事務所風景 第5話 法律事務所研修で湯浅靖さんが当事務所に

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 裁判官・検察官・弁護士になるためには、司法試験という国家試験に合格し、司法修習生となって裁判所・検察庁・弁護士事務所に配属されて実務の研修を受けます。
 以前はこの修習は2年間行われていましたが、1999年からこの期間が1年半に短縮され、弁護士会ではこれを補うため、司法試験合格者で修習生になる前の人に、法律事務所での研修を受けることのできる制度を発足させました。
 今年からは、それまで3日間だった研修期間が5日間になりました。

 当事務所でも、1999・2000・2001・2002年に続き、今年2003年にも5人目の研修を受け入れました。それが湯浅靖さんです。
 湯浅さんは28歳の早稲田大学出身の陽気な好青年で、小柄ながら大人の雰囲気を持っています。
 司法試験合格者のイベントでは、大阪関係者が劇を上演するということですが、湯浅さんは、そのシナリオや演出にあたるとのことで、弁護士としての資質を早くも開花させつつあります。
 3日間という短い期間でしたが、弁護士業務の一端を見ていただき、これからの法律家人生に少しでも得るものがあれば幸いです。

 中西としても、いつもながら「教える」というよりは、フレッシュな質問などにさらされる中で、弁護士を志したころの気持ちを思い起こさせられました。定期的にこのような機会が得られるなら、本当に幸せだと思っています。

 湯浅さんから感想が寄せられましたので、ご紹介します。

 

 中西先生、そして山下さん・中井さん、事前研修では、大変お世話になりました。

 今年から、事前研修が5日間に延長となったことにより、研修の重要性が認識されたのだと思い、緊張しつつ事前研修に臨みました。早速、依頼者さんとの打ち合わせに立ち合わせていただき、生の法律実務を始めて経験しました。「弁護士はよくしゃべる」っていう勝手な幻想を抱いてましたので、打ち合わせの際、依頼者さんの話をじっと聞いている中西先生の姿を見ただけで、驚きました。これだけでも、事前研修に来た意義があったと思いました。

 そして、平和問題の集会にも参加させていただいたり、メルボルン事件の記録を読むことを通じ、弁護士の活動領域は無限に広い可能性を秘めていることを実感できました。

 しかし、初日に開いていただいた食事会(「夜の事前研修」)が、ぶっちゃけた話、最も勉強になりました。初日から早速、っていう事務所は、僕の知り合いの研修生の中では、いなかったのでめちゃめちゃ嬉しかったです。金髪美人さんを隣に、固まってしまいましたが・・・。また先生の歌声を聞きたいですし、踊りもやりたいですので(こっちが本音)、是非是非誘ってくださいね。

 私は、いよいよこれから4月2日の「入所パーティー」での演劇の練習が本格化します。ハリセン・ズッコケ100回の荒行・秒単位での動きや音響の確認・ミリ単位でのライトの設置等、胃が痛む日が続き、病院で点滴を打ってもらって練習に参加する毎日です。僕の青春の全てを、この演劇にぶつける覚悟です。

 では、最後になりましたが、中西先生・山下さん・中井さん、本当にありがとうございました。