芥川賞のすべて・のようなもの
芥川賞のすべて・のようなもの

第32回

=受賞者=
小島信夫
庄野潤三

=候補者=
小島信夫
小沼 丹
赤木けい子
戸川雄次郎
鎌原正巳
瓜生卓造
曾野綾子
川上宗薫

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Last Update[H26]2014/11/28

小島信夫
Kojima Nobuo
生没年月日【注】 大正4年/1915年2月28日~平成18年/2006年10月26日
受賞年齢 39歳10ヵ月
経歴 岐阜県稲葉郡加納町(現・岐阜市)生まれ。東京帝国大学文学部英文学科卒。高校・大学で英語を教えるかたわら創作を続ける。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第28回芥川賞(昭和27年/1952年下期)「小銃」
  • |候補| 第30回芥川賞(昭和28年/1953年下期)「吃音学院」
  • |候補| 第31回芥川賞(昭和29年/1954年上期)「星」「殉教」
  • |候補| 第1回新潮社文学賞(昭和29年/1954年)『アメリカン・スクール』
  • 第32回芥川賞(昭和29年/1954年下期)「アメリカン・スクール」
  • |候補| 第32回芥川賞(昭和29年/1954年下期)「神」
  • 第1回谷崎潤一郎賞(昭和40年/1965年)「抱擁家族」
  • |候補| 第16回「新劇」岸田戯曲賞(昭和46年/1971年)「どちらでも」《戯曲》
  • 第23回芸術選奨文部大臣賞[評論その他部門](昭和47年/1972年度)『私の作家評伝』
  • |候補| 第1回川端康成文学賞(昭和49年/1974年)「ハッピネス」
  • 第13回日本文学大賞(昭和56年/1981年)『私の作家遍歴』
  • 第38回日本藝術院賞[文芸](昭和56年/1981年度)"小説「別れる理由」ほか作家としての業績"
  • 第35回野間文芸賞(昭和57年/1982年)『別れる理由』
  • 勲三等瑞宝章(昭和63年/1988年)
  • 文化功労者(平成6年/1994年)
  • 第49回読売文学賞[小説賞](平成9年/1997年)『うるわしき日々』
  • 旭日重光賞(平成16年/2004年)
個人全集 『小島信夫全集』全6巻(昭和46年/1971年1月~7月・講談社刊)
備考
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芥川賞 28回候補  一覧へ

しょうじゅう
小銃」(『新潮』昭和27年/1952年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」
巻号 第49巻 第12号  別表記12月号/572号
印刷/発行年月日 発行 昭和27年/1952年12月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 村尾一雄 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 212 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×27行
×2段
本文ページ 172~178
(計7頁)
測定枚数 26
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書誌
>>昭和28年/1953年12月・新潮社刊『小銃』所収
>>昭和30年/1955年3月・河出書房/河出新書『微笑』所収
>>昭和30年/1955年4月・新潮社/昭和名作選『アメリカンスクール・殉教』所収
>>昭和30年/1955年4月・光文社刊『戦後十年名作選集 第2集』所収
>>昭和33年/1958年8月・筑摩書房刊『現代日本文学全集88 昭和小説集(三)』所収
>>昭和36年/1961年1月・筑摩書房/新鋭文学叢書『小島信夫集』所収
>>昭和39年/1964年☆月・集英社刊『新日本文学全集 第9巻 遠藤周作・小島信夫集』所収
>>昭和40年/1965年9月・集英社刊『昭和戦争文学全集 第7 軍隊の生活』所収
>>昭和40年/1965年12月・東都書房刊『戦争の文学8』所収
>>昭和40年/1965年1月・新潮社刊『日本文学全集72 名作集第4 昭和篇(下)』所収
>>昭和42年/1967年6月・講談社刊『われらの文学11 小島信夫』所収
>>昭和44年/1969年6月・講談社刊『日本現代文学全集106 現代名作選2』所収
>>昭和44年/1969年3月・筑摩書房刊『日本短篇文学全集 第47巻 大岡昇平・有馬頼義・小島信夫・開高健』所収
>>昭和46年/1971年5月・講談社刊『小島信夫全集4』所収
>>昭和47年/1972年10月・筑摩書房刊『現代日本文学大系90 島尾敏雄・安岡章太郎・小島信夫・吉行淳之介集』所収
>>昭和47年/1972年5月・新潮社刊『新潮日本文学54 小島信夫集』所収
>>昭和49年/1974年☆月・冬樹社刊『城壁・星―戦争小説集』所収
>>昭和50年/1975年10月・成瀬書房刊『小銃』[特装版]所収
>>昭和51年/1976年9月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系77 安部公房・小島信夫集』所収
>>昭和52年/1977年12月・集英社/集英社文庫『小銃』所収
>>昭和55年/1980年5月・講談社刊『日本現代文学全集106 現代名作選2』[増補改訂版]所収
>>昭和56年/1981年8月・新潮社刊『新潮現代文学37 小島信夫』所収
>>昭和62年/1987年7月・小学館刊『昭和文学全集21 小島信夫・庄野潤三・遠藤周作・阿川弘之』所収
>>平成5年/1993年12月・講談社/講談社文芸文庫『殉教・微笑』所収
>>平成23年/2011年11月・集英社刊『コレクション戦争と文学13 死者たちの語り:冥』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男37歳
選考委員 評価 行数 評言
丹羽文雄
男48歳
0  
舟橋聖一
男48歳
0  
石川達三
男47歳
0  
瀧井孝作
男58歳
0  
佐藤春夫
男60歳
0  
川端康成
男53歳
0  
宇野浩二
男61歳
2  
坂口安吾
男46歳
0  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和28年/1953年3月号)
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芥川賞 30回候補  一覧へ

きつおんがくいん
吃音学院」(『文學界』昭和28年/1953年8月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編輯」併記
巻号 第7巻 第8号  別表記8月号
作品名 別表記 「吃音學院」
印刷/発行年月日 印刷 昭和28年/1953年7月20日 発行 昭和28年/1953年8月1日
発行者等 編集人 鈴木 貢 発行人 池島信 印刷人 村尾一雄 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 180 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
28字
×24行
×2段
本文ページ 6~26
(計21頁)
測定枚数 67
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和28年/1953年12月・新潮社刊『小銃』所収
>>『文藝春秋』昭和29年/1954年4月号
>>昭和30年/1955年10月・筑摩書房刊『チャペルのある学校』所収
>>昭和36年/1961年1月・筑摩書房/新鋭文学叢書『小島信夫集』所収
>>昭和46年/1971年5月・講談社刊『小島信夫全集4』所収
>>昭和47年/1972年5月・新潮社刊『新潮日本文学54 小島信夫集』所収
>>昭和47年/1972年10月・筑摩書房刊『現代日本文学大系90 島尾敏雄・安岡章太郎・小島信夫・吉行淳之介集』所収
>>昭和52年/1977年12月・集英社/集英社文庫『小銃』所収
>>昭和56年/1981年1月・立風書房刊『現代日本のユーモア文学5』所収
>>平成5年/1993年12月・講談社/講談社文芸文庫『殉教・微笑』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男38歳
選考委員 評価 行数 評言
瀧井孝作
男59歳
14 「諷刺小説か諧謔小説か、変ったもので。文体は横光利一の『機械』に似たところもあったが、『機械』よりも人間は描けているように見えた。しかし、人物がお化けのようで、面白い小説だが、お化けのような所は物足りなかった。」「とにかくこの人は、諧謔の面白いものを持っていると思った。」
石川達三
男48歳
7 「この小説は先を急ぎ過ぎたような印象を受ける。もう少し長く、十分に書く必要があったようだ。この作者は技巧の多い人のように思うが、その得意とする技巧について、再考の余地がある。」
丹羽文雄
男49歳
8 「哀しさが感じられないのが致命傷であった。」「もっと厳粛な感じがあってもよいものだ。達者な作家だ。最後の二三行で私は哀しさを感じたが、ああいう風な面白さに書かれるのでなく、切実感がほしかった。」「もう立派な作家である。」
佐藤春夫
男61歳
21 「二篇(引用者注:「吃音学院」「オンリー達」)の長所を認めるに吝ではないが、また多少の不満もないではない。」「この際それぞれ自己の長短所を自覚して、奮起一番することを自分は期待するものである。」
宇野浩二
男62歳
15 「今度の候補作品が一般に低調であった中では、(「中では、」である、)私には、まず、面白かった。」「これだけの面白い話が作れるのであるから、もっと手際よく書いてほしかった。大体この作者は、どの作品を読んでもそうであるが、わかりよく平明に書けば、小説が面白くなると思って、こういうわかりにくい書き方をするのであろうか。」
川端康成
男54歳
4 「最後に残された三篇(「流木」「吃音学院」「オンリー達」)では、(引用者中略)好意を持った。書く態度がよく、(引用者中略)今期の候補作中では、なにか新味があるように思えた。」
岸田國士
男63歳
9 「最も推賞に値すると思った」「なかなかしっかりした佳い作品である。私はこういうバランスのよくとれた才能を日本文学の将来のために、大切にしたく思う。」「ただ、この一作だけではまだすこし、先々の保証がつけにくい。」
舟橋聖一
男49歳
0  
坂口安吾
男47歳
2 「ドモリを通して人間がよく書けているので秀作と思いました。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和29年/1954年3月号)
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芥川賞 31回候補  一覧へ

ほし
星」(『文學界』昭和29年/1954年4月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編輯」併記
巻号 第8巻 第4号  別表記4月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和29年/1954年3月20日 発行 昭和29年/1954年4月1日
発行者等 編集人 鈴木貢 発行人 池島信 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 180 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
28字
×24行
×2段
本文ページ 14~33
(計20頁)
測定枚数 64
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和29年/1954年10月・大日本雄弁会講談社刊『創作代表選集14 昭和29年前期』所収
>>昭和29年/1954年9月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>昭和30年/1955年2月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>昭和30年/1955年3月・河出書房/河出新書『微笑』所収
>>昭和36年/1961年1月・筑摩書房/新鋭文学叢書『小島信夫集』所収
>>昭和39年/1964年☆月・集英社刊『新日本文学全集 第9巻 遠藤周作・小島信夫集』所収
>>昭和46年/1971年☆月・立風書房刊『兵士の物語』所収
>>昭和46年/1971年5月・講談社刊『小島信夫全集4』所収
>>昭和47年/1972年5月・新潮社刊『新潮日本文学54 小島信夫集』所収
>>昭和49年/1974年☆月・冬樹社刊『城壁・星―戦争小説集』所収
>>昭和56年/1981年3月・立風書房刊『兵士の物語―軍とは、兵士とは何であったか』所収
>>平成5年/1993年12月・講談社/講談社文芸文庫『殉教・微笑』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男49歳
0  
佐藤春夫
男62歳
0  
宇野浩二
男62歳
7 「『星』は、なかなか工夫をこらしたものではあるが、この前の候補になった『吃音学院』などより、出来がわるい、それに、この小説よりもっと出来そこないの、参考作品、『殉教』などを読むと、この人はわざと分かりにくく書いているのではないか、とさえ思われる。」
舟橋聖一
男49歳
0  
丹羽文雄
男49歳
0  
川端康成
男55歳
0  
瀧井孝作
男60歳
3 「前回の作品の方が佳かった。前作を超える佳作を出すことは、余程精進しなければ、安易な心持では不可のようだ。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和29年/1954年9月号)
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芥川賞 31回候補  一覧へ

じゅんきょう
殉教」(『新潮』昭和29年/1954年6月号)
媒体・作品情報
誌名 「新潮」
巻号 第51巻 第6号  別表記6月号/590号
作品名 別表記 「殉
印刷/発行年月日 発行 昭和29年/1954年6月1日
発行者等 編輯者発行者 齋藤十一 印刷者 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社(東京都)
発行所 株式会社新潮社(東京都)
総ページ数 260 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 166~175
(計10頁)
測定枚数 36
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和29年/1954年9月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>昭和30年/1955年2月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>昭和30年/1955年4月・新潮社/昭和名作選『アメリカンスクール・殉教』所収
>>昭和36年/1961年1月・筑摩書房/新鋭文学叢書『小島信夫集』所収
>>昭和39年/1964年☆月・集英社刊『新日本文学全集 第9巻 遠藤周作・小島信夫集』所収
>>昭和42年/1967年6月・講談社刊『われらの文学11 小島信夫』所収
>>昭和46年/1971年5月・講談社刊『小島信夫全集4』所収
>>昭和47年/1972年10月・筑摩書房刊『現代日本文学大系90 島尾敏雄・安岡章太郎・小島信夫・吉行淳之介集』所収
>>昭和47年/1972年5月・新潮社刊『新潮日本文学54 小島信夫集』所収
>>昭和50年/1975年10月・成瀬書房刊『小銃』[特装版]所収
>>昭和52年/1977年12月・集英社/集英社文庫『小銃』所収
>>平成5年/1993年12月・講談社/講談社文芸文庫『殉教・微笑』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
石川達三
男49歳
0  
佐藤春夫
男62歳
0  
宇野浩二
男62歳
7 「『星』は、なかなか工夫をこらしたものではあるが、この前の候補になった『吃音学院』などより、出来がわるい、それに、この小説よりもっと出来そこないの、参考作品、『殉教』などを読むと、この人はわざと分かりにくく書いているのではないか、とさえ思われる。」
舟橋聖一
男49歳
0  
丹羽文雄
男49歳
0  
川端康成
男55歳
0  
瀧井孝作
男60歳
3 「前回の作品の方が佳かった。前作を超える佳作を出すことは、余程精進しなければ、安易な心持では不可のようだ。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和29年/1954年9月号)
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芥川賞 32受賞  一覧へ
「アメリカン・スクール」(『文學界』昭和29年/1954年9月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編輯」併記
巻号 第8巻 第9号  別表記9月号
印刷/発行年月日 印刷 昭和29年/1954年8月20日 発行 昭和29年/1954年9月1日
発行者等 編輯人 尾關 榮 発行人 池島信 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 188 表記上の枚数 目次 80枚 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 8~28
(計21頁)
測定枚数 77
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和29年/1954年9月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>『文藝春秋』昭和30年/1955年3月号
>>昭和30年/1955年4月・大日本雄弁会講談社刊『創作代表選集15 昭和29年後期』所収
>>昭和30年/1955年3月・河出書房/河出新書『微笑』所収
>>昭和30年/1955年2月・みすず書房刊『アメリカン・スクール』所収
>>昭和30年/1955年4月・新潮社/昭和名作選『アメリカンスクール・殉教』所収
>>昭和31年/1956年11月・長嶋書房刊『戦後芥川賞作品集 II』所収
>>昭和31年/1956年11月・修道社刊『芥川賞作品集 第2巻』所収
>>昭和35年/1960年9月・筑摩書房刊『新選現代日本文学全集32 戦後小説集1』所収
>>昭和36年/1961年1月・筑摩書房/新鋭文学叢書『小島信夫集』所収
>>昭和38年/1963年☆月・現代芸術社刊『芥川賞作品全集 第4巻』所収
>>昭和39年/1964年☆月・集英社刊『新日本文学全集 第9巻 遠藤周作・小島信夫集』所収
>>昭和40年/1965年☆月・学習研究社/ガッケン・ブックス『日本青春文学名作選23』所収
>>昭和42年/1967年6月・講談社刊『われらの文学11 小島信夫』所収
>>昭和42年/1967年6月・新潮社/新潮文庫『アメリカン・スクール』所収
>>昭和45年/1970年10月・中央公論社刊『日本の文学80 名作集4』所収
>>昭和46年/1971年☆月・河出書房新社刊『日本文学全集52 庄野潤三・小島信夫・三浦朱門』[カラー版]所収
>>昭和46年/1971年5月・講談社刊『小島信夫全集4』所収
>>昭和47年/1972年5月・新潮社刊『新潮日本文学54 小島信夫集』所収
>>昭和47年/1972年10月・筑摩書房刊『現代日本文学大系90 島尾敏雄・安岡章太郎・小島信夫・吉行淳之介集』所収
>>昭和48年/1973年8月・潮出版社/潮文庫『日本の短篇小説 昭和(下)』所収
>>昭和50年/1975年10月・成瀬書房刊『小銃』[特装版]所収
>>昭和52年/1977年12月・集英社/集英社文庫『小銃』所収
>>昭和54年/1979年12月・講談社/講談社文庫『現代短編名作選4 1953-1954』所収
>>昭和56年/1981年8月・新潮社刊『新潮現代文学37 小島信夫』所収
>>昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊『芥川賞全集 第5巻』所収
>>平成5年/1993年12月・講談社/講談社文芸文庫『殉教・微笑』所収
>>平成7年/1995年1月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第25巻 岐阜』所収
>>平成7年/1995年7月・郷土出版社刊『岐阜県文学全集 第1期小説編 第2巻 美濃編2』所収
>>平成19年/2007年4月・双文社出版刊『文学で考える〈日本〉とは何か』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
井上靖
男47歳
10 「作品本位で一作を選ぶとなると、私は小島信夫氏の「アメリカン・スクール」を選ぶほかなかった。」「人間の劣等意識を執拗に追求した作品で、一時期の日本人を諷刺して時代的意義もある力作である。」「「神」の方には、私は疑念があった。」
佐藤春夫
男62歳
6 「世評に追随するようなという不満を伴いながら「アメリカン・スクール」はやはり閑却出来ない作品という衆評」
丹羽文雄
男50歳
3 「授賞には文句はなかった」「芥川賞なるものに対する私の意見を撤回するとなれば、今回の場合は小島信夫君である。」
川端康成
男55歳
15 「小島信夫氏と庄野潤三氏とを推薦することにきまったのは、委員としても、素直によかったと思う。」「「アメリカン・スクール」はこの賞がなくても、好評嘖々である。しかし、参考作品の「神」は感心出来なかった。」「まあまあ長いこと御迷惑かけましたと、芥川賞を卒業してもらうような気持である。受賞にこだわらない方がよい。」
宇野浩二
男63歳
12 「『アメリカン・スクール』は、ちょいと特異な題材を克明に書いて面白いところもあり、独得なところもあるけれど、(引用者中略)出てくる人物にも、場面にも、不鮮明なところや独り合点のようなところもあるので、私は、それほど高く買えないのである。」「『神』は、狙いどころはわかるけれど、何とも仕方のない小説である。」
石川達三
男49歳
12 「小島、庄野、小沼の諸君もみな力量のある人たちだが、正面を外して側面から対象を描いている。」「小島、庄野両君に(引用者注:授賞が)きまったのも少し無理で、議論をつくした果てに自説を抛棄したというかたちだった。」「既に沢山の作品を出して居り、たとい当選作に疑義があっても、大した問題は起らないという安心感に支えられていた。しかしこの事にも疑問がある。作家を選ぶのか作品を選ぶのかで、見解は分れる。」
瀧井孝作
男60歳
9 「「アメリカン・スクール」は、読んでは面白いが、読後に残る感じは淡い。この作者の「神」と「犬」という短篇も読んでみたが、これは佳作とは云えない、調子に乗った乱作と云うような所があった。」
舟橋聖一
男50歳
8 「「神」から読み出したが、どうも感心できなかったので、「アメリカン・スクール」はあと廻しにした。」「(引用者注:銓衡会の意見は)庄野、小沼の二本立と、庄野、小島の二本立とに、分裂した。」「瀧井氏の云い出した庄野・小島二本立説に同調した。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和30年/1955年3月号)
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芥川賞 32回候補  一覧へ

かみ
神」(『文學界』昭和29年/1954年12月号)
媒体・作品情報
誌名 「文學界」  別表記表紙 「文藝春秋編輯」併記
巻号 第8巻 第12号  別表記12月号
作品名 別表記
印刷/発行年月日 印刷 昭和29年/1954年11月20日 発行 昭和29年/1954年12月1日
発行者等 編輯人 尾關 榮 発行人 池島信 印刷人 長久保慶一 印刷所 大日本印刷株式会社
発行所 文藝春秋新社(東京都)
総ページ数 188 表記上の枚数 基本の文字組
(1ページ当り)
31字
×25行
×2段
本文ページ 8~26
(計19頁)
測定枚数 69
上記のうち紫の太字はブラウザでの表示が困難な異体字(主に正字など)
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書誌
>>昭和30年/1955年4月・新潮社/昭和名作選『アメリカンスクール・殉教』所収
>>昭和30年/1955年6月・筑摩書房刊『残酷日記』所収
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選評の概要
候補者 小島信夫 男39歳
選考委員 評価 行数 評言
井上靖
男47歳
10 「作品本位で一作を選ぶとなると、私は小島信夫氏の「アメリカン・スクール」を選ぶほかなかった。」「人間の劣等意識を執拗に追求した作品で、一時期の日本人を諷刺して時代的意義もある力作である。」「「神」の方には、私は疑念があった。」
佐藤春夫
男62歳
6 「世評に追随するようなという不満を伴いながら「アメリカン・スクール」はやはり閑却出来ない作品という衆評」
丹羽文雄
男50歳
3 「授賞には文句はなかった」「芥川賞なるものに対する私の意見を撤回するとなれば、今回の場合は小島信夫君である。」
川端康成
男55歳
15 「小島信夫氏と庄野潤三氏とを推薦することにきまったのは、委員としても、素直によかったと思う。」「「アメリカン・スクール」はこの賞がなくても、好評嘖々である。しかし、参考作品の「神」は感心出来なかった。」「まあまあ長いこと御迷惑かけましたと、芥川賞を卒業してもらうような気持である。受賞にこだわらない方がよい。」
宇野浩二
男63歳
12 「『アメリカン・スクール』は、ちょいと特異な題材を克明に書いて面白いところもあり、独得なところもあるけれど、(引用者中略)出てくる人物にも、場面にも、不鮮明なところや独り合点のようなところもあるので、私は、それほど高く買えないのである。」「『神』は、狙いどころはわかるけれど、何とも仕方のない小説である。」
石川達三
男49歳
12 「小島、庄野、小沼の諸君もみな力量のある人たちだが、正面を外して側面から対象を描いている。」「小島、庄野両君に(引用者注:授賞が)きまったのも少し無理で、議論をつくした果てに自説を抛棄したというかたちだった。」「既に沢山の作品を出して居り、たとい当選作に疑義があっても、大した問題は起らないという安心感に支えられていた。しかしこの事にも疑問がある。作家を選ぶのか作品を選ぶのかで、見解は分れる。」
瀧井孝作
男60歳
9 「「アメリカン・スクール」は、読んでは面白いが、読後に残る感じは淡い。この作者の「神」と「犬」という短篇も読んでみたが、これは佳作とは云えない、調子に乗った乱作と云うような所があった。」
舟橋聖一
男50歳
8 「「神」から読み出したが、どうも感心できなかったので、「アメリカン・スクール」はあと廻しにした。」「(引用者注:銓衡会の意見は)庄野、小沼の二本立と、庄野、小島の二本立とに、分裂した。」「瀧井氏の云い出した庄野・小島二本立説に同調した。」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和30年/1955年3月号)
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