顔占い
ジョニーは今日もご主人さまのためにメールを運んでいます。
おや?今日はどことなく楽しそうです。
「じゃあ、行って来る」
たどりついた一軒の家、表札に「ティリアン」と書いてあります。
「ちわー!ティルはいるか〜?」
「…おや、ジョニー。いらっしゃい。今日はなんです?」
勝手しったる、という感じでずかずか入ってきたジョニーに、家の主、ネコのティリアンも別に気にした様子はありません。
のんびりとお茶をすすっていました。
「何って、いつもの通り、メールを届けに来たんだよ!仕事だ、仕事。……なんだよ」
少々乱暴にジョニーが答えると、ティリアンがクスっと笑いました。
「……無理してるね。…また悩み事かい?」
そんなティリアンの言葉にジョニーは思わずピクッと反応してしまいました。
「…別に悩みなんて…」
フイッ、と顔を背け、ティリアンが用意してくれたお茶を飲む。
そんな様子を見つつ、ティリアンは言いました。
「当ててみせようか?ズバリ恋愛関係だね。そして相手は同じペンギンの男女。…おやおや、キミはどちらかに決められないみたいだね。…ジョニー、キミはいつからフェミニストになったんだい?」
「フッ…オレは元々フェミニストだよ。…けどな、いっつも顔占いだかなんだか知らないが勝手に言い当てないでくれ。」
ジョニーは渋面を作る。ティリアンは手相ならぬ顔相を見るのが得意らしく、よくジョニーのかかえている悩み事を当てています。当てるだけのようですが…
「オレの悩みはオレ自身で解決するからいーんだよっ!それより、お前はどうなんだ?この前白野とようやく恋人になれたんだろ?うまくいってんのか?」
白野というのは、ベテランのネコの女の子です。ちょっと子悪魔な雰囲気を持っているようです。
「…彼女には振り回されてるよ。まぁ、そこが可愛いんだけどね」
クスッと微笑むティリアンの顔には幸せそうな笑みがうかんでいました。
「…幸せそうでよかったな。そろそろオレ帰るよ」
「また来てください。今度、面白い遊びを考えておきますよ」
フフフ、ティリアンは怪しく笑いました。彼はしばしば変わった遊びを考えついてはジョニーや他の友達に試すようです。
「……まともなのにしてくれよ」
過去の経験を思い出したのか、ジョニーは少しうろたえていました。そんなジョニーを見て、ティリアンは続けて言いました。
「ジョニー、帰り道、気をつけるんですよ。穴に落ちないように」
「はぁ?穴?オレがそんなマヌケな事するわけないだろう。じゃな」
ジョニーは手をヒラヒラさせながら帰っていきました。
ジョニーは家に帰り、日記を広げます。
今日の日記
今日○○のところへいった。
ティリアンとあそんだ。
軽くなでられた。
プロ?
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ジョニー
「ほんとにあいつの言う通りになっちまった。」
どうやら、帰り道、ジョニーは子供の作った落とし穴に落ちたらしく、身体のあちこちに擦り傷が出来ていました。
ティリアンの顔占いは的中したようです。
日記をパタンと閉じて、ジョニーはベットにもぐりこみました。
そして、今度ティリアンと試すいたずらを考えながら…。
う〜ん、ティリアンくんちょっと(かなり)変なヤツになってしまったー(T-T)
占いを得意にしたかったのだが、手相だと肉球を見るの?って思って顔相にしました(笑)(そんなのあるのか?)
ジョニーとはいたずら仲間っていうイメージがあるのだー!どんな恐ろしいいたずらしてるんだか…(^^;)
まりりん、ごめんー!やっぱイメージ違うよねー
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