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                             神奈川県横須賀市立大塚台小学校  佐々木 誠

アイマスク体験の授業 2時間目

階段を歩く

説明1 今日は、アイマスクをつけて廊下を歩き、階段で3階におりて、中央階段を使ってまた教室     に戻ってきます。

4階にある教室から、前回と同じコースを歩き、階段で3階におりる。3階の廊下を歩き、別の階段でまた教室に戻ってくるコースである。
このコースには、普通教室はないので、多少騒がしくなっても大丈夫である。

指示1 2人組みを作りなさい。出来たら、隣同士で座ります。                      
説明2 1人がアイマスクをつけ、もう一人が介助をします。今座っているところから、アイマスクをつ     けます。介助をする人は、教室に戻ってきたら、今座っている席まで案内します。
発問1 介助をするときには、目の不自由な人の右か左のどちらに立つのか、考えなくてはなりま      せん。それは、なぜでしょう。

子ども達は、「歩くところにある障害物のある方に立つ。」という発言はあったものの、よく分からないでいた。

説明3 目の不自由な人は、歩くとき何かを持っていませんか?(子ども達から「杖」と言う声)        そうですね。杖です。何色の杖ですか?(子ども達から「白」と言う声)
     そうですね。白です。
     目の不自由な人は、杖を持っています。ですから、その杖と反対側に立つのです。杖を右      手で持っていたら、左側に立ちます。杖を左手で持っていたら、右側に立ちます。

「歩くとき、何かを持っていませんか?」と聞いたとき、子ども達の反応が、何となくいつもと違っているように感じた。次のように聞いた。                                        「白い杖を持って歩いている人を、見たことがある人?」
手を挙げた子は、半分もいなかった。目の不自由な人が歩いている所を見ていない子が、かなりいたのである。もちろん杖の存在は知らない。
この授業をやってよかったと、思った瞬間である。この先ずっと知らないまま、過ごしていくことになるかもしれなかったのである。

説明4 介助するときは、歩いている少し先のことを、わかりやすく教えます。「後何mくらいで何々     があります。」とか、「後何mくらいで、右に曲がります。」とか、「階段は、後何段です。」と     か、具体的に教えます。
     ただ、歩くペースは、その人に合わせます。無理に引っ張っていったり、強引に体の無理を     変えたりしてはいけません。
指示2 では、準備が出来たペアから出発しなさい。階段はくれぐれも気をつけるんですよ。     

やはり、階段が心配だったので、階段のところで子ども達の様子を見る。思っていた以上に、上手に介助をしている。階段も心配なさそうである。
全員が教室に戻った。

指示3 今日の感想を書きます。「目の不自由な人の視点」と「介助する人の視点」、この2つにつ      いて感想を書きます。

発表する時間がとれなかったので、書き終えた子から提出させ、授業を終えた。



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