直木賞のすべて
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第79回

=受賞者=
色川武大
津本 陽

=候補者=
泡坂妻夫
深田祐介
小檜山 博
谷 恒生
小林信彦
若城希伊子


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Last Update[H19]2007/11/4

津本陽
Tsumoto Yo
生没年月日 昭和4年/1929年3月23日〜
受賞年齢 49歳3ヵ月
経歴 本名=津本寅吉(ツモト・トラヨシ)。和歌山県生まれ。東北大学法学部卒。
受賞歴 和歌山県文化賞(平成5年/1993年)
第29回吉川英治文学賞(平成7年/1995年)『夢のまた夢』
紫綬褒章(平成9年/1997年)
個人全集 『津本陽歴史長篇全集』全28巻(平成10年/1998年12月〜平成13年/2001年3月・角川書店刊)
直木賞
選考委員歴
第113回〜第135回(通算11.5年・23回)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part3
リンク集
子サイト
「余聞と余分」内
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1件/最新は平成19年/2007年12月23日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 56回候補  一覧へ

おか いえ
丘の 家」
(『VIKING』188号[昭和41年/1966年7月])
書誌
>>『オール讀物』昭和42年/1967年4月号
>>昭和54年/1979年8月・中央公論社刊『恋の涯』所収
>>昭和57年/1982年8月・中央公論社/中公文庫『恋の涯』所収
>>平成11年/1999年9月・講談社刊『津本陽自選短篇20』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
柴田錬三郎 0  
松本清張 8 「ママさんがかなり描けているのに、ほかの娼婦たちがかすんでいるのは、観察者になっている主人公の甘さのせいである。」
源氏鶏太 4 「お菊さんという女主人公の異常さがよく描けているが、どこかパンチに欠けている。」
海音寺潮五郎 7 「いずれも面白く読んだ。」「お菊さんの描出(引用者中略)に感心した。」
村上元三 4 「お菊という女がもっと描けていれば面白いのに、わたしという人間が無性格なので損をしている。」
今日出海 0  
川口松太郎 0  
水上勉 5 「なるほど心をうつところがあるにしても、いささかつっこみが足りないし、主人公もいい子になっている。」
中山義秀 11 「これだけに私は、文学性のある一種の流露感をくみとった。不自然な作為を、ことさらに強調していないのがよい。」「その将来の探求と発展に私は期待をよせている。」
選評出典:『オール讀物』昭和42年/1967年4月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
昭和25年/1950年頃  仙台市郊外
登場人物
私(語り手、遠山健二、大学生)
深谷菊(丘の家の女主人)
速水宏(私の親類)
速水玲(宏の妹、私の片思いの相手)
吉川(丘の家の間借人)
柴田(丘の家の間借人、P・X勤務)




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じんじゅう うみ
深重の 海」
(『VIKING』292号〜328号[昭和50年/1975年4月〜昭和53年/1978年4月])
書誌
>>昭和53年/1978年8月・新潮社刊『深重の海』
>>昭和57年/1982年12月・新潮社/新潮文庫『深重の海』
>>平成5年/1993年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『深重の海』(上)(下)
>>平成11年/1999年3月・角川書店刊『津本陽歴史長篇全集 第1巻 深重の海』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
水上勉 24 「候補作品中群をぬく重さである。」「ずしりと持ち重りのする作品というものの少ない季節ゆえ、捨てがたく、最後までのこし、授賞二作を選ぶとなればこれだと、賛成にまわった。」
村上元三 4 「いささか長すぎるとも思うが、重量感はあった。器用な作品ではないものの、この生まじめさは買いたい。」
司馬遼太郎 14 「上手な小説でもないが、主題への骨太い実直さと、それと無縁ではない現実感のおびただしい累積が、ロシアの画家の不器用なデッサンを見るような迫力を感じさせた。」
城山三郎 14 「スケールもあり、時代のゆるやかなうねりを、細密画のようにていねいに描いている。」「ただし、これほどまで方言で塗りかためる必要があるかどうか、読みにくさが難。」
川口松太郎 6 「「深重の海」のように性根を据えて取り組むか(引用者中略)いずれにもせよ机の上で考えただけでは駄目だという事実は決定的である。」
五木寛之 6 「私の中では、色川武大、小林信彦、深田祐介、津本陽、の四氏が残った。」
源氏鶏太 11 「出色の作品であった。いってみれば地方在住の無名作家の授賞は、私にとっても会心のことであった。」
今日出海 16 「一番読み応えがあった。ただ方言が多く、一般の読者には読みづらいのではないか。」「作者の迫力と重厚な熱意とが、作品の重力となり、この作品を推す人が多かった。当然のことである。」
選評出典:『オール讀物』昭和53年/1978年10月号
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文量
長篇
章立て
「一章」〜「十二章」「終章」
時代設定 場所設定
明治  和歌山太地湾
登場人物
孫才次(鯨方の漁師)
ゆき(孫才次の幼なじみ)
弥太夫(孫才次の父親)
覚吾(旧名・和田伊織、鯨方棟梁)
金右衛門(山旦那)




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