直木賞のすべて
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第36回

=受賞者=
今 東光
穂積 驚

=候補者=
村松 喬
赤江行夫
木山捷平
熊王徳平
池波正太郎
小沼 丹
石野径一郎


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Last Update[H19]2007/11/4

今東光
Kon Toko
生没年月日【注】 明治31年/1898年3月26日〜昭和52年/1977年9月19日
受賞年齢 58歳9ヵ月
経歴 神奈川県生まれ。関西学院中等部中退。
処女作 「軍艦」(大正13年/1924年)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part5
小研究-記録(高齢受賞)
リンク集
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「余聞と余分」内
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直木賞 36受賞  一覧へ

ぎん
「お 吟さま」(『淡交』昭和31年/1956年1月号〜12月号)
書誌
>>昭和32年/1957年2月・淡交社刊『お吟さま』
>>昭和32年/1957年9月・大日本雄弁会講談社刊『お吟さま』
>>昭和33年/1958年☆月・講談社/ロマン・ブックス『お吟さま』
>>昭和35年/1960年11月・新潮社/新潮文庫『お吟さま』
>>昭和35年/1960年☆月・角川書店/角川文庫『お吟さま』
>>昭和41年/1966年☆月・東都書房刊『現代文学 今東光集』所収
>>昭和43年/1968年9月・講談社刊『お吟さま』
>>昭和44年/1969年2月・集英社刊『日本文学全集59 今東光・今日出海集』所収
>>昭和44年/1969年7月・河出書房新社刊『国民の文学17 今東光』[カラー版]所収
>>昭和47年/1972年12月・集英社刊『日本文学全集59 今東光・今日出海集』[豪華版]所収
>>昭和48年/1973年6月・読売新聞社刊『今東光代表作選集 第5巻』所収
>>昭和53年/1978年4月・淡交社刊『お吟さま』[5版]
>>昭和62年/1987年10月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『お吟さま』
>>平成8年/1996年1月・講談社/大衆文学館『お吟さま』所収
>>平成10年/1998年11月・リブリオ出版/ポピュラー時代小説第8巻『今東光集 大きな活字で読みやすい本』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井伏鱒二 3 「今東光氏はいつだって嚢中の錐ではないかと思った。」
木々高太郎 34 「大衆文学に一新生命を拓いているとみるのは、推理や考証の結果、そのテーマがきまり、歴史上の疑問をはらんでいる作品が、大衆文学となるとは思っていなかったので、私は、そうみるのである。」
永井龍男 8 「今東光氏は、直木賞候補としてはすでに不適格だと思います。」「今氏の場合だけは、作品の価値如何にかかわらず、反対したいと思います」
村上元三 13 「今東光氏のような、作家としても古い経歴を持つ人に、いまさら直木賞を上げても、と思うし、」「今東光氏の作品としては、それほどすぐれたものとは思えない。」
川口松太郎 41 「今となっては東光を知る者も少なく、新人同様の地位であり、再出発の「お吟さま」も棄て難い作品だと思った。」「東光よ。旧友の幸福を念ずる愛情を率直に受けよ。」
吉川英治 41 「三十年近くも文壇外にいて、活字に見なかった人である。私はむしろその事に意味があるとおもった。」「たしかにこの人は何十年も物は書かないでも何かを蓄積していたことが分るのである。」
大佛次郎 10 「精踈のむらがあるのは連載物だったせいだろうが、老熟した作家のものと称せざるを得ぬ。」「この作品にしても群を抜いて肉が厚い。」
小島政二郎 16 「こんなもので今東光がほめられては可哀相な気がした。」「(引用者注:『中央公論』に載った)「闘鶏」は、今東光の傑作であるばかりでなく、最近での文壇第一の傑作だと思う。」
選評出典:『オール讀物』昭和32年/1957年4月号
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文量
長篇
章立て
「その一」〜「その十二」
時代設定 場所設定
戦国  堺〜大坂近辺
登場人物
わたくし(語り手、お吟の奉公人)
お吟(千利休の義娘)
千利休(茶道の大宗匠)
秀吉(太閤)
高山右近(キリシタン大名)




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