【山 名】三国岳 894m
【山 域】鈴鹿山脈北部
【所在地】岐阜県養老郡上石津町・滋賀県犬上郡多賀町・三重県員弁郡藤原町
【山行日】2000年5月5日(金曜日)
【コース】
時山バンガロー村 ----(阿蘇谷)---- 三国岳 ---- 最高点 ---- 鞍掛峠 --
5:41 8:10-8:23 8:32 9:56
-- 登り口 ---- 冷川バス停 ==(バス)== 阿下喜 ++(近鉄)++ 名古屋 ++
10:12 12:19 13:00 15:19
++(名鉄)++ 御油駅 ---- 自宅
16:13
【標高差】約733m好天のためか、朝は意外と冷えた。テント場の裏から登っていくと三国岳へ の登山口である。前日に聞いた話だともう一つ三国岳への道があるという。で も遭難騒ぎが何回もあるということで勧められなかった。それはここから右の 尾根に取り付く道だろうか。尾根上には琵琶池という小池があることを後日ど こかのホームページで確認できた。今回は一般的な阿蘇谷道を歩く。しばらく は阿蘇谷沿い左岸の登山道を登っていく。ワサビ田のあたりでは右岸を行く。 水量の豊富な阿蘇谷の途中で休憩を入れ、また左岸に渡る。
踏み跡沿いに登っていくと、広葉樹の新緑が眩しい傾斜の緩やかな場所を通 る。ここでカタクリにも出会う。左の方へ進み、また沢沿いになり、少し先で、 左岸の山の斜面をジグザグに登っていくようになる。ツクバネソウの蕾、ネコ ノメソウ、ユキザサの蕾を見る。
意外と早く稜線に出る(7:23)。あまりコースの下調べをしていなかったので、 真っ直ぐ登れば三国岳に出ると思っていたが、どうやら様子が違う。毘沙門谷 との鞍部だろうか。いやもう少し先の県境のあたりのようだ。先頭は道なりに 登ってきて、私は最後尾からついていっただけなので、他に踏み跡があったか どうかもわからない。
ダイラがどんなところかも興味があり、簡単に行けそうなら寄ってみたいと も思っていたが、まあ、今日は欲張らず、素直に三国岳へ行くことにする。右 に大君ヶ畑への分岐を見送り(7:37)、送電線をくぐり、815.0m三角点付近にな ると北側斜面にイワウチワの群落。ミヤマカタバミも見る。三角点ピークを巻 いて、稜線に出たところで休憩。
稜線上からは霊仙山の眺めが抜群だ。西南尾根から谷山までのスカイライン、 その手前には大きくうねる県境尾根、コザトへ続く南尾根も見える。霊仙山塊 の南側を一望できるのは三国岳あたりだけだろう。一登りで三国岳に着く。こ こは枝があり展望はかなり遮られてしまうのが残念。先客は大垣から来たとい う単独の女性。阿蘇谷でちらっと後ろ姿を見かけた方だろう。
三国境のピークから911mの最高点へ向かう。わずかな距離だがここが今日一 番の悪路だ。枝が覆い被さり、四つん這いになって前進する。それでも踏み跡 はしっかりしている。そのまま登山道を鞍掛峠へ向かう。すぐ前方に922mピーク が見える場所でパンをかじり長めの休憩。鳥のさえずりが心地よい。
狭くて急な岩の谷間にショウジョウバカマの群落を見る。ヤマルリソウも咲 いている。922mピークへの踏み跡を左に見送り(9:47)、急な坂を下っていく。 正面に鈴ヶ岳、鈴北岳から藤原岳へ続くほとんど二次林で覆われた巨体が横た わる。日帰りの登山者はようやく登ってくる時間のようで、1パーティとすれ 違う。
鞍掛峠を通過し、三重県側に下っていくと、御池岳への登山者だろうか、た くさん登ってくる。こんな時間に下山するのはちょっと勿体無い気もするが、 前日の疲れもありメンバーみんなそれほど未練はないようだ。登り口に着いて また長い休憩。山仕事の人たちが作業している。植林事業が進められているよ うだ。
後はひたすら国道歩き。コグルミ谷の登山口は相変わらず車が多いが、それ でも通常の週末と比べると少な目かもしれない。水脹れができた両足で冷川ま で歩く。西藤原まで歩くか、バスで阿下喜まで行くか、どちらでも良かったが、 冷川のバス停に近づくと、バスが通った。走って乗る意志を伝え、少し待たせ てバスに飛び乗る(420円)。
阿下喜から名古屋までは近鉄(700円)。まずは車幅の狭い電車(762mm特殊狭 軌)の近鉄北勢線で西桑名まで。ロングシートに向き合って座りザックを置く と間を人が通れなくなってしまうぐらいのかわいい電車だ。冷房はなく、窓を 開けて走る。暑いと思ったら、立夏のこの日は6月下旬並みの暑さで夏日を記 録したようだ(名古屋の最高気温:27.7℃)。
西桑名から桑名までは一旦駅を出て歩く。切符は名古屋までなので途中下車 みたいなものだ。銭湯を探すが、開店は4時からなので諦めて、遅めの昼食だ けを駅前の食堂街でとる。
14:52 桑名発。名古屋からは名鉄特急に乗る。私だけ東岡崎で普通に乗り換 え(15:47-15:49)、御油駅で下車(960円)。他のメンバーはそのまま豊橋へ。