行(ら〜ろ)
≪り≫
【輪廻転生】(りんねてんせい)
美輪様の輪廻転生に関する考えは以下のとおりです。
「私たちがこの世に生まれてくるときには、非常に徳を積んで霊的に高いエネルギーの魂を持った先祖が神様たちと協議をなさいます。『次は誰を生まれ変わらせましょうか?』『ではあの人にしましょう。あの人はもうちょっと心を練って、点数をかせいで素晴らしい人格になるために、一度苦労させましょう』、こういう協議があって、はじめて生まれてくるんですね。そして生まれてくるにあたって、人生のいろいろなコースがある。「松・竹・梅」があるように、いろいろな人生がある。「Aコースはこのあいだ卒業したから、今度はBコースにしましょう」ということになって生まれてくるわけです。そして自然死を迎えると、「ハイご苦労さん」ということで、閻魔様がスタンプをポンと押してくれる。そのときに、「あんたは男に生まれて女を悩ませてきたから、今度は女に生まれ変わりなさい」と言われると、ブスな女に生まれて男にひどい目に遭わせられて泣いてばかりいる人生を味わうようになるわけです。そういうことは実際にあります。私は霊的な体験をいろいろしておりますが、ある夫婦の前世では男女が入れ替わっていたということも沢山ありまして、『なるほど、うまくできているものだな』と思いました。今は日本人の男女のコースに生まれていても、来世はどうなるかわかりません。動物に生まれ変わるということはまずないと思いますが、外国人になったり、男と女が入れ替わったり、いろいろ変わります。顔も前世ではこういう顔だったから、今世もこういう顔かというと、まったく違う顔になって生まれてくる場合もございます。そこに妙味があるわけです。
輪廻転生の必要性というのは、そういういろんな人生の経験を積んでいくところにあるわけですね。Aコース、Bコース、Cコースの人生・・・と生まれ変わって、そのたびにさまざまな経験をしていく。そうすると蛇の道はヘビで、他人の人生を見たときに、その喜びや悲しみがフッとわかるんです。意識の上では忘れていても、潜在的に前世で経験した記憶がありますから、相手の苦労をしているところをみると「あの人はかわいそうだな、さぞ苦しいだろうな」と一緒に悲しんだり苦しんだりしてあげられるわけです。前世の回数が多い人であればあるほどそれがわかる。ですから冷たい人で、思いやりの少ない人というのはせいぜい2、3回か、はじめて生まれ変わった人が多いのです。そういう冷たい思いやりの心のない人を見たら、「あの人は人間になりたてで、生まれ変わりの回数が少ないんだな」と思っていればいいんです。
お釈迦様の説かれた「法華経」の「如来寿量品第十六」というお経の中に、「われ仏を得てよりこのかた無量百千万億歳阿僧祇なり」ということが書いてございます。何十万年、何億年よりもっと長い、何億光年よりもっとすごい時間です。そのあいだ、生まれ変わり死に変わりして修行したので、一朝一夕に如来になれたわけではないのです。お釈迦様の前世の中には、天界を大騒ぎさせた大変な暴れん坊だった人生の時代もあったのです。そういうふうにいろいろなことがあった。それで最終の仕上げとして、シッダルタという王子様に生まれて、初めて如来になれたわけです。」(著書「ほほえみの首飾り」より抜粋)

≪れ≫
【霊】(れい)
美輪様は昔から霊感が強く、今までにも様々な霊的な体験をされてきており、インチキ霊能者に対しても数々の道場破りをしてきている。また佐藤愛子の「こんなふうに死にたい」の中でも美輪様が数々の霊的現象を解決していく様子が描かれている。

【麗人】(れいじん)
美輪様の麗人の定義とは、顔がきれいでスタイルがいいというのではなく、美術、音楽、さまざまなことに造詣が深くてひけらかさないで、思いやりがあり、愛、優しさを持っていて実践している人とのこと。また麗人になるための条件は、以下のとおり。(著書「天声美語」より抜粋)
「一、和服を着たときの立ち振る舞いを美しくするためには、少しくらいは日本舞踊をたしなむことが必要です。花柳でも藤間でも地唄舞でも結構です。和服は、絣以外の着物は、うんと思い切って衿を抜いて着た方が、美しく見えます。
一、洋装の際の美しさのためには、クラシックかモダンバレエと社交ダンスを、深くなくても結構ですから、基本だけでも習っていた方が気品のある姿勢や動きができるようになります。たとえば、草刈民代さんのように・・。
一、話し方が上手になるには、声楽でも楽器でも何でも結構ですから、基礎的な音楽の知識があった方がよいでしょう。声の高低、強弱、明暗、早く遅くの速度の調節から休止符、つまり間の取り方など。
一、和洋とも、礼儀作法や食事のマナーは、一応心得ていたほうがよいでしょう。
一、買って身につけなくても結構ですから、洋服も宝石やアクセサリーの小物類も、生活用品(食器や家具調度品)などは、常に一流の店をウィンドウショッピングすることを心がけて、本物を観る目を養ってください。そのうちにだんだんとよい物と悪い物の見分け方が自然と上手にできるようになります。また、それぞれの店のエキスパートに見分け方を聞くのも勉強のひとつの方法です。」