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鎌倉市岩瀬の青少年広場で、「上総堀り」 と言われる “人手による井戸掘り” が、2001年1月18日から10月7日まで ボランティアの作業で行われた。 当初は 100m 位掘れば水がでるだろうとの予測だったようだが、実際には 176m もの深さに、作業日数は何と132日になってしまった。この10ヶ月間に亘る井戸掘りの作業経過を、個人的に記録したものである。
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正月に 「ここ北鎌倉で、上総掘りという人力による井戸掘りが行われています」 とTVの地方紹介番組で放映されたのを見て “北鎌倉のどの辺だろう? 一度見に行ってみたいと思った” 2月に入ってから 「今泉〜散在が池〜大塔宮〜荏柄天神の梅〜宝戒寺の枝垂れ梅を見る」 約2.5時間のウオーキングの途中で、家から15分ほどの所にある岩瀬青少年広場の隅に水車のような構造物が出来ていて、何やらガタンゴトンと音を立てながら作業しているのを見つけた。
公園の中に入って近づいてみると、何とそれがTVで放映された上総掘りの現場だった。作業場所の囲いの裾の黄色い鉄板には赤いマジックで作業日と一日の掘削深度が書いてあり、すでに作業を始めてから一ヶ月近くも経っている事が解った。北鎌倉でと言う説明だったので まさか大船の奥の岩瀬地区とは思いもしなかったため、見つけるのが遅くなってしまった (公共放送では、北鎌倉と言わないとニュースバリューの上からも、場所のイメージからも聴視者にピンとこないのでしょうね)。
それから毎週一回のデジカメを持っての井戸掘り詣でが始まった訳で、2月中は毎日の作業が順調に捗るので、この分なら3月中には水が出るかも知れないと期待していた。しかし2月も末になると硬い地盤にあたったのか、ばったりと作業が進まなくなった。
80メートルにもなる頃に、どれくらいの予定なのか聞いてみた所、100メートル位掘れば自噴するだろう、若し出なければ装置が壊れるか・人が壊れるか? (^0^//) やってみるしかないねとの事。期待していた3月も過ぎ、春から夏へ少しずつその掘り下げ深度は大きくなり、暑い夏の日差しの中で作業は続けられ、7月には遂に深度は150メートルを超えたが、まだ水は出ない。 そして秋になった。
ボランティアの皆さんの努力が報いられて 11月7日ついに水が出た(記録はその日に176メートルと書かれている終っている)。しかしこの日は現場に居合わせなかったので、関係者の喜ぶ姿を写真に記録できなかったのが残念です。それにしても ボランティアで頑張った皆さん本当にご苦労様でした。
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装置の全容 |
作業の記録-1 |
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作業の記録-2 | ボランティア募集の張り紙 |
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竹ひごの先に取り付けられた刃先 | 作業風景 |
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水が出た!!! | 記録の終り |
井戸掘り -- その後
水が出てからその水の利用方法をどうするか色々と検討されたようだが、水の公園を作って保存することになった。半年くらい経ってから工事がはじまり、2002年7月20日に公園開きとなった。これが出来上がったばかりの小さな公園の全景である。
なお、この自噴する井戸水は水質検査の結果飲用に適するとの事で、公園で遊ぶ子供達の格好の水場になる。
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