直木賞のすべて
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第89回

=受賞者=
胡桃沢耕史

=候補者=
連城三紀彦
高橋 治
杉本章子
山口洋子
北方謙三
塩田丸男
森 瑤子


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Last Update[H19]2007/11/4

胡桃沢耕史
Kurumizawa Koshi
生没年月日【注】 大正14年/1925年4月26日〜平成6年/1994年3月22日
受賞年齢 58歳2ヵ月
経歴 本名=清水正二郎。東京生まれ。拓殖大学商学部卒。
受賞歴・候補歴
  • 第7回オール新人杯(昭和30年/1955年下期)「壮士再び帰らず」清水正二郎名義
  • |候補| 第85回直木賞(昭和56年/1981年上期)「ロン・コン」「ロン・コンPARTII」
  • |候補| 第87回直木賞(昭和57年/1982年上期)『ぼくの小さな祖国』
  • |候補| 第88回直木賞(昭和57年/1982年下期)『天山を越えて』
  • 第36回日本推理作家協会賞[長編部門](昭和58年/1983年)『天山を越えて』
  • |候補| 第36回日本推理作家協会賞[短編および連作短編集部門](昭和58年/1983年)「主犯立たねば従犯立たず」
  • 第89回直木賞(昭和58年/1983年上期)『黒パン俘虜記』
処女作 「壮士再び帰らず」(『オール讀物』昭和30年/1955年)
サイト内リンク 小研究-記録(高齢受賞)
直木賞受賞作全作読破への道Part6
小研究-ミステリーと直木賞
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「余聞と余分」内
関連記事
25件(うち主要言及記事3件)/最新は平成26年/2014年2月2日記事(このページの下部にリンクあり)
備考
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直木賞 85回候補  一覧へ

「ロン・コン《 河で唄え》」「ロン・コンPARTII《 河に眠れ》」
(昭和56年/1981年5月・光風社出版刊『旅人よ』より)
書誌
>>昭和60年/1985年1月・徳間書店/徳間文庫『旅人よ ロン・コン<母の河で唄え>』所収
>>平成1年/1989年5月・廣済堂出版/廣済堂文庫『メコンに眠れ』所収
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他の収録作品
「父ちゃんバイク」(『オール讀物』昭和52年/1977年1月号)
「花を浮かべて」
「顫(トレモロ)音」
「熱い冬」
 
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
村上元三 6 「読んでいるうちは面白かったが、読後になにも残らないのが不満であった。この作者は作家歴も古いし、達者な筆を持つ人なのだから、次作を期待したい。」
源氏鶏太 6 「調査がゆきとどいていて、スリルがあり、主人公の生きざまが爽やかである。一切の感傷をおさえて描いてあるところもよかった。」
阿川弘之 7 「書き出しからしてキビキビした面白い物語で、起承転結もととのつてゐて、ラオス、タイの風物政情も充分知つてゐる筆づかひで、青島氏の作品に次ぐものと私は思つた。」
山口瞳 3 「面白さでは一番だったが胸に迫る一行がない。」
水上勉 0  
城山三郎 0  
五木寛之 4 「簡単に見過ごすわけにはいかない何かを感じた。」
今日出海 0  
選評出典:『オール讀物』昭和56年/1981年10月号
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文量
短篇2篇
登場人物
加納清吉郎(通称・深川の師匠、畳職人)
タケムラ・インタゴン・ユピン(逃亡日本兵の娘、ラオス人)
セイヤン(国境警備隊隊長)
ツリフォン(ユピンの仲間)
ロン・コン《母の河で唄え》
章立て
「1」〜「5」
時代設定 場所設定
同時代  バンコック〜ノンカイ〜メコン川
ロン・コンPARTII《母の河に眠れ》
章立て
「1」〜「6」
時代設定 場所設定
同時代  東京〜メコン川〜芥子畑




直木賞 87回候補  一覧へ

ちい そこく
『ぼくの 小さな 祖国』
(昭和57年/1982年3月・サンケイ出版刊)
書誌
>>昭和60年/1985年2月・サンケイ出版/サンケイ・ノベルス『ぼくの小さな祖国』
>>平成1年/1989年5月・徳間書店/徳間文庫『ぼくの小さな祖国』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
源氏鶏太 9 「まことに痛快な一種の冒険小説である。」「三人の登場人物とその家系といったようなものが、ブラジル移民の悲惨な歴史を背景にあざやかに描かれていた。私は、この作品に高点をつけた。」
水上勉 7 「筆のなめらかさと、手法の冒険には好感をもった」
村上元三 7 「導入部から中ほどまで面白くなるのか、と思っていたが、作者は終末近くから力が抜けている。この作者は、書きとばしすぎる悪い癖を直さなくてはいけない。」
山口瞳 12 「スッキリした仕上りで、まことに面白く、B級アメリカ映画の傑作という趣きがあり、こういう分野の受賞があってしかるべきだと思い、強く推したが、残念ながら票が集まらなかった。それ以前に、大ヴェテランの衰えぬ創作意欲に感動していた。」
池波正太郎 0  
阿川弘之 8 「精進ぶりは、(引用者中略)注目に値する。「ぼくの小さな祖国」は前作より劣ると見て採らなかつたけれど――。」
五木寛之 0  
選評出典:『オール讀物』昭和57年/1982年10月号
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文量
長篇
章立て
「序章」「第一章 サンパウロ」「間章 その1」「第二章 三つの家系」「間章 その2」「第三章 国境へ」「終章」
時代設定 場所設定
1979年  アルゼンチン〜ブラジル〜南米の小国など
登場人物
ぼく(語り手、無名作家)
ロドリゲス・西村(日系四世、小国の副大統領)
ジョン・中村・ウィリアムズ(ロドリゲスの用心棒、日本生まれの混血児)
カルメン(移民団員の孤児)




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てんざん
天山を 越えて』(昭和57年/1982年9月・徳間書店刊)
書誌
>>昭和60年/1985年8月・徳間書店/トクマノベルズ『天山を越えて』
>>平成1年/1989年10月・徳間書店/徳間文庫『天山を越えて』
>>平成9年/1997年11月・双葉社/双葉文庫 日本推理作家協会賞受賞作全集43『天山を越えて』
>>平成10年/1998年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『天山を越えて』(上)(下)
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし 15 「なにがなんでも物語を創りあげてみせるという力業がありました。」「構成の工夫に較べると、惜しくも文章の工夫にやや乏しく、また練り上げ不足の細部がいくつか散見され、力業がいくらか割り引かれてしまいました。」
源氏鶏太 16 「構想が雄大で、現実感に満ちていて、いくつかのどんでん返しもよく利いていた。作品の気力も充実していて、私は、この作品を推した。」
池波正太郎 19 「直木賞に豪快な冒険物語は大いに期待するところだが、はじめに主人公の生存がわかってしまっては、後の冒険にサスペンスが生まれぬ。」「では、サスペンスに代る内容の充実があるかというと、心理・言動の描写の辻褄が合わなくなってくる。」
城山三郎 8 「奔放でスケールも大きく、パンチもあった。舞台もいい。まさかと思わせる話なのだが、ドラマチックな描写もあり、読者をひきずりこんで行く。ただ細部で首をかしげさせるところがいくつかあるのが惜しい。」
阿川弘之 3 「胡桃沢耕史氏の力作にしても、あんな話し方をする日系二世はあり得ない。」
山口瞳 14 「面白さでは一番。この先輩作家の努力と闘志には頭がさがる。私が推し切れなかったのは、シルクロードや満洲浪人などについて無智であるためで、胡桃沢さんには申し訳なく思っているし、委員の資格を問われても弁解の余地はない。」
五木寛之 7  
村上元三 9 「もっと得票が得られなかったのは残念であった。この作品は細かい欠点はあるものの、大衆文学としての条件は具えているし、この作者のこれまでの作品の中でも傑出している。不運だったと言わざるを得ない。」
水上勉 12 「スケールの大きな、楽しい絵空事を目ざす労作である。」「おもしろく読んだのだが、しかし――が残った。文章もところどころ粗かったように思う。前作の方がよかったのかもしれない。」
選評出典:『オール讀物』昭和58年/1983年4月号
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文量
長篇
章立て
「一章 昭和五十六年、衛藤良丸(七十一歳)突然の失踪について。」「二章 昭和三十五年、衛藤良丸(五十歳)が、昭和八年の経験を思い出して書いた小説。某文学賞候補作品『東干』の全文。」「三章 昭和三十五年の秋、衛藤良丸(五十歳)が突然、米国の日本監視機構(GU)に呼び出された事情について。」「四章 昭和三十五年の秋、麻布狸穴にある、GUの残存機関に軟禁されて、衛藤良丸が読まされた、二つの書類。」「三章―B 昭和三十五年の秋、衛藤良丸(五十歳)が突然、米国の日本監視機構(GU)に呼び出された時の、状況の続き。」「一章―B 昭和五十六年、衛藤良丸(七十一歳)突然の失踪についての記述の続き。」
時代設定 場所設定
同時代〜昭和初期  東京〜中国・ウルムチ〜天山山脈など
登場人物
衛藤良丸(無名作家、元上等兵)
犬山由利(ホテル経営者の娘)
馬仲英(東干民族の若き指導者)
馬希戎(東干の将軍)
アーサー・カマル(アメリカ人スパイ、由利の恋人)
アブドラ(カマルの従者)




直木賞 89受賞  一覧へ

くろ ふりょき
黒パン 俘虜記』(昭和58年/1983年5月・文藝春秋刊)
書誌
>>初出『オール讀物』昭和56年/1981年12月号、昭和57年/1982年4月号、昭和58年/1983年1月号、昭和58年/1983年6月号/五章以下書き下ろし
>>『オール讀物』昭和58年/1983年10月号
>>昭和61年/1986年1月・文藝春秋/文春文庫『黒パン俘虜記』
>>昭和63年/1988年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『黒パン俘虜記』(上)(下)
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳 15 「ポルノのシミショウ(清水正二郎)から冒険小説の胡桃沢耕史への転身は容易なことではなかったはずだ。この痛快活劇の手法でもって「俘虜記」を書いたところに新味が生じた。」「とにかく面白い。爽快感がある。これは直木賞に求められていた一分野であることを疑わない。」
池波正太郎 13 「私はこの作を買っていない。」「この人には自分の作品に対する、もっとも肝心なものが欠けている。小説としての〔真実〕がないのである。ゆえにフィクション、ノン・フィクションにかかわらず〔こしらえもの〕になってしまうのだろう。」
井上ひさし 21 「主人公がいくら単純でも無邪気でもかまわないが、それを見つめている作者に、主人公を戦場へ引きずり出した国家や、主人公にこれほどの苦しみを強いる戦争に対する勘考がほとんどない。このことにかすかに不審の念をいだいた。ただしこの気持は、作者の物語づくりにかける執念に圧倒されて、ときおりどこかへ消え去ってしまうのであるが。」
水上勉 41 「他委員の票数も多く、満足したが、多少気にかかった文章の粗さが云々された。」「頁を追うほど興味がつのった。凡手でない。荒語りといっていい。正しくこれは兵卒が地べたから見た俘虜記である。」「ああ、戦争はいやだな、とつくづく思わせるのである。そういう感想は、過去の胡桃沢さんの候補作からは得られなかった。」「長い精進の日日も思われて、授賞に賛成する側にまわった。」
源氏鶏太 14 「俘虜としての体験を克明に描いていて感動した。」「感傷をまじえず、時にユーモラスに、過不足なく書きつくしている。過去の実情からしても当然の受賞であろう。」「苦節四十年。心からおめでとうといいたい。」
村上元三 10 「相変らず文章が荒っぽいし、欠点がいくつも目立った。だがこの作品は、作者の胸の中にあるものを残らず吐き出したのだと思うし、こんどを逃しては受賞の機会はないだろう。これからの作品の新しい展開を期待し、従来の実績を加えて、受賞作に推した。」
五木寛之 0 「紙数がつきたので別な場所で感想を述べたい。」
城山三郎 15 「胡桃沢氏の作品の持味は、天馬空を行くが如き奔放さに在った。」「ただ、今回の作品は自伝風のもの。(引用者中略)氏のいつもの持味がうすれ、一応の出来にとどまっている。」「十分筆力もある人だけに、この作で受賞されることは、氏の本懐ではないのではないか。」
選評出典:『オール讀物』昭和58年/1983年10月号
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文量
長篇
章立て
「一章 独裁者の約束」「二章 白い行進」「三章 俘虜たちの休日」「四章 われ暁に祈るまじ」「五章 国境の夜」「六章 家畜列車」「七章 最後の審問」「八章 祖国への船路」
時代設定 場所設定
太平洋戦争戦後  蒙古共和国〜オホーツク海岸港町〜函館
登場人物
ぼく(語り手、現地召集の乙種幹部候補生)
赤穂の小政(捕虜内での新支配者)
吉村少佐(本名・池田、元憲兵曹長、捕虜内での暴君)




ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
  [H26]2014/2/2 池波正太郎〔選考委員〕VS 落合恵子〔候補者〕…臆せずに迎合せずに、賛成か反対かをはっきり言う。選考委員として当然のこと。  
  [H25]2013/11/17 城山三郎〔選考委員〕VS 胡桃沢耕史〔候補者〕…揉めゴトの好きなまわりの注視を浴び、直木賞史上最大の辞任ニュースを引き起こす。  
  [H25]2013/10/20 山口瞳〔選考委員〕VS もりたなるお〔候補者〕…せっかく推したけど味方なし、の悲哀、いくたびも。  
  [H25]2013/8/11 水上勉〔選考委員〕VS 連城三紀彦〔候補者〕…火花散る、「人間を描け」派 VS ミステリー界の逸材との闘い。  
  [H25]2013/6/2 小野詮造(文藝春秋新社・事業調査部長→『オール讀物』編集長) 50年代の「直木賞黄金時代」の中枢にいた名部長、名編集長。  
  [H25]2013/5/5 豊田健次(『別冊文藝春秋』編集長→『オール讀物』編集長) 文芸編集者として直木賞を最大限に活用するとともに、「文芸編集者のための直木賞」をつくり上げる。  
  [H25]2013/4/21 大竹延(南北社社長) 1960年代、新進作家の背中を押すいっぽうで、売れないはずの「大衆文学研究」分野に挑戦。  
  [H24]2012/11/4 北上次郎(ミステリー評論家) 「直木賞をとったものには、もう興味ない」。というのは、直木賞病のひとつの症状です。  
  [H24]2012/8/5 百目鬼恭三郎(朝日新聞学芸記者) 「直木賞」ネタをうまく活用した、あざやかな文章芸でブイブイ言わす。  
  [H24]2012/1/1 青島幸男(第85回 昭和56年/1981年上半期受賞) 直木賞47年目にしてはじめて話題性だけで売れた記念碑的受賞作。  
  [H23]2011/4/3 日本冒険小説協会大賞 賞を形容する言葉はいろいろあれど、「熱くて清い」文学賞といえば、これ。  
  [H23]2011/1/2 オール讀物新人賞 直木賞に直結した予備選考機関としてのお役目、お疲れさまでした。  
  [H22]2010/9/5 夏目漱石賞 誰が言ったか「1回きりで終わった賞」。……しかし、それでは済まない男が一人。  
  [H22]2010/4/11 直木賞とは……雑誌に連載をもって、いくつも賞をとって。そしてようやくとれる「文壇の頂点」。――青山剛昌『名探偵コナン』より「祭りの夜」「アリバイは完璧!?」「写真のワナ」  
  [H21]2009/12/13 直木賞とは……直木賞をとれなかった経験が一篇の渾身作を生む。そしてそれが、また候補になる。お見事。――胡桃沢耕史『天山を越えて』  
  [H21]2009/11/22 直木賞とは……「候補作家」の肩書は、政治家をめざす者には、アクセサリーとしてはちょうどいい。――豊田行二「太陽への挑戦者――小説・糸山英太郎」  
  [H21]2009/9/20 直木賞とは……文壇に出るためにどうしても欲しい賞。芥川賞候補を辞退してでも。――柴田錬三郎「わが青春無頼帖」  
  [H21]2009/5/24 迷惑と心配をかけた家族のために、お父さんは40歳をすぎてから書き始めました。 第110回候補 小嵐九八郎『おらホの選挙』  
  [H21]2009/5/10 この無冠の士の前を、直木賞もやっぱり素通り。そのかわり半年で700万円を落としていきました。 第87回候補 飯尾憲士「自決」  
  [H20]2008/10/5 ホラー小説の隠れた名篇。どだい、込められた怨念の深さが違います。 第70回候補 安達征一郎「怨の儀式」  
  [H20]2008/7/20 まさに直木賞が逸した長蛇の代表格。山口瞳に深ーく未練を残させる。 第95回候補 隆慶一郎『吉原御免状』  
  [H20]2008/2/3 黒岩重吾の世界  
  [H19]2007/12/2 翔んでる人生  
  [H19]2007/9/9 SF奇書天外  
  [H19]2007/8/5 日本ミステリー進化論 この傑作を見逃すな  
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