直木賞のすべて
直木賞のすべて

第18回

=受賞者=
森 荘已池

=候補者=
劉 寒吉
原田種夫
龍膽寺 雄


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Last Update[H20]2008/6/1

森荘已池
Mori Soichi
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生没年月日【注】 明治40年/1907年5月3日〜平成11年/1999年3月13日
受賞年齢 36歳9ヵ月
経歴 本名=森佐一。岩手県生まれ。東京外国語大学ロシア語科中退。
受賞歴 第12回芥川賞候補(昭和15年/1940年)『店頭』
第4回宮沢賢治賞(平成6年/1994年)
処女作 『店頭』(昭和15年/1940年11月・三芸書房刊)
子サイト
「余聞と余分」内
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3件/最新は平成21年/2009年10月18日記事(このページの下部にリンクあり)
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つらら
氷柱」
(昭和15年/1940年11月・三芸書房刊『店頭』より)
芥川賞 芥川賞 12回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
佐藤春夫 0  
横光利一 0  
室生犀星 0  
小島政二郎 9 「「店頭」の中では、「氷柱」と「近郊盗人伝」とを面白く読んだ。この作者の官能のねばッこさは異常である。私に云わせれば描かれた場面が、立体的に起き上って来ないのが弊だと思う。私は作者に、東北弁の芸術化を慫慂したい。」
瀧井孝作 5 「一種の感覚派の作品と云いたいような、観察に、詩人らしいような鋭い感覚があり、描き出されたものは感覚的ではあるが、何か美しい感じで頭に沁みた。感覚的であるだけに脆弱な所は欠点かと思われた。」
川端康成 3 「作者の才質は見るべきだが、急所で力が盛り上らない。平板である。」
宇野浩二 5 「無手勝流のような面白さがあるけれど、その面白さに浮わついたところがあって、安心できない。」
佐佐木茂索 0  
選評出典:『芥川賞全集 第三巻』昭和57年/1982年4月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和16年/1941年3月号)
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直木賞 18受賞  一覧へ

やまばたけ
山畠」(『文藝讀物』昭和18年/1943年12月号)
書誌
>>平成5年/1993年8月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第四巻 岩手』所収
>>平成16年/2004年7月・メディアファクトリー/ダ・ヴィンチ特別編集7『消えた受賞作 直木賞編』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
吉川英治 12 「後味の良さが中々捨て難い。」「少し骨格の細い点が聊か不満である。」
獅子文六 9 「直木賞文学として必要なウソ(憧憬といってもいゝ)や面白さ(これも別の言葉でいえる)が、足りぬように思った。」
中野実 10 「曠野へ旭日を仰ぎに出て、たまたま野菊を一本見つけた。(引用者中略)その意味で、私は「蛾と笹舟」を採る。」
濱本浩 9 「現時の情勢と条件のもとには、これ以上の完璧を望み得ないと考え、推薦した次第である。」
井伏鱒二 12 「二つとも穏健平明で、決して姑息なるところがない感じである。敢て大きく見せようとする加工の跡がなくて清潔であると思った。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年12月号再録(初出:『文藝春秋』昭和19年/1944年3月号)
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
昭和18年/1943年  岩手県
登場人物
榊原仁吉(橋場電気軌道会社駅長)
トキ子(仁吉の妻・故人)
榊原義介(仁吉の次弟、小麦試験場技師)
榊原礼三(仁吉の三弟、医師)




直木賞 18受賞  一覧へ

ささぶね
蛾と 笹舟」(『オール讀物』昭和18年/1943年7月号)
書誌
>>『オール讀物』平成1年/1989年臨時増刊号<直木賞受賞傑作短篇35>[3月]
>>平成16年/2004年7月・メディアファクトリー/ダ・ヴィンチ特別編集7『消えた受賞作 直木賞編』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
吉川英治 12 「後味の良さが中々捨て難い。」「少し骨格の細い点が聊か不満である。」
獅子文六 9 「直木賞文学として必要なウソ(憧憬といってもいゝ)や面白さ(これも別の言葉でいえる)が、足りぬように思った。」
中野実 10 「曠野へ旭日を仰ぎに出て、たまたま野菊を一本見つけた。(引用者中略)その意味で、私は「蛾と笹舟」を採る。」
濱本浩 9 「現時の情勢と条件のもとには、これ以上の完璧を望み得ないと考え、推薦した次第である。」
井伏鱒二 12 「二つとも穏健平明で、決して姑息なるところがない感じである。敢て大きく見せようとする加工の跡がなくて清潔であると思った。」
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年12月号再録(初出:『文藝春秋』昭和19年/1944年3月号)
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  ある街
登場人物
私(語り手、質屋)
英子(私の妻)
謹一(妻の甥、海軍大尉)
父(英子の父、謹一の祖父、胃癌で病死)




ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
  [H21]2009/10/18 直木賞とは……受賞後に書きつづけることができないと、自嘲の対象になる。――岡田誠三『定年後』  
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