直木賞のすべて
直木賞のすべて
ようこそ、いらっしゃいました。

日本で最も有名な大衆文芸賞「直木賞」の非公式サイトです。
直木賞に関するさまざまな資料、情報を集めてご紹介しています。


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毎度お越しいただきありがとうございます。

「直木賞」とは何か?

当サイトから誕生した本―過去の受賞作のアンソロジー
  • 『消えた受賞作 直木賞編』(平成16年/2004年7月・メディアファクトリー刊)
  • 『消えた直木賞 男たちの足音編』(平成17年/2005年7月・メディアファクトリー刊)

  • 子サイト 芥川賞のすべて・のようなもの


    大衆選考会へ大衆選考会、投票受付を終了しました。

    いつもどおり、平成20年/2008年12月1日〜平成21年/2009年5月31日を対象期間とする今期の直木賞の行方を、みなさんにうらなってもらう大衆選考会を、わずか1か月ほどですが実施いたしました。こんなちっぽけなサイトの企画に勇気をもって投票してくださったみなさま、ありがとうございました。次回は半年後、平成21年/2009年12月頃からの開催の予定です。


    ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分


    新情報
    平成21年/2009年
    8月22日
    『オール讀物』9月号発売。
    第141回の決定発表と、各選考委員の選評が掲載されている
    『オール讀物』(特別定価940円)が発売されました。

    全般的な内容は「第141回 選評の概要」にまとめましたので、
    そちらをご参照ください。

    渡辺淳一さん不満横溢の、中山義秀ばりショート選評とか、
    宮城谷昌光さんの難解文学論(って今回はやや平易にシフトしてますけど)とか、
    井上ひさしさん働きすぎだぜ人の倍ちかいロング選評とか、
    宮部みゆきさんフォローに継ぐフォローで埋め尽くされたハートフルエッセイとか、
    おなじみの顔とおなじみの選評が並んでいて、ほっとします。

    そのなかで、北村薫さんの受賞作『鷺と雪』は、受賞作だっつうのに、
    ベタ褒めした選考委員が、浅田次郎北方謙三ぐらいしかいない、
    っていうのが、今回の選評全体の特徴でしょう。

    選考会での実態は、たぶん五木寛之さんが(なぜか客観的に)書いているとおりだったんだろうな。
    紆余曲折のすえ、受賞作は北村薫さんの『鷺と雪』にきまった。これまでの安定した実績を踏まえて積極的に推す声もあり、また全面的に否定する声もあったが、受賞作にはそれなりの理由がある、というのが一貫した私の実感である。すんなりと圧倒的な支持で受賞しなかった、ということも、その作家の才能の一つなのだ。北村薫という書き手の存在感が、選考会を圧倒したともいえる、今回の直木賞だった。
    「すんなりと圧倒的な支持で受賞しなかった、ということも、その作家の才能の一つなのだ」とは、
    出ました! 五木さんお得意の「モノは言いよう」節。

    そんなこと言い始めたら、「10人全員が圧倒的な否定で落とした、ということも、その作家の才能の一つなのだ」とすら言えてしまい、
    いや、ワタクシなぞは全員が否定した小説こそ、ほんとに価値があるんじゃないか、と本気で考えている一人です。

    なので、選考委員の席にある人が、「合議による選考」って行為の根本を揶揄するような、
    選評を書いてくれて、ワタクシは思わず、よっ、五木っ、と拍手をしてしまいました。

    票の入りぐあいから見るに、西村美和さん単独授賞、でも全然アリだったのに。
    そういう大胆な裁定ができないのが、やっぱ直木賞なんだなあ。

    場の(あるいは業績とか出版界とかの)空気を読まざるをえないところとか。
    「これは」と思った初回の候補作に、どうしても授賞の声をかけてあげられないところとか。
    いろんなしがらみから、陰に陽に影響を受けちゃったりして。

    ねえ、阿刀田高さん。
    この作者の文学に対する見識や業績を勘案すれば、評価のできないまま“よい作品のはず”という分別も浮かんでくるのだが、それはかえって礼を失することになるだろう。微衷を察していただきたい。私としては、
    「多分、文学観のちがいでしょう。おおかたの意見に従います」
     そのうえで「おめでとうございます」と述べたい。
    小心で、まわりの反応が気になって仕方なく、傲然と発言することができず、グダグダになっちゃう人間の一人として、
    ワタクシは、こんな阿刀田さんの姿勢に、ついつい共感を抱いちゃうのです。

    そして阿刀田さんと似た性格を持つ、直木賞ってものの全体にも、愛おしさを感じてしまうのでした。

    その他もろもろを含めて選評についてのくわしくは、『オール讀物』誌をご覧ください。
    平成21年/2009年
    7月15日
    19:58
    第141回直木賞受賞作決定!!
    平成21年/2009年上半期の直木三十五賞が下記のとおり決まりました。

    ちなみに、同日に決定発表される第141回芥川龍之介賞は、
    磯崎憲一郎「終の住処」(『新潮』平成21年/2009年6月号)に決まりました。
    北村 薫
    『鷺と雪』

    平成21年/2009年4月
    文藝春秋刊
    平成21年/2009年
    7月2日
    第141回直木賞候補作発表!!
    平成21年/2009年上半期の直木三十五賞の候補作が下記のとおり発表されました。
    候補作家と候補作をくわしく紹介する、毎度おなじみ「候補の詳細」のページは、
    第141回の詳細へこちらからどうぞ
    選考会は、約2週間後の7月15日(水)午後5時より行われます。

    北村 薫
    『鷺と雪』
    平成21年/2009年4月
    文藝春秋刊
    西川美和
    『きのうの神さま』
    平成21年/2009年4月
    ポプラ社刊
    貫井徳郎
    『乱反射』
    平成21年/2009年2月
    朝日新聞出版刊
    葉室 麟
    『秋月記』
    平成21年/2009年1月
    角川書店刊
    万城目 学
    『プリンセス・トヨトミ』
    平成21年/2009年3月
    文藝春秋刊
    道尾秀介
    『鬼の跫音』
    平成21年/2009年1月
    角川書店刊

    受賞作・候補作一覧 第141回の詳細へ
    第1回〜第20回 「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」『吉野朝太平記』「天正女合戦」
    「武道伝来記」『人生の阿呆』『ジョン万次郎漂流記』「ナリン殿下への回想」……ほか
    第21回〜第40回 「面」「刺青」「海の廃園」「天皇の帽子」
    「執行猶予」「石川五右衛門」「長恨歌」「英語屋さん」……ほか
    第41回〜第60回 『馬淵川』「鑿師」『梟の城』「團十郎切腹事件」
    「錯乱」「はぐれ念仏」『背徳のメス』「雁の寺」……ほか
    第61回〜第80回 『戦いすんで日がくれて』『軍旗はためく下に』「光と影」『長良川』
    「手鎖心中」「斬」「暗殺の年輪」「津軽じょんから節」……ほか
    第81回〜第100回 「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」『ナポレオン狂』『黄色い牙』
    「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」『元首の謀叛』……ほか
    第101回〜第120回 『高円寺純情商店街』『遠い国からの殺人者』「小伝抄」『私が殺した少女』
    『蔭桔梗』『漂泊者のアリア』『夏姫春秋』『青春デンデケデケデケ』……ほか
    第121回〜第140回 『王妃の離婚』『柔らかな頬』『長崎ぶらぶら節』『虹の谷の五月』
    『GO』『プラナリア』『ビタミンF』『愛の領分』……ほか
    第141回 『鷺と雪』
    選評の概要 見方・注意点
    最近の10回分(これ以前のものは上記「受賞作・候補作一覧」にあるリンク等からたどってください)
    第132回
    平成16年/
    2004年下
    第133回
    平成17年/
    2005年上
    第134回
    平成17年/
    2005年下
    第135回
    平成18年/
    2006年上
    第136回
    平成18年/
    2006年下
    第137回
    平成19年/
    2007年上
    第138回
    平成19年/
    2007年下
    第139回
    平成20年/
    2008年上
    第140回
    平成20年/
    2008年下
    第141回
    平成21年/
    2009年上
    受賞作家の群像 (全166名) 川口松太郎、鷲尾雨工から山本兼一、北村薫まで
    候補作家の群像 (全337名) 陸直次郎、木村哲二から道尾秀介、西川美和まで
    選考委員の群像 (全54名) 菊池寛、久米正雄から浅田次郎、宮部みゆきまで
    小研究 [H19]2007/7/8に「将棋・オダサク・直木賞〜吉井栄治メモリアル」を追加。
    その他、直木三十五氏について、芥川龍之介賞受賞作候補作一覧、受賞作全作読破への道、大衆文学系各賞一覧、菊池寛「話の屑籠」より、作品ダウンロード、「オールabout直木賞」について、電子文庫パブリについて、「ミステリーと直木賞」、徳川夢声氏「幽霊大歓迎」を追い求めて、幻の直木賞戦後復活選考会(戦後〜昭和22年/1947年12月)、直木賞史にその名を残す純文学畑作家〜古澤元、谷座をさがして地獄まで〜第22回直木賞 西川満の候補作など。
    大衆選考会 第141回期(平成21年/2009年・上半期)の投票結果です。
    リンク集 [H16]2004/6/23にリンク切れ見直し。計154件。
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