直木賞のすべて
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第67回

=受賞者=
綱淵謙錠
井上ひさし

=候補者=
筒井康隆
阿部牧郎
加藤善也
桂 英澄
難波利三
有明夏夫
小山史夫


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Last Update[H19]2007/11/4

綱淵謙錠
Tsunabuchi Kenjo
生没年月日【注】 大正13年/1924年9月21日〜平成8年/1996年4月14日
受賞年齢 47歳9ヵ月
経歴 旧樺太生まれ。東京大学文学部卒。
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part3
子サイト
「余聞と余分」内
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1件/最新は平成20年/2008年2月17日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 67受賞  一覧へ

ざん
斬』(昭和47年/1972年5月・河出書房新社刊)
書誌
>>初出『新評』昭和46年/1971年2月号〜昭和47年/1972年2月号
>>昭和50年/1975年11月・文藝春秋/文春文庫『斬』
>>昭和59年/1984年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『斬』(上)(中)(下)
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
司馬遼太郎 35 「作品以前の創作態度の重厚さが、作品のなかにまで露わなほどに出ていて、読後いい作品に接したよろこびよりも、いまの世にこういう大真面目な創作態度をもつひとがいたのかという感動のほうが大きかった。」
大佛次郎 50 「稀れに見る優れた大作だと、敬意を覚えた。」「古代の流血劇ではなく、それから蝉脱したシェクスピアの作中の諸性格の重苦しい運命さえ感じさせる綿密で極めて自然な運びである。」
石坂洋次郎 20 「時勢の進展と共に、罪人の首を斬る自分の家業に自信を喪失していく主人公の心理は、小説の中でも新しい分野のものだと思った。」
水上勉 10 「めぐりあった題材を丹念にしあげて、その重厚さは候補作中で群をぬいたが、たとえば、素伝の心理の書き込みに不足している点が私に不満であった、だが、これとて堂々と受賞していい面目である。」
川口松太郎 13 「いい作品だと思った。」「今まで誰も扱った事のない罪人の首を斬る瞬間のなまなましさがよく描けている。(引用者中略)その意味でもエポックな作品であった。」
源氏鶏太 8 「重厚な力作であった。」「ただ私にはいちばん凄い筈の最後の自分の弟を斬るところに嘘が感じられた。」
今日出海 9 「作品の質量ともにいかにも受賞作品の貫禄を備えて、堂々としていた。」
柴田錬三郎 11 「べつに、私には異論はなかった。」「全力投球の力作」「欠点はある。(引用者中略)肝心の悪女素伝のおそろしさが、全く描けていない」
村上元三 12 「こつこつと資料を漁った上でないと作品の書けない人だろうが、この「斬」は、資料が作品の中で消化し切れていない。しかし、こういう型の直木賞作家を得たのは、久しぶりのことであった。」
松本清張 15 「私はもう一回見送ってあとを待ちたかった。」「資料と小説的な描写とがどうもしっくり融合していない。」「資料に対するもう一つの追及と発見をも望みたい。」
選評出典:『オール讀物』昭和47年/1972年10月号
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文量
長篇
章立て
「1」〜「31」
時代設定 場所設定
幕末〜明治  江戸〜東京
登場人物
山田浅右衛門吉利(七代目、試刀家、首斬り役)
吉亮(吉利の三男)
素伝(吉利の後妻)
吉豊(吉利の長男)
在吉(吉利の次男)
真吉(吉利の四男)




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  [H20]2008/2/17 直木賞作家 今官一先生と私  
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