直木賞のすべて
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第76回

=受賞者=
三好京三

=候補者=
西村寿行
有明夏夫
三浦 浩
宮尾登美子
皆川博子
広瀬仁紀


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Last Update[H19]2007/11/4

三好京三
Miyoshi Kyozo
生没年月日【注】 昭和6年/1931年3月27日〜平成19年/2007年5月11日
受賞年齢 45歳9ヵ月
経歴 本名=佐々木久雄。岩手県生まれ。慶応義塾大学文学部(通信教育)卒。
受賞歴 第41回文學界新人賞(昭和50年/1975年)「子育てごっこ」
処女作 「子育てごっこ」(『文學界』昭和50年/1975年12月号)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part5
子サイト
「余聞と余分」内
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2件/最新は平成20年/2008年4月27日記事(このページの下部にリンクあり)
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こそだ
子育てごっこ』(昭和51年/1976年11月・文藝春秋刊)
書誌
>>昭和54年/1979年12月・文藝春秋/文春文庫『子育てごっこ』
>>平成4年/1992年9月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『子育てごっこ』(上)(下)
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収録作品の書誌
子育てごっこ
>>初出『文學界』昭和50年/1975年12月号+『文學界』昭和51年/1976年5月号「申し子」
>>平成5年/1993年8月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第四巻 岩手』所収
親もどき<小説・きだみのる>
>>初出『別冊文藝春秋』137号[昭和51年/1976年9月]
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
水上勉 36 「作者の目は、よくゆきとどき、狡くて、かしこくて、おしゃまで、手に負えぬ少女をよく描き、教師夫妻の受け身な心理も、おもしろく納得できた。」「この作者の心田を買った。とにかく温かい。」「東北の寒地にこういう文学が芽をふいたことが嬉しい。」
川口松太郎 17 「「子育てごっこ」だけが小説らしい小説だった。モデルのある作品なのでモデルの人物論から始まった批判は、作家にとって気の毒だった。」「入賞したのは当然だったし、よかったと思う。」「教育出身者の一つの型の中に落ちないように要心して欲しい。」
今日出海 20 「多数決の結果ではあるが、この結果に不満を表明するいわれは毫もない。」「自然児の面倒を見る教師夫妻の善良さが私には倫理的な意味でなく美しかった。作品も素直な佳品であったことに違いはない。」
村上元三 6 「モデルで得をしているし、文章も素直だが、職業作家として立って行ける新人を選ぶのが直木賞の条件とすると、いまだに疑問が残る。」
柴田錬三郎 20 「出来ばえを、否定はしない。しかし、この作品は、“きだ・みのる”という奇人が実在したからこそ、つくられたのであり、一応まとまっている、というだけで、私には、一片の感動さえなかった。」
司馬遼太郎 15 「小説としての完成度も高く、何賞であれ、十分受賞に値する作品とおもわれた。」
源氏鶏太 12 「授賞に反対だった訳ではない。終始、好意をもって読んだし、読了後の爽やかさも格別であった。」「ただ、芥川賞と直木賞の区別がある以上、すくなくとも直木賞的でないと、初めから別にしていた。」
石坂洋次郎 22 「私はその作品のモデルらしい文学者の噂話を聞いたことがあったので、多少の興味はそそられたが、本賞として選ぶわけにはいかなかった。」「文学作品として選べる筋合いのものではなかったのである。」
松本清張 29 「今回の候補作品中で小説になっているのはこれだけであり、作家を感じさせたのもこれだけである。」「ヘタな「純文学」のように平板乾燥にならないのは、わたしもその一端を垣間見ているモデルの奇矯さもさることながら作者の構成の腕である。」「はじめはその虚構性の稀薄さに直木賞的でないという一抹の危惧もあったが、受賞には全面的に賛成した。」
選評出典:『オール讀物』昭和52年/1977年4月号
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文量
中篇集
子育てごっこ
章立て
「第一章」「第二章」
時代設定 場所設定
[同時代]  東北の山村
登場人物
信吉(小学校分校の教師)
容子(信吉の妻)
星沢(放浪画家)
吏華(通称リリ、星沢の孫娘)
親もどき<小説・きだみのる>
章立て
「一」〜「十四」
時代設定 場所設定
[同時代]  岩手県
登場人物
わたし(語り手、佐々木久雄、小学校分校の教師)
妻(わたしの妻)
佐々木裕美(わたしの養女)
きだみのる(放浪作家)




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