これは、NIFTY-SERVER(現@nifty)のFCYCLE14番会議室(通称カモシカ)に書いたレポートに加筆修正を加えて書いています。
9月14日、台風が日本に近づいているなか、 15、16日の仕事を休むために夜遅くまで残業をしてから家に戻り カモシカを読んでみるとHIDEさんが名古屋からの自走に参加すると書いてある。 てっきり一人で津まで行くものだと思っていたので嬉しい知らせである。 早速、家の地図を送る。
9月15日、雨が降っている...。 他の会議室を見ると次々とその日のオフが中止されているみたいである。 伊勢路オフも中止かなぁと思ってカモシカを読んでいると HIDEさんが出発すると書いてある。 カモシカのオフには雨は憑き物なんだろうか? 誰も「中止しよう」とは書いてない。 天気予報を聞くと昼からはやむそうである。 雨の中を走ってもいいようにMTBに付いていたマッドガード (ダウンチューブに付けるフロント用とシートステイに付けるリア用) を外してクロスバイクに取り付けようとしたが リア用のがうまく付かない。ブレーキワイヤーが引っ掛かるようだ。 時間がないのでフロント用だけを付けて走る事にした。 (それは、のちの後悔へと繋がるのだが...)
HIDEさんを待っているあいだに雨もだんだんと小雨になり、 ついにはやんでしまった。 きっとこのまま晴れて来るのだろう、とその時は思った。 タイヤの空気圧を高めにするためにフロアポンプで空気を入れていたら HIDEさんが「煩悩退散号」で参上した。 フロントバッグにサドルバッグ、大きなウェストバッグという構成である。 一方のフロントバッグに大きめのウェストバッグで行こうと考えていたが 着替えを余分に入れたりしたら荷物が多くなってしまい ウェストバッグの代わりにザック(レインカバー付き)での走行となった。
浩太郎さんとの待ち合わせは13時までに津駅。 7時半頃の出発なので5時間半の時間がある。 コースとしては1号から23号を走る予定である。 家から1号までの道順は高校時代の通学路を通って 懐かしの母校の前を通って行く事にした。
庄内川を渡るための万場大橋の階段(真ん中が自転車用に段がない) は昔は調子が良ければ降りずにママチャリで登りきったものである。 しかし、自転車の性能がいいからと甘く見ていたら 頂上付近でペダルが踏めなくなり断念。押しに入ったのであった。 庄内川を渡ってからは堤防沿いに南下、道がダートになる手前で 堤防を降り今度は新川へ。 新川を渡ってから川沿いに進むと通っていた高校の登場である。 距離にして6kmちょっと、昔は30分ほどかけて通学していたものである。
高校を越えるとポツポツと雨が振り出してきた。 しかし、しばらくはそのまま走っていた。 もうちょっとで1号線である。
(その2に続く)
1号まではもうちょっと距離があったと思っていたら 気がついたら1号まで来ていた。 傘をさしながらママチャリで走っている学生さんもいる。 しばらくはそのまま走っていたが信号待ちの時に 雨具の上だけを着る事とした。 下はサイクルショーツだったので特にはく必要もないと思いそのままにした。 雨具のフードは出さずに帽子(自転車用ではなく普通のツバが長いやつ)を ちょっと深めにかぶり雨がメガネに付かないように気を付ける事とした。
走り始めてから1時間くらいでお腹が空いてきた。 朝はコーンフロストに牛乳だけだった。 コンビニに入りカロリーメート缶を飲んでカロリーを確保した。
ずっと歩道を走っていたわけだが 木曽川を越えるための橋の歩道はところどころに 盛り上がりがあり自転車が上下に揺さぶられてしまう。 長良川、揖斐川を越えるための歩道は鉄板でできており 定期的に台形型のカバーが横たえており スピードが出せないようになっていた。 また橋の途中では狭い通路場に自転車を停めて 釣り竿を垂らしている人もいた。
しばらくは1号を走っていたが適当に23号に行かなくては ならないなぁということで日永の追分けもどの辺りか わからなかったので23号左という看板の交差点で曲がる事にした。 しかし、実際には23号に直接行かずに手前で曲がり 脇の細い道を行く事になった。 適当に23号に入ると歩道も広くなり走り易くなった。 しかしドンドン進んでいくに歩道の切れ目の段差が滑らかでなくなり 走りにくくなってきた。 その後、23号を離れ6号沿いに走り 海岸へと出た。堤防沿いに走れる道も有り景色がいいため そのまま走っていったが川にぶち辺り上流の方まで橋を探さなければ ならなくなった。 釣りをしている人を横目になんとか橋は見つけたものの 上に登る方法がなく、回りを見渡しても堤防を降りる道は あるのだがその先の道がない!! よく見ると側溝を越えた所にシングルトラック(笑)の道が 10m程のオフロードも体験した。
その後のコースは片側1車線で車も全然通らない 走り易いコースだったため巡航速度30km程で 先頭交代をしつつロード練習のように走れ距離が稼げた。 道路の中央線がなくなる頃にHIDEさんがジュースを飲みたいと 言ったので自販機の前で休憩。 HIDEさんの顔を見ると汗だく。 そんなに汗をかいてなく、小銭も持ち合わせてなかった私は 水でガマンをしたのであった。
その後、広い道に出ても歩道が段差が滑らかでなく 走りにくいため、ちょっと南下した脇道を走る事とした。 志登茂川を渡るために23号に戻り、江戸橋を通り 浩太郎さんとの待ち合わせの津駅と向かった。
(その3に続く)
津駅に着いたのは12時ちょっと前。 浩太郎さんの予測では13時を越えるかもといっていたが それよりも大幅に早く着いてしまった。 改札正面に自転車をとめているとしばらくして 浩太郎さんが現れた。 自転車を駐輪場に置き昼食へ。 駅のそばの丼もの1杯500円という所で食事をした。 食事をした後は浩太郎さんは輪行袋から自転車を取り出し組み立てた。 浩太郎さんの格好を見ると緑色で白い前面にゴアッテックスと書いてある 帽子を被っている。私と同じ帽子である。 あの帽子はこれでカモシカ指定となることだろう。
浩太郎さんに引いてもらい旧道を通って松阪へ向かう。 途中、三雲町の松浦武四郎記念館へ寄る。 松浦武四郎とは北海道の名付け親と言われているそうである。 館はコミュニティーセンターでもあり そこで三雲街道トレッキングガイドというのをもらった。 そのガイドを参考に旧道を走っていった。 ガイドの最後には長屋門が載っていたが 実際に行ってみると要は人の家であり、何やら作業をしており 邪魔にならないようにコッソリと見学した。
松阪の町に入ってからは本居宣長の記念館とその隣の鈴屋(すずのや)へ。 鈴屋は本居宣長の旧宅だそうである。
一通り見学し終わったらYH愛宕山へ泊まりに行った。 お寺のYHである。 しかし、お寺に入るためには鳥居をくぐらなくてはならなかった。
夜は松阪牛を食べに行くという事でどこか(コミュニティーセンタ?) でもらった「味わい紀行・松阪」というガイドでお店を探す。 しゃぶしゃぶの店に行ってみるが値段が高く、予約も必要という事で その近くの焼肉屋に入る。 しかし、そこで満足できなかったために 今度はホルモン焼きのお店へハシゴしに行った。 しかし、2件目はタレが赤味噌だったりした。 コンビニで買い出しの後、YHに戻り翌日の行動をミーティングした。 結局、台風の影響が心配なため行動を早めにすませ 行く場所も削って二つだけとした。 翌日から参加のすずさんにはその旨を連絡した。 さて、いよいよ16日は伊勢である。
(その4に続く)
YHの朝は早い。 ニワトリの鳴き声が早朝から延々続いていた。 行動を始めるには時間が早すぎるので そのままベッドの中でウトウトとし、また眠りについた。 浩太郎さんとHIDEさんが起きだしたので 私も起きる事にした。外は雨が降っているようだ。 TVを付けると台風情報が流れていた。 徐々に近づいて来るそうだ。 やはり早めに切り上げて帰らなければならない。 コンビニで朝食を買い、戻って食べる。 出発の準備をし、同じYHに泊まっていた大学院受験の下見に来ていた 男の人に別れを告げシーツを返しにフロント(?)へと向かう。 そこで会員証を返してもらいいよいよ出発である。
松阪の駅に着いたのは約束の時間よりも30分も前であった。 ヒマなのでHIDEさんの煩悩退散号に乗せてもらったりして時間をつぶした。 9時過ぎにすずさんが自転車に乗って現れた。 電車で来るものと思っていたら車で来たとのこと。 伊勢に行ってからは輪行して帰ろうと思っていたのだが すずさんは伊勢から松阪まで戻ってこなければならなくなったわけだ。 すずさんの話では勝村さんが参加表明をしていたとのこと しばらく待つ事にした。 雑談をして待っていたら勝村さんが傘をさして登場。 さすがに自転車には乗ってこなかったようだ。 勝村さんは車で本日の目的地まで行き、 向こうで落ち合う事にした。
勝村さんに目的地までの道順を聞き、さぁ出発。 ドロヨケの付いている浩太郎さんのランドナー、 すずさんのスポルティーフに先に行ってもらい その後に私のクロスバイク、HIDEさんのマウンテンバイクの順で走った。 考えてみると4人とも車種が違い、なかなか面白い。
途中クラクションを鳴らす車がいて見てみると勝村さん。 道が違う事を教えてくれた。 勝村さんには要所要所で待ってもらい道順を教えてもらった。 サポートカー付きのサイクリングは初めてのことでなかなか嬉しい。 そしていよいよ目的地に近づいてきた。 看板が並んでおり、独特の建物の形が見えて来た。 隣のパチンコ屋に自転車をとめていると 勝村さんがビールの差し入れを持ってきてくれた。 目的地に着いたのでひとまず乾杯! さて、いよいよ中に潜入である。
(その5に続く)
いよいよやってきた「あれ」。 入り口には○○や××が立ってる。 反対側にはクジラの○○や××が。 これは子供を近づけてはダメだ。 中に入ると記念グッズが一杯。 お金を払い入場するともー大変!! ○○が××で△△したり、 □□に☆☆だったりして。 しかも%%をよく見るとちゃんとなっている。 危険な階段、安全な滑り台というのもある。 途中トイレがあって空けてみると〆〆... トイレに入る事も許されないのか!? ♪♪な¥¥もあってリアルに作ってある みんなが触るようなのは既にボロボロ。 蝋人形はちょっと違うなぁ。 ムササビのオシッコやスカンクのオナラは趣旨不明。 映画館では立体眼鏡を貸してもらい映画鑑賞。眠かった。 馬の??があーなるとは知らなかった。 そして興奮冷めやらぬうちに外にでたのでした。
(その6に続く)
ドライブインで伊勢うどんを食べ、その後の計画を考える。 HIDEさんは翌日から旅行なので早く帰らなければならないとのこと。 残りのメンバは、私が赤福氷をぜひ食べたいと言ったので 赤福本店まで行く事になった。 HIDEさんとは伊勢市の駅で別れ、残りは伊勢神宮の内宮へと向かった。 浩太郎さんを先頭に走っていたがなかなか恐い走りをしていた。 ヒヤヒヤしながら後ろから付いていく。 そして着いた赤福本店。しかし、勝村さんの姿が見えない。 しばらく待っていたが全然来ない。 車の方が早く付いているはずなのにおかしい。 すずさんは内宮の方まで見にいったがそこにもいない。 仕方がないので我々だけで赤福を食べる事にした。 本店の方はお客がいっぱいだがその正面は空いていた。 私は赤福氷を浩太郎さんとすずさんは赤福餅(3個入り)を食べた。 食べ終わってもまだ勝村さんの姿が見えない。 時間が遅くなってもいけないので時間を決めてそれまでに 来なかったら帰る事にした。 まだ時間があるみたいなので私は赤福餅の方も食べる事にした。 こんど来たお茶は最初のに比べると熱かった。 氷を食べた後だったので重宝した。
そして近鉄の五十鈴川駅へ向かうことにした。 立てかけていた自転車を見ると3台ともドロップハンドルである。 なかなか趣があってよろしい。 勝村さんの車で松阪まで送ってもらう事を当てにしていたすずさんは 駅に自転車をとめ松阪まで行き、車で五十鈴川駅まで戻ることにした。 すずさんはカギを持って来てなかったため私の予備のカギを貸す事にした。
駅に向かう途中、信号待ちをしていると車のクラクションが鳴った。 見ると勝村さんの車である。 とりあえずすずさんは車を追いかける事にし、 私と浩太郎さんはそのまま駅へと向かう。
駅に着いて電車の時間を確認してた後、余っているボトルの水を飲み 荷物の整理をしていた所に勝村さんの車がやってきた。 すずさんも追い付いたようである。 聞けば勝村さんは途中の所で待っていたようである。申し訳ない。 勝村さんから残っているビールを頂く、勝村さんとすずさんは 運転が残っているため、浩太郎さんと私だけで乾杯である。 皆さんには輪行2回目の不慣れな私の手伝いをしてもらいました。 輪行袋にはキャリア、フロントバッグを付けたままでも納める事ができた。
勝村さん、すずさんとはここで別れ、 浩太郎さんと私はホームへと入っていった。
(その7に続く)
電車に乗る前にお手洗いに行き準備万端、電車を待つばかりとなった。 結局、急行の電車に乗り、名古屋へと向かうのであったが 途中、水分を採り過ぎたのと電車の冷房が寒かったせいか 無性にお手洗いに行きたくなり桑名で一旦降りた。 浩太郎さんも電話をかけるということで私に付き合ってもらった。 すっきりした状態で準急の電車に乗り名古屋へと向かう。 途中でポケットの中の半券をザックにしまう。 雨具をそのまま入れていたので中に水が染みてしまっていた。 新しく買ったツーリングマップも水で濡れて 表紙が剥がれて来てしまっていた(;_;)。
電車はいよいよ名古屋に着く。 電車を降りてから改札へ向かう途中で手回り荷物のキップがどこかへ 行ってしまった事に気がつく。 電車に座っているときには確かにあったのに... 来た道を戻って探してみたが見当たらない。 しかたないのでそのまま改札に行くと自動改札だったため 特に無くても何も言われずに出る事ができた。
地上に出るために階段を使うのは疲れるので エスカレータに乗ったらちょうど地上のすぐそば。 そこで自転車を組み立て輪行袋はたたむのがめんどくさかったので クシャクシャッと適当にまるめてフロントバッグの中へ。 家までの帰路はあまり雨も降っておらず無理せず帰れた。 途中ドラマの取材陣が私の行く手を塞いでいた。 ちょっと見ていたい気もしたが早くお風呂に入りたかったので そのままやり過ごした。
そして家に着き、一通り自転車を拭き、油をさして家に入る。 お疲れ様でした。 二日間で 125kmあまり、初めてのロングツーリング。 二日とも雨に降られたツーリングでしたが なかなか楽しませてもらいました。