直木賞のすべて
直木賞のすべて

ようこそ、いらっしゃいました。

日本で最も有名な大衆文芸賞「直木賞」の非公式サイトです。
直木賞に関するさまざまな資料、情報を集めてご紹介しています。

7月16日(木)、第153回の受賞作が決定しました。
Since[H12]2000/1/30
Last Update[H27]2015/8/23
平成27年/2015年、今年でサイト開設15周年となりました。
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「直木賞」とは何か?
当サイトから誕生した本―過去の受賞作のアンソロジー
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子サイト 文学賞の世界

大衆選考会へ
大衆選考会、投票受付を終了しました。…平成27年/2015年上半期、誰が直木賞をとると思いますか?
今期も当サイトでは、平成26年/2014年12月1日~平成27年/2015年5月31日を対象期間とする第153回直木賞の行方を、みなさんにうらなってもらいました。直木賞に対する希望・予想を表明できる場所が他にたくさんあるなか、こんなちっぽけなサイトの企画に勇気をもって投票してくださったみなさま、ありがとうございました。次回は半年後、平成27年/2015年12月頃から開催の予定です。
直木賞物語 当サイトから生まれた
四冊目の本


『直木賞物語』
川口則弘・著
バジリコ刊
2,400円+税
978-4-86238-206-1

第1回から第149回までの、
いかにも注目されてきたようで、
ほとんど真剣に語られてこなかった
悲哀に満ちた直木賞の歴史を書きました。
くわしくはこちらのページへ
芥川賞物語 ついでに(……ってことはないんですけども)
『芥川賞物語』はこちら。


新情報
平成27年/2015年
8月23日
『オール讀物』9月号発売。
第153回の決定発表と、各選考委員の選評が掲載されている
『オール讀物』9月号(本体907円・定価980円)が22日発売されました。

選評に関する全般的な内容は「第153回 選評の概要」にまとめてあります。
関心のある方は、そちらもご参照ください。

1000号記念でぶ厚かった8月号の翌月、だからなのか、
今回は「特別定価」ではなく「定価」どおり。
これまでの発表号より若干(……ほんとに若干)お求めやすくなっています。

もちろん受賞作“全文”掲載、なんて派手なものはなく、
巻頭グラビア、自伝エッセイ、受賞記念対談(お相手は葉室麟さん)、
書評家による全作品解説(今回は池上冬樹さん)と、
いつもどおりの安定ラインナップ。

メインは直木賞発表の号なんですけど、サブの特集が「伝統に生きる」。
中村吉右衛門インタビューとか、
シブすぎるぞ、オイっ!

第153回の盛り上がりはすべて対岸の火事、
マイペースに「静かに盛り上がっている感じ」が、
直木賞っぽくていいですよね。
(って、そんなふうに感じるのは、ワタクシだけか……)


さて、選評なんですが、
「強力な候補作が、いくつか並んだ」(北方謙三)とか
「すこぶる高水準の候補作が並んだ」(浅田次郎)とか言われるような様子が、まるで伝わってこない、
『流』の全票総取り、絶賛の声あがりまくり、という感じで、
いかに異例な授賞だったかをよく物語っています。

だれが、どんな角度から、どんな表現で『流』のことを褒めているのか、
(何つっても、アノ宮城谷昌光さんですら、いちおう褒めているんだな、とわかるように書いていますからね)
読み比べるのも一興です。

それとは別に、いつもながらイイ味出ているよなあ、と
惚れ惚れするのが、高村薫さんの選評。

選評というのは昔から、選考委員たちが
どのように褒めるかより、どのように欠点・欠陥を指摘するか、そちらを読むことに醍醐味がある、
とたしか鵜飼哲夫さんも書いていたかと思いますが(書いてなかったっけ?)
持ってまわったような表現をしながらズバッと刺す高村さんの、
浮ついたところのない評言。いいです。

たとえばひとつだけ挙げるとすると、『アンタッチャブル』について、
馳星周氏の『アンタッチャブル』は、これまでのハードボイルドとは違うゲーム感覚の遊びを試みた作者の新境地であるが、残念ながら公安と刑事警察、エリートと落ちこぼれ、組織と個人といった新味を欠く道具立てのまま、筋立てのみをコメディにした安易さが、ゲームの面白さを上回ってしまった。
「新味を欠く」「安易さ」などは、選評ライターとしては大いに嫌われた渡辺淳一さんが、
よく使用していた用語なんですけど(そしてワタクシ、渡辺さんの選評、けっこう好きだったんですけど)、
高村さんには、あの人ほど「放言臭」がありません。
きっと今後、直木賞選評界(って何だソレ)を牽引していってくれるだろうと、
今回もワクワクさせてくれるような選評でした。

その他もろもろを含めて選評についてのくわしくは、『オール讀物』9月号をご覧ください。
平成27年/2015年
7月16日
19:36
第153回直木賞受賞作決定!!
平成27年/2015年上半期の直木三十五賞が下記のとおり決まりました。
ちなみに、同日に決定発表される第153回芥川龍之介賞は、
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(『文學界』平成27年/2015年3月号)、
又吉直樹「火花」(『文學界』平成27年/2015年2月号)に決まりました。
東山彰良
『流』

平成27年/2015年5月
講談社刊
平成27年/2015年
7月11日
イベント、無事終了しました。
ご案内していたイベント、
「著者が語る『直木賞のすべて』vol.3 & 第153回受賞作品直前大予想!」
を、7月11日(土)18時より、予定どおりに開催しまして無事に終えることができました。

事前の意気込みとはウラハラに、今回の芥川賞は盛り上がってますよね、うんぬん、と
そんな、直木賞とは関係のないどーでもいい話で場をつなぐテイタラク。

それでも、直木賞(だけ)を楽しもうという、あまりにも酔狂すぎるイベントに、
お越しいただいた方々、ほんとうにありがとうございました。
これからも勇気をもって、直木賞ファンであることを公言し、生きていきたいと思います。

次回についても、まだまだ未定ですが、どうぞ拙サイトへの叱咤激励、よろしくお願いいたします。
平成27年/2015年
6月28日
7月11日(土)、「直木賞のすべて」の3回目のイベント、やります。
詳細&チケットお申し込みのページへ
ひたひたとせまり来る第153回直木賞。
選考会は7月16日(木)に行われますが、そのまえに、
うちのサイトでも(まさかの!)3回目をかぞえる直木賞直前イベント、開催することに決まりました。

日程は7月11日(土)18時より。
これまでと同じく、元『野性時代』編集者で文藝評論家の大多和伴彦さんが
忙しいなか準備してくださっています。

「著者が語る『直木賞のすべて』vol.3 & 第153回受賞作品直前大予想!」

内容については、性懲りもなく、これから(いや、当日その場で)決める算段なんですけど、
  • 歴代直木賞候補作のなかで私の好きな小説の紹介
    (↑前回もやりましたが、紹介しきれないほどたくさんあるので……)
  • 「あなたにも直木賞のすべてがつくれる!」
    うちのサイトって、いつもどうやってつくって更新しているのか、
    実演してみようかと思いついたんですが、いったいだれがそんなこと知りたいんだ、という謎企画。
  • まもなく決まる第153回に向けての受賞予想
    (できれば、来ていただいた方からも、今回どうなりそうか、いろいろ聞いてみたいです)
みたいなことを考えています。
世間の風に負けて「火花」の話もせざるを得なくなる、なんてことにならないよう、がんばります。

場所は、前回と同じ、東京・荻窪駅から徒歩10分の「かふぇ&ほーる〈with 遊〉」、時間は夜18時00分~20時00分、
詳細&チケットのお申込みは、こちらから、となります。

※こんなチッポケなサイトのイベントですので、
 当然、集客にかんしては不安だらけです(いつもどおり)。
 直木賞にちらっとでも興味がありましたら、気軽に遊びに来てください。
平成27年/2015年
6月19日
第153回直木賞候補作発表!!
平成27年/2015年上半期の直木三十五賞の候補6作が下記のとおり発表されました。
候補作家と候補作をくわしく紹介する、毎度おなじみ「候補の詳細」のページは、
第153回の詳細へこちらからどうぞ。
選考会は、約1か月後の7月16日(木)午後5時より行われます。
門井慶喜
『東京帝大叡古教授』
平成27年/2015年3月
小学館刊
澤田瞳子
『若冲』
平成27年/2015年4月
文藝春秋刊
西川美和
『永い言い訳』
平成27年/2015年2月
文藝春秋刊
馳 星周
『アンタッチャブル』
平成27年/2015年5月
毎日新聞出版刊
東山彰良
『流』
平成27年/2015年5月
講談社刊
柚木麻子
『ナイルパーチの女子会』
平成27年/2015年3月
文藝春秋刊

ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分

受賞作・候補作一覧
第1回~第20回 「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」『吉野朝太平記』「天正女合戦」
「武道伝来記」『人生の阿呆』『ジョン万次郎漂流記』「ナリン殿下への回想」……ほか
第21回~第40回 「面」「刺青」「海の廃園」「天皇の帽子」
「執行猶予」「石川五右衛門」「長恨歌」「英語屋さん」……ほか
第41回~第60回 『馬淵川』「鑿師」『梟の城』「團十郎切腹事件」
「錯乱」「はぐれ念仏」『背徳のメス』「雁の寺」……ほか
第61回~第80回 『戦いすんで日がくれて』『軍旗はためく下に』「光と影」『長良川』
「手鎖心中」「斬」「暗殺の年輪」「津軽じょんから節」……ほか
第81回~第100回 「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」『ナポレオン狂』『黄色い牙』
「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」『元首の謀叛』……ほか
第101回~第120回 『高円寺純情商店街』『遠い国からの殺人者』「小伝抄」『私が殺した少女』
『蔭桔梗』『漂泊者のアリア』『夏姫春秋』『青春デンデケデケデケ』……ほか
第121回~第140回 『王妃の離婚』『柔らかな頬』『長崎ぶらぶら節』『虹の谷の五月』
『GO』『プラナリア』『ビタミンF』『愛の領分』……ほか
第141回~第153回 『鷺と雪』『廃墟に乞う』『ほかならぬ人へ』『小さいおうち』
『漂砂のうたう』『月と蟹』『下町ロケット』『蜩ノ記』……ほか
選評の概要 見方・注意点
最近の10回分(これ以前のものは上記「受賞作・候補作一覧」にあるリンク等からたどってください)
第144回
平成22年/
2010年下
第145回
平成23年/
2011年上
第146回
平成23年/
2011年下
第147回
平成24年/
2012年上
第148回
平成24年/
2012年下
第149回
平成25年/
2013年上
第150回
平成25年/
2013年下
第151回
平成26年/
2014年上
第152回
平成26年/
2014年下
第153回
平成27年/
2015年上
受賞作家の群像   (全182名) 川口松太郎、鷲尾雨工から西加奈子、東山彰良まで
候補作家の群像   (全352名) 陸直次郎、木村哲二から門井慶喜、澤田瞳子まで
選考委員の群像   (全58名) 菊池寛、久米正雄から高村薫、東野圭吾まで
小研究   [H27]2015/8/12に「「ニッパチ(2月8月)対策でつくられた」という(デマ)言説について」を追加。
その他、直木三十五氏について、芥川龍之介賞受賞作候補作一覧、受賞作全作読破への道、大衆文学系各賞一覧、菊池寛「話の屑籠」より、作品ダウンロード、「オールabout直木賞」について、電子文庫パブリについて、「ミステリーと直木賞」、徳川夢声氏「幽霊大歓迎」を追い求めて、幻の直木賞戦後復活選考会(戦後~昭和22年/1947年12月)、直木賞史にその名を残す純文学畑作家~古澤元、将棋・オダサク・直木賞~吉井栄治メモリアル、谷座をさがして地獄まで~第22回直木賞 西川満の候補作など。
大衆選考会   第153回期(平成27年/2015年・上半期)投票結果です。
リンク集   [H16]2004/6/23にリンク切れ見直し。計154件。
マップ   当サイトの全体像を概観できます。
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