞太郎(同家の次男)
吉野兵太夫(同家の三男)




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かぶとくび
兜首」(『新青年』昭和13年/1938年7月号)
書誌
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成6年/1994年10月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第五巻 宮城編』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄 23 「是とて異論なき大衆文学ではない。が、尠くとも此際、立直った直木賞の、直木賞たる本来の面目に還って、意義を改めて確立するとすれば、寧ろこう云う作品に与えて、将来の方向を示したい。」
小島政二郎 9 「「兜首」「秋田口の兄弟」共に作品としては完成品だと思わない。」
大佛次郎 10 「作のテエマから外れた余計なことに筆を用い過ぎている遺憾はあるが、この人の誠実な態度には将来を期待するところが多い。」
佐佐木茂索 6 「第一回の川口松太郎以来、直木賞は半既成作家のあとを追っている傾向を此新人によって払拭したい。」
白井喬二 13 「時流におもねらざる堂々の陣を張っている作風が宜しい。戦争の描写も絶妙とは言い難いも手堅くて雄渾だ。」
吉川英治 62 「受賞を機会に文壇的中央へ作品を贈るとなると、材料をこなす手腕は充分に認め得られるが、その史眼なり対大衆層への心がまえに、もっと広義な野望と太い線とをこの作家に持たせたいと私は思うのである。」
菊池寛   「手腕は相当だが、題目に鋭いものがなく、自分としては、甚だ不満であったが、最後の銓衡にやっと間に合ったので、今更他の候補者を物色するわけにも行かず、たゞ今年からもっと無名新進の人を採ろうと云う建前に賛成する意味で、不満ながら、黙認したのである。あの程度の人なら「サンデー毎日」や「週刊朝日」の懸賞小説の作家の中にも、いくらもいるのじゃないかと思う。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
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文量
短篇
章立て
「一 川流れ」「二 眇の大将」「三 小手ノ森の合戦」「四 源五兵衛の奮戦」「五 宮森の館」「六 饗宴始末」「七 十月八日の変」
時代設定 場所設定
天正年間[戦国時代]  伊達領
登場人物
三郎八(伊達の宿将原田左馬之助の郎党)
源五兵衛(同)
伊達政宗(伊達家当主)




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よしわらつつみ あだうち
吉原堤の 仇討」(『新青年』昭和14年/1939年1月号)
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
久米正雄 23 「是とて異論なき大衆文学ではない。が、尠くとも此際、立直った直木賞の、直木賞たる本来の面目に還って、意義を改めて確立するとすれば、寧ろこう云う作品に与えて、将来の方向を示したい。」
小島政二郎 9 「「兜首」「秋田口の兄弟」共に作品としては完成品だと思わない。」
大佛次郎 10 「作のテエマから外れた余計なことに筆を用い過ぎている遺憾はあるが、この人の誠実な態度には将来を期待するところが多い。」
佐佐木茂索 6 「第一回の川口松太郎以来、直木賞は半既成作家のあとを追っている傾向を此新人によって払拭したい。」
白井喬二 13 「時流におもねらざる堂々の陣を張っている作風が宜しい。戦争の描写も絶妙とは言い難いも手堅くて雄渾だ。」
吉川英治 62 「受賞を機会に文壇的中央へ作品を贈るとなると、材料をこなす手腕は充分に認め得られるが、その史眼なり対大衆層への心がまえに、もっと広義な野望と太い線とをこの作家に持たせたいと私は思うのである。」
菊池寛   「手腕は相当だが、題目に鋭いものがなく、自分としては、甚だ不満であったが、最後の銓衡にやっと間に合ったので、今更他の候補者を物色するわけにも行かず、たゞ今年からもっと無名新進の人を採ろうと云う建前に賛成する意味で、不満ながら、黙認したのである。あの程度の人なら「サンデー毎日」や「週刊朝日」の懸賞小説の作家の中にも、いくらもいるのじゃないかと思う。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和14年/1939年3月号)
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