直木賞のすべて
直木賞のすべて

ようこそ、いらっしゃいました。

日本で最も有名な大衆文芸賞「直木賞」の非公式サイトです。
直木賞に関するさまざまな資料、情報を集めてご紹介しています。

1月15日(木)、第152回の受賞作が決定しました。
Since[H12]2000/1/30
Last Update[H27]2015/2/22
平成27年/2015年、今年でサイト開設15周年となりました。
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「直木賞」とは何か?
当サイトから誕生した本―過去の受賞作のアンソロジー
子サイト 芥川賞のすべて・のようなもの
子サイト 文学賞の世界

大衆選考会へ
大衆選考会、投票受付を終了しました。…平成26年/2014年下半期、誰が直木賞をとると思いますか?

今期も当サイトでは、平成26年/2014年6月1日~11月30日を対象期間とする第152回直木賞の行方を、みなさんにうらなってもらいました。いまやさまざまに直木賞に対する希望・予想を表明できる場所があるなか、こんなちっぽけなサイトの企画に勇気をもって投票してくださったみなさま、ありがとうございました。次回は半年後、平成27年/2015年6月頃から開催の予定です。

直木賞物語 当サイトから生まれた四冊目の本
平成26年/2014年1月14日
発売


『直木賞物語』
川口則弘・著
バジリコ刊
2,400円+税
978-4-86238-206-1

第1回から第149回までの、
いかにも注目されてきたようで、
ほとんど真剣に語られてこなかった
悲哀に満ちた直木賞の歴史を書きました。
くわしくはこちらのページへ
芥川賞物語 ついでに(……ってことはないんですけども)
『芥川賞物語』はこちら。


新情報
平成27年/2015年
2月22日
『オール讀物』3月号発売。
第152回の決定発表と、各選考委員の選評が掲載されている
『オール讀物』3月号(本体926円・特別定価1000円)が21日発売されました。

選評に関する全般的な内容は「第152回 選評の概要」にまとめてあります。
関心のある方は、そちらもご参照ください。

いまこそ機に乗じて、話題のアノ人の手を借りない手はない!
……と編集部が思ったわけじゃないんでしょうけど、
西加奈子ファンとして有名な又吉直樹さんにまで声がかかり、特別寄稿でご登場。

受賞記念の対談では、林真理子さんお得意の、
「本の売れないいまだから」論が、もはや伝統芸のように語られるうえに、
瀧井朝世さん、村田雅幸さんが西作品を語る。
あれっ、直木賞特集号ってこんなにたくさんの人が寄稿するんだっけ?
と目を疑いたくなるような豪華さ。

明るさオーラがはんぱない、今回の受賞者に
ぴったりの誌面構成となっております。
まだお読みでない方は、
さあ、いますぐ本屋さんへ走れ!(……古)


バラエティに富む、おたのしみの選評。
今回の随一は、何といっても、これはもう東野圭吾さんの選評でしょう。

選考委員になって3期目、「個人的にはこれまでで一番楽しかった」と冒頭で告白しているのは、
まんざら大げさではないんだろうな。と思えるほどに、
楽しそうに、どしどしと、選評好きのツボを衝く表現を繰り出してきます。

他の選考委員の意見を
「一体どのようなケチがつけられるのだろうと思い」と言ってみたり、
俗にいう「直木賞的なやり口」について
「私は仮に一発屋で終わったっていいじゃないかと思うのだが、やはりそれではまずいようだ」とコスッてみたり。

で、東野さんが強烈に放った、今回いちばんの読者サービスのポイントはこれです。
(引用者注:『サラバ!』について)整合性がなくてもいい。それが人間だからだ。しかし問題の不整合は、他の部分の辻褄合わせのために発生したものだと私は睨んだ。そうでないのならば、何が原因でその人物の心理に整合性がなくなったのかをきちんと書く必要がある。それがないから、強い違和感を覚える。何なら、「人間が描けていない」という表現を使ってもいい。
(太字は引用者による強調)
いまどき直木賞選評で「人間が描けていない」なんちゅう直截な表現を使ったら、
当然、ギャグにしかならないわけですが、
それを逆手に取り、アノ東野圭吾がその表現を使ってみせる、というヒネリの大ワザ。
まったく、すばらしいです。

『サラバ!』授賞に大反対だったはずの東野さんが、
最終的に、躊躇なく賛成票を投じるにいたる理由も、またふるっています。

完全に楽しんでいる様子が伝わってきて、
ようやく(直木賞委員として)ノッてきましたね、東野さん。

その他もろもろを含めて選評についてのくわしくは、『オール讀物』3月号をご覧ください。
平成27年/2015年
1月15日
19:34
第152回直木賞受賞作決定!!
平成26年/2014年下半期の直木三十五賞が下記のとおり決まりました。

ちなみに、同日に決定発表される第152回芥川龍之介賞は、
小野正嗣「九年前の祈り」(『群像』平成26年/2014年9月号)に決まりました。
西 加奈子
『サラバ!』(上)(下)

平成26年/2014年11月
小学館刊
平成27年/2015年
1月10日
↓イベント、無事終了しました。

下記でご案内していたイベント、
「著者が語る『直木賞のすべて』vol.2 & 第152回受賞作品直前大予想!」
ですが、1月10日(土)予定どおり開催し、無事に終えることができました。

2時間も直木賞のことだけで他の人とおしゃべりする機会など、あまりに非日常的すぎて、
ワタクシにとってはパラダイス、ひとり舞い上がって楽しい時間を過ごさせてもらいましたが、
ご参加の方々にお楽しみいただけたのか、前回同様それだけが心配です……。

もし、またの機会がありましたら、来ていただいた方もそうでない方も、どうぞ足を運んでやってください。
平成27年/2015年
1月3日
1月10日(土)、「直木賞のすべて」のイベント、やります。

半年前の7月13日(日)。爆発的なアクセス数があるわけじゃない開設14年目のうちのサイトが、
はじめてお客さんを呼んでイベントを行うという、ずいぶんと思い切ったことをしました。
来てくださった方、ほんとうにありがとうございました。

そして第152回選考会がせまってきました折りも折り、きたる1月10日(土)。
前回と同じく、元『野性時代』編集者で文藝評論家、大多和伴彦さんが企画してくださいまして、
東京・荻窪で、↓こういうイベントをやることになりました。

「著者が語る『直木賞のすべて』vol.2 & 第152回受賞作品直前大予想!」

いったいどんな内容になるんでしょう。ハナシはその場の流れであちこち飛ぶはずです。
とりあえず、
  • 2014年を中心に、うちのサイトまわりでおこなった・起きた近況報告(サブサイト「文学賞の世界」のこととか…)
  • 歴代直木賞候補作のなかで私の好きな小説の紹介(←ほとんどが落選した候補作だったりします)
  • まもなく決まる第152回に向けての受賞予想(というか願望・感想)
みたいなことをお話ししようかと考えています(変更の可能性大アリ)。

場所は東京・荻窪駅から徒歩10分の「かふぇ&ほーる〈with 遊〉」、時間は夜18時20分~20時40分、
詳細&チケットのお申込みは、こちらから、となります。

詳細&チケットお申し込みのページへ
※前回に比べてさらに集客に不安があるわけですが、
 最悪は、大多和さんとサシで、第152回直木賞のことをベラベラおしゃべりして帰ろうかと思っています。
 ぜひ気軽に遊びに来てください。

ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分

受賞作・候補作一覧
第1回~第20回 「鶴八鶴次郎」「風流深川唄」『吉野朝太平記』「天正女合戦」
「武道伝来記」『人生の阿呆』『ジョン万次郎漂流記』「ナリン殿下への回想」……ほか
第21回~第40回 「面」「刺青」「海の廃園」「天皇の帽子」
「執行猶予」「石川五右衛門」「長恨歌」「英語屋さん」……ほか
第41回~第60回 『馬淵川』「鑿師」『梟の城』「團十郎切腹事件」
「錯乱」「はぐれ念仏」『背徳のメス』「雁の寺」……ほか
第61回~第80回 『戦いすんで日がくれて』『軍旗はためく下に』「光と影」『長良川』
「手鎖心中」「斬」「暗殺の年輪」「津軽じょんから節」……ほか
第81回~第100回 「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」『ナポレオン狂』『黄色い牙』
「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」『元首の謀叛』……ほか
第101回~第120回 『高円寺純情商店街』『遠い国からの殺人者』「小伝抄」『私が殺した少女』
『蔭桔梗』『漂泊者のアリア』『夏姫春秋』『青春デンデケデケデケ』……ほか
第121回~第140回 『王妃の離婚』『柔らかな頬』『長崎ぶらぶら節』『虹の谷の五月』
『GO』『プラナリア』『ビタミンF』『愛の領分』……ほか
第141回~第152回 『鷺と雪』『廃墟に乞う』『ほかならぬ人へ』『小さいおうち』
『漂砂のうたう』『月と蟹』『下町ロケット』『蜩ノ記』……ほか
選評の概要 見方・注意点
最近の10回分(これ以前のものは上記「受賞作・候補作一覧」にあるリンク等からたどってください)
第143回
平成22年/
2010年上
第144回
平成22年/
2010年下
第145回
平成23年/
2011年上
第146回
平成23年/
2011年下
第147回
平成24年/
2012年上
第148回
平成24年/
2012年下
第149回
平成25年/
2013年上
第150回
平成25年/
2013年下
第151回
平成26年/
2014年上
第152回
平成26年/
2014年下
受賞作家の群像   (全181名) 川口松太郎、鷲尾雨工から黒川博行、西加奈子まで
候補作家の群像   (全350名) 陸直次郎、木村哲二から大島真寿美、木下昌輝まで
選考委員の群像   (全58名) 菊池寛、久米正雄から高村薫、東野圭吾まで
小研究   [H19]2007/7/8に「将棋・オダサク・直木賞~吉井栄治メモリアル」を追加。
その他、直木三十五氏について、芥川龍之介賞受賞作候補作一覧、受賞作全作読破への道、大衆文学系各賞一覧、菊池寛「話の屑籠」より、作品ダウンロード、「オールabout直木賞」について、電子文庫パブリについて、「ミステリーと直木賞」、徳川夢声氏「幽霊大歓迎」を追い求めて、幻の直木賞戦後復活選考会(戦後~昭和22年/1947年12月)、直木賞史にその名を残す純文学畑作家~古澤元、谷座をさがして地獄まで~第22回直木賞 西川満の候補作など。
大衆選考会   第152回期(平成26年/2014年・下半期)投票結果です。
リンク集   [H16]2004/6/23にリンク切れ見直し。計154件。
マップ   当サイトの全体像を概観できます。
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