直木賞のすべて
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第32回

=受賞者=
梅崎春生
戸川幸夫

=候補者=
梅崎春生
邱 永漢
飯沢 匡
原田種夫
石川桂郎
中村八朗
永瀬三吾
小田仁二郎
南條範夫


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Last Update[H18]2006/12/14

戸川幸夫
Togawa Yukio
生没年月日【注】 明治45年/1912年4月15日〜平成16年/2004年5月1日
受賞年齢 42歳9ヵ月
経歴 佐賀県生まれ。山形高理科中退。
受賞歴 第1回新鷹会賞(昭和29年/1954年)「高安犬物語」
サンケイ児童出版文化賞(昭和37年/1962年)
第15回サンケイ児童出版文化賞(昭和43年/1968年)『子どものための動物物語』全10巻
第28回芸術選奨文部大臣賞(昭和52年/1977年度)『戸川幸夫動物文学全集』全15巻
紫綬褒章(昭和55年/1980年)
第27回児童文化功労者(昭和60年/1985年)
勲三等瑞宝章(昭和61年/1986年)
処女作 「高安犬物語」(『大衆文藝』昭和29年/1954年12月号)
個人全集 『戸川幸夫動物文学全集』全10巻(昭和40年/1965年〜昭和41年/1966年・冬樹社刊)
『戸川幸夫動物文学全集』全15巻(昭和51年/1976年〜昭和52年/1977年5月・講談社刊)
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4件/最新は平成20年/2008年3月30日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 32受賞  一覧へ

こうやすいぬものがたり
高安犬物語」(『大衆文藝』昭和29年/1954年12月号)
書誌
>>昭和31年/1956年6月・新潮社/小説文庫『高安犬物語』所収
>>昭和31年/1956年12月・大日本雄弁会講談社/ロマン・ブックス『直木賞作品集 第4』所収
>>昭和34年/1959年9月・新潮社/新潮文庫『高安犬物語』所収
>>昭和39年/1964年☆月・偕成社/ジュニア版日本文学名作選『熊犬物語』所収
>>昭和42年/1967年2月・国土社刊『戸川幸夫・子どものための動物物語 高安犬物語』所収
>>昭和42年/1967年3月・講談社刊『世界動物小説集 ロッキーの蒼鷹』所収
>>昭和46年/1971年3月・主婦と生活社刊『戸川幸夫動物文学選集4 高安犬物語』所収
>>昭和51年/1976年☆月・講談社刊『戸川幸夫動物文学全集1』所収
>>昭和57年/1982年3月・金の星社/日本の文学28『高安犬物語』所収
>>昭和60年/1985年4月・埼玉福祉会/大活字本シリーズ『高安犬物語(上)』所収
>>昭和63年/1988年4月・講談社刊『少年少女日本文学館 第29巻 強力伝/高安犬物語』所収
>>昭和63年/1988年11月・国土社/手のり文庫『高安犬物語』
>>平成1年/1989年8月・小学館刊『昭和文学全集 第32巻』所収
>>平成4年/1992年9月・全国学校図書館協議会刊『高安犬物語』所収
>>平成6年/1994年4月・リブリオ出版/大きな活字で読みやすい本『文学賞受賞・名作集成 第7巻 直木賞篇』所収
>>平成6年/1994年7月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第七巻 山形』所収
>>平成6年/1994年9月・小学館/地球人ライブラリー『高安犬物語/爪王』所収
>>平成14年/2002年9月・光文社/光文社文庫『男たちの凱歌 新鷹会・現代小説傑作選』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井伏鱒二 19 「羨むべき想像力の所産、または詩情ゆたかな経験談だと読後に思った。」
村上元三 12 「この人がこれから書くであろう一連の動物を扱った作品は、大衆文学に新風を吹き込むものとして、期待していいと信ずる。」
永井龍男 6 「全篇にただよう若さがたのしかった。」「雑文疲れの見えない筆力も同時に心強かった。」
木々高太郎 13 「躊躇なく僕は一票を投ずる。」「まだ商売人のように高をくくったところの少しもない、聞くと新聞社には長いという話だが、すれていない作品の人柄をも感じさせる。」
小島政二郎 36 「最後まで息もつかせない。最後のチンの剥製の描写はペーソスがあっていゝ。」「私は、この作品を得たことを喜んでいる。」
川口松太郎 11 「手がたくまとまった作品で描写力もすぐれ、材料も面白かったが、特殊な材料の面白さは、一作品の成功にとどまる危険も多い。」
吉川英治 21 「作者自身の才気らしいものをこの作品は少しも筆にひけらかしていない。」「この作品を見出したとき、ぼくは何か期待していた岩盤の露呈に行き会ったという感じがした。」
大佛次郎 6 「この作品は優れているし、ふたりの作家は、将来をいよいよ楽しみに期待出来る。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和30年/1955年4月号)
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文量
短篇
章立て
「一」〜「八」
時代設定 場所設定
[昭和初期]  山形県
登場人物
私(語り手、田沢、旧制山形高校の学生)
尾関(私の学友)
吉蔵(通称吉、猟師、チンの飼い主)
チン(高安犬)




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