グラフィックボード接続、ノウハウ、奮戦記、初心者からのメモ

 

はじめに

飛行機のフライト・シュミレータや、鉄道模型のシュミレータのソフトウェアが最安値の場合定価1,500円で販売されているのを見つけ、試してみようと思いグラフィックボードの接続に四苦八苦したノウハウを紹介します。

PCはずいぶん使用していますが、素人に毛が生えたくらいです。少しずつ勉強しながらグラフィックボードを稼動させました。

 

使用中のマシン

昨今日本でも販売サポートの再開を宣言した日本ゲートウェイのGP6-350を使用しています。CPUはPentiumII 350MHz。メモリは256MB。ディスクは10GB。そろそろ10年選手だが、まだ動いているので使用しています。でもいささか最近は遅いなあ、と感じています。

ディスクは、やはり10GBでは不足を感じてSCSIのスカジーボードを追加して2GBを追加して次に13GBを追加して最近は150GBのUSB2のディスクも追加した。追加したSCSIディスクにはWindows2000Pをインストールしたり、Linuxをインストールしたりして拡張性を楽しんだ。

 

シュミレータを稼動させる条件

 OSはWindows98、ME、2000、XPだ。現在はXPのHomeEditionを使用しているが問題ない。CPUはPentiumII以上。性能的には遅くてもまずは試せる。メモリは256MB。ぎりぎり大丈夫。そしてDirectX7以上が稼動するビデオカードとある。これが今回追加対象となったグラフィックボードだ。

 

DirectXとは

そもそもこのシュミレータのソフトウェアを稼動させるためのDirectXがわからない。調べてみると「DirectX は PC 上の高速なマルチメディアとゲームをドライブする Windows® のコアテクノロジです」と紹介されている。さらにこれを稼動させるにはグラフィックボードが必要とわかった。では自分のマシンにはこのグラフィックボードはあるのかを調べた。

 

自分のPCでDirectXが稼動するかどうか調べる

自分のPCのゲートウェイでDirectXが稼動するかどうかを調べる方法を調べた。それは「スタート」、「ファイル名を指定して実行」、ここで「DXDIAG」と入力すると数秒時間がかかるがいろいろな情報が出てくる。または、「スタート」、「プログラム」、「アクセサリ」、「システムツール」、「システム情報」を起動し、この中の「ツール」、「Windows」、「DirectX診断ツール」を実行してもよい。このDirectX診断ツールが実行されたら「ディスプレィ」タブを選択すると「DirectXの機能」に注目する。ここには「DirectDraw アクセラレータ」、それから「Direct3D アクセラレータ」がある。ここで両方が使用可能になっていれば問題ないが、小生のPCはここが使用不可になっていた。正確には「DirectDraw アクセラレータ」は使用可能になっているが「Direct3D アクセラレータ」が使用不可になっている。この状態ではDirectXは使用できない。使用可能にするためにはグラフィックボードが必要になることがわかった。

 

ビデオカードとグラフィックボード

PCによってはビデオカードとかグラフィックボードと表記してあることがある。小生のPCにもビデオカードは搭載してあるが、グラフィックボードはオプションであり、購入のときにそんな高いグラフィック用のボードは要らないと購入しなかったことを思い出した。だが、最近は拡張用のグラフィックボードは性能、機能的に大きな幅があり、数千円から10万円程度までと幅広い。

 

グラフィックボードの選定

PC用部品販売コーナに行くといろいろなグラフィックボードが売られている。GIGABYTE、ELSA、玄人思考、IODATAなどメーカも製品の種類も値段もじつに素人には多く存在すると感じれた。いろいろ見ていくと、以下のキーワードで分類できる。

 

1)グラフィック用のVPUのメーカと種類

2)接続バス

3)マルチ画面

 

グラフィック処理のためのCPUであるVPU。これにはNDIVIA社とATI社の2大勢力があるようだ。PCメーカのDELLさんでオプションをいろいろ試しているとメーカとこのVPUの種類で値段も大きく違う。とりあえず稼動させてみることを目的とするので一番安いものを探す。

 

接続バスにはPCIとAGPの2種類があった。グラフィックボードの世界では性能が高いAGPバスが主流だ。だが中には廉価なPCには拡張用として対応しているPCIバスがある。PCIにもボードの背丈が従来の半分であるロープロファイル対応のものもある。最近ではAGPよりも16倍も性能がよいといわれるPCI Expressというものも出始めた。

では、自分のPCにはこれらがあるか?

AGPやPCIのボードの形や、自分のPCのマニュアル、また最近ではマザーボードもいろいろ販売されているのでいろいろ調べた結果、自分のPCにはPCIバスの拡張しかできないことがわかった。ひとつAGPバスのボード用に良く似た拡張用のスロットがあったのだが、マニュアルを見ると拡張用には使用できませんと記述があった。がっかり。しかし、PCIなら接続できるとわかったし、PCI用のグラフィックボードも種類は少ないが販売されていることもわかった。ターゲットはPCI用だ。

 

マルチ画面、これもできればいいができなくてもいい。家にディスプレィは1個しかなく、2つのディスプレイを接続することは物理的に不可能です。もし可能であれば2台のディスプレィを1つのディスプレィとして扱い、見かけ上倍以上のディスプレィになったり、いろいろな使いも可能だが、とりあえずディスプレィは1つしかないのでこのマルチ画面機能にはこだわらずまずは、DirectXを稼動させることに優先度を上げる。

 

最終的にはPCIバス接続のグラフィックボードの種類は少なく、グラフィック用のVPUもほぼ一種類しかないことがわかった。それはNDIVIA社のFX5200というVPUだ。

これを満足しているグラフィックボードは 玄人思考、ELSA、GIGABYTE、IODATAの4社4製品であったが、この頃からPCIバスのより高速なバスであるPCIExpressが出回りはじめ、メーカによってはだんだんとPCI Expressのみの製品しか販売店にならんでいないこともあった。

 

サポート

グラフィックボードの選定はほぼ終了したが、問題は接続である。購入しても接続の方法が不明だ。インタネットや電話サポートを受ける方法はあるが、そういうレベルでは接続できそうにない。そこで、悩んでいた時、あるメーカが取り扱い説明書をHPに掲載してあることに気づいた。早速PDFで記述されているそのマニュアルを見てみるとようやくぐラフィックボードの接続方法のイメージがわかった。IODATAさんありがとう。

 

接続方法のイメージ

1)ドライバのインストール

グラフィックボードのドライバをインストール。もし、他のグラフィックボードのドライバがあればあらかじめ削除しておく。インストールする際にはadministratorでログインすること。

2)BOOTでのセットアップで、ディスプレイをAGPからPCIに変更。

 小生のPCはディスプレィがデフォルトでAGPバスに接続になっていた。だが、最初に記述したように小生のPCにはAGPバスの拡張スロットは無い。これはマザーボードから直接AGPを経由してディスプレィに接続しているためだろう。今回はPCIバス用のグラフィックボードを接続するのでこのBOOTの設定をPCIに変更する。

3)グラフィックボードの接続

 WindowsXPをシャットダウンし、電源が切れたところでACプラグを抜く。そして電源SWを入れてPCに電源が入らないことを確認する。その後、PCのカバーをあけて、購入したグラフィックボードをPCIバスに接続する。ディスプレィの接続ケーブルをはずし、今回追加したグラフィックボードと接続する。これで、次回PCの電源を入れたときには、BOOTのメッセージもPCIバスを経由してグラフィックボードからディスプレィに写されることになる。PCのカバーをしてAC電源を入れ、スイッチを入れる。

 

以上基本的にはこの3ステップである。接続のイメージがわかったところでようやくグラフィックボードを購入する決心ができた。

今回は、決定していざお店に行ったところ、マニュアルをHPで見せてくれたIODATA社の製品がなかなか見つからずあきらめた。次に玄人思考。以上のように購入前の段階でもいろいろ悩んでいる素人なのでサポートを少なくして値段を下げる方針には賛成ですが、見送った。次にGIGABYTE。こちらの製品はその時点ではPCIExpress対応になってしまったので見送る。製品在庫もPCIバス対応もクリアして目の前にあった製品がELSA社の製品だった。しかし、CPUはPentium3以上とある。お店の人に相談したら、大丈夫、動くと思います、と頼もしい一言。ただし、動かなくても商品の交換はできない。これは仕方ない。自分なりにPentium3と自分のPCのPentium2の仕様を調べたがよくわからない。基本的にはクロックやキャッシュの違いはあるだろうが、アーキクテクチャ的や接続的には問題ないだろうと思い、購入した。ちなみにIODATAさんの製品はPentium2 300Mhz以上と記述してあり、まったく問題なかった。

 

ドライバをインストールしても画面に何も表示されない

グラフィックボードのドライバをインストールして再起動しても画面に何も表示されない場合には、BOOTの設定がAGPになっている可能性がある。今回追加したグラフィックボードはPCIなのでBOOTの設定でPCIに変更して再起動が必要。

 

ログイン画面が表示されない。

ようやくグラフィックボードを経由してWindowsXPの起動画面が表示されるようになった。ところが、ログイン画面がでてこない。起動画面の後は画面が真っ黒になったまま、Unknownエラーになってしまった。この対策として、また、BOOTの接続設定をAGPに直し、ディスプレイの接続を元々のコネクタに接続して、WindowsXPを立ち上げた。そして、今回追加したグラフィックボード以外のグラフィックボードのドライバがあるかどうかを確認した。ありましたね。このプログラムをコントロールパネルのプログラムに追加と削除から削除した。さらに、このAGP用のディスプレィをマイコンピュータープロパティーハードウェアーデバイスマネジャから有効になっているのを無効に変更した。

そしてまた、再立ち上げでBOOTの設定をPCIに変更して終了。ディスプレィの接続をまたまたグラフィックボードに変更してまた再起動。

 

また、この現象は、ドライバをインストールしたユーザによっても発生する。WindowsXPのHomeエディションを使用していたので、管理者権限を持っていればよいと思っていたが、それでは不十分だった。その場合はWindowsXPをセーフモードで再起動し、administratorのユーザ名でログインして再度、グラフィックボード用のドライバを再インストールすれば直る。これはWindowsXPの仕様だが、他のメーカにプログラムのインストールでは管理者権限をもっていれば大丈夫なのに、今回は違っていた。

 

ブート時に FDC Failure

以上で接続できたが、実際には、BOOTの設定を操作しているときに余分なところまで操作したらしく、ブート時に FDC Failure と表示され、Windowsが起動しなくなる現象が発生した。神に祈るつもりでYahooからこのエラー検索したら日本ゲートウェイのHPにとび、まさしくそのエラーに関する詳細がヒットした。その指示通りに変更したら無事Windowsは起動した。どうも余分なところまでBOOTの設定を変更してしまったようだ。

 

関係ないと思うけどWindowsXPが逝かれた

グラフィックボード稼動を確認後、家族が使用したときしばらくしてからWindowsが立ち上がらないと言ってきた。原因は依然として不明であるが、Windowsのあるファイルが壊されたようで起動しない。リカバリを試したがダメで起動しない。結局WindowsXPの再インストールになってしまったが、それまでのデータは残っておりほっと一息。アプリケーションプログラムは全部インストールし直したけど。

 

最後に

ここで記述したことは全てのPCの機種に当てはまることはないと思いますが、基本的な考え方のみの参考にしてください。

PCも環境も異なる場合に同じになることがうれしいですが、現実はかなり良くなって来ているとは言え全く同じではありません。

同じようにやったけど稼動しないというのは責任を負えませんので御理解のほどよろしくお願いします。

2004.10.10