NAO的 日本酒考


第二回

南部杜氏自醸清酒鑑評会

5月25日、地元石鳥谷町の南部杜氏会館において、第82回南部杜氏自醸清酒鑑評会・一般公開が行われました。私と三上君(蔵の若い衆)と「酒舗かぎや」の村井君で、テースティングしてきました。(「地酒屋 芳本」の芳本君も来る予定でしたが、急用のためやむなく欠席・・・本人も残念がっておりました。)
その時の感想です。
ご存知のとうり、南部杜氏は全国各地300蔵ほどで酒造りをしており、それが全てそろって味わえるのが、この一般公開の楽しみの1つです。また、各県別に並べてあるため、その地方のその年の傾向も知ることが出来ます。(たとえば、酵母の種類やその変化なども推測できる。)同じ蔵元の酒であっても毎年微妙に味が変わり、その年の米の具合や仕込みの方法、蔵元の方向性までも、ある程度は推し量ることが出来ると思います。
しかし、あまり気難しく考えずに、単純にお酒を楽しむのもいいと思います。(実際、点数が多くて、全て真剣になど味わっていられないんですよ。)
ところで、この参加者を見ていると、9割強が杜氏と蔵元、蔵の関係者のようで、一般の愛好家や酒販店の方は少ないようです。もっと参加できるようには、工夫が必要ですが、ちょっと気づいた問題点がありましたので3点ほど挙げてみます。
1つは、出品時期(3月末ごろ)の関係とは思いますが、生が多く、2ヶ月も経ったこの時期には、生老(ヒネ)がほとんどで、今後、冷蔵管理が必要と思われます。一般の参加料が、3千円(720ml 1本をプレゼント)ということを考えると、管理を良くすることは当然ですね。
2つ目は、蔵元としての苦言ですが、出品の量が多すぎることです。720mlで30本(21.6L)というのは、斗ビンどりの酒にしては多すぎる・・・なぜか!?(これは皆さんご存知でしょうから、言わないでおきます。)
3つ目は、同じグラスを使って、皆でジュルジュルと味を見ることです。はじめて参加した人(特に女性の方)などは、抵抗感のあるテースティングの方法であると思われます。紙コップか蛇の目チョコの小さいものでも配れば良いのではないでしょうか・・・時間はかかりますが清潔です。
以上、私なりの感想ですが、皆さんはどう思われますか?





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