My Favorites Music

 僕が音楽を意識するようになったのは、小学3年生のときからでしょうか。当時、北海道ではHBCの「ベストテン北海道」や「全日本歌謡選抜」というラジオ番組が流れていて、ここで当時のヒット曲を聞いていました。このラジオで聴いて出会ったのが今はなきC-C-Bの「スクール・ガール」という曲。そして初めて買ったレコードが南野陽子の「吐息でネット」なんです。これ以後、僕なりにいろんな曲を聴きましたが、ここでは僕のお気に入りのミュージシャンを紹介します。

曲目については、解説のしようがないので、各自聴いてみてくださいね(笑)


ミュージシャンリスト

男性ボーカル

女性ボーカル

チューリップ

オフコース

オールウェイズ

Y.M.O

O.M.Y

C-C-B

谷村有美

南野陽子

中山美穂

m-flo

My Hobbyに戻る

トップページに戻る


チューリップ

 僕がチューリップに出会ったのは高校2年生のとき。苫小牧市内のレンタルCD店で借りたのが最初です。タイトルは忘れましたが、確かベスト版のはず。この中に入っていた風のメロディという曲がとてもよく、一気にチューリップファンになったという次第。けっこう多くの復刻版アルバムを買いました。しかし、その頃にはすでに解散しており、生でのいわゆる「チューリップ・サウンド」は未だ経験していません・・・。

 現役当時からオフコースと双璧をなす2大ニューミュージックバンドだったわけですが、一般的にはチューリップの評価は低いと言わざるを得ません。確かに、オフコースのほうが普遍性がありますし、対するチューリップは好き嫌いが分かれるサウンドですが、ニューミュージックというジャンルを自ら開拓してきた先駆性とサウンドの緻密さはもっと評価されていいと思います。

 そんな能書きはいいとして、僕が好きなのは心の旅サボテンの花などの、いわゆる「第1期チューリップ」ではなく、むしろ1980年代の「第2期チューリップ」以降のほうがお気に入りなわけです。特にI dreamというアルバムは絶品で、このアルバムに収録されている黄昏モノローグやタイトル曲のI dreamは名曲です。さらに、無謀にもハードなポップ・ロックに挑戦したわがままお嬢さんと大人のポップスを感じさせるPRYMERY COLORの対照的な2曲がが収録されているPRYMERY COLORや、TULIPIANの服を着た君収録のそんな時、女を好きになるもお薦めです。

 もちろん、「第1期チューリップ」も好きなものがあります。アルバムでは「チューリップ初の本格的トータルアルバム」といわれたぼくがつくった愛のうた哀別の日が収録されたSOMEDAY SOMEWHEREはいいアルバムですね。

 曲単位では姫野達也がボーカルを取ったサマーレイン・ラプソディーがかなりポップで、好きです。この曲と先の黄昏モノローグを聴くと、彼らがオールウェイズを作った理由がわかります。財津和夫が作った楽曲と比べると、あまりにも浮いてるのです。あと、宮城伸一郎がボーカルの想い出のランドスケープは切なさを感じさせてくれますね。大御所財津和夫の曲では、つんくが雑誌で「気持ちが沈んだときに元気になれる曲」でなぜか7位に推薦していたWe Can Flyや、「ひとつ屋根の下」最終回でクライマックスにかかっていた青春の影は名曲です。特に青春の影は僕が結婚式で自信を持って歌える数少ない曲です。また、チューリップならではといえるツインボーカル曲では別れはいつもものわかりがいい風のメロディあの娘は魔法使いがお気に入りですよ。

 でも、最近はほとんど聴きませんね。ドライブで聴こうと思っても、チューリップだとちょっと「気分」じゃないですし。どちらかというと家で聴く機会が多いです。

戻る

オフコース

 チューリップといえばオフコース、というわけではないですが、オフコースも一通り聴きました。これまた聴きはじめたのはチューリップと同時期でしたが、女の子ウケではオフコースのほうがよかったみたい。やはり、小田和正の透き通ったハイトーンのボーカルは女性ウケするらしく、「オフコースはよく聴くが、チューリップは聴いたことすらない」という方が多かったですね。

 大学時代の友達で、高校の合唱コンクールの自由曲で無謀にもさよならを歌ったことがあるという人を知っていますが、はたしてどんなものか聴いてみたいものです。そうとう気持ち悪いものなのでは・・・と勝手に推測してしまいますが。そんなさよなら1曲で一気にスターダムにのし上がったオフコースですが、僕ははっきり言ってさよならは嫌いです。なんだか「おまえは人間失格だ!!」と言われてるようで。とはいってもポップなオフコースというものも違和感アリアリですが。

 実は、僕はオフコースのアルバムというのは買ったことがないのです。いわゆる「ベスト版」は持っていますが、チューリップと比べて線の細さが好きになれないんです。それでも僕がオフコースを聴くのは、チューリップと同様、全員がメインボーカルを取れるという懐の深さと、それでいてチューリップとうまく住み分けているからでしょうか。レコード会社が同じで、コンセプトも非常に似ているバンドなのに、サウンドがまったく違う、というのも不思議なものですな。

 で、僕が好きなオフコースですが、やはりさよなら収録のthree and two以降のアルバムに尽きると思います。個人的にはシンセサイザーをフィーチャーしてインチキテクノぶりを発揮したYes-No収録のWe are、いかにもオフコースらしい、売れ線のメロディラインを持っていながらもシングルカットされなかった哀しいくらいが収録されたOverがお気に入りです。

 曲単位ではシブいところで鈴木康博の潮の香り、小田和正の曲にしてはポップなもっと近くに(as close as possible)なんかは名曲です。初期のものではオフコース本来の切ないサウンドの秋の気配めぐる季節もいいですし、果敢にも小田和正・松尾一彦・清水仁のトリプルボーカルに挑戦したTiny Pritty Girlもお薦めです。

戻る

オールウェイズ

 チューリップといえばオールウェイズ、というわけではないですが、チューリップから入っていった僕にとっては、オールウェイズへの流れは当然とも言えるわけです。ただ、困ったことに彼らは超がつくほどのマイナーバンドなのです。従って、このHPで彼らを初めて知ったという人がほとんどではないでしょうか。第一、現在ではアルバム自体が手に入りづらい(というよりもほとんど絶版)ですし、現在市場で入手できるアルバムもALWAYS BE TRUEのみという困難さ。見かけたら、即買いましょう(笑)。

 チューリップの項目で軽く書いたように、チューリップを抜けたメンバーによって結成されたバンドなのですが、チューリップ本来のポップさはこのバンドが引き継いだといっても過言ではないでしょう。特に1stのALWAYS BE TRUEはサウンド的にもわかりやすく、元々姫野ファンだった人たちはもとより、いわゆる「財津サウンド」に食傷気味だった人たちがオールウェイズに走った、というのもうなずけます。

 このALWAYS BE TRUEというアルバム、かなりいいですよ。オープニングのタイトル曲ALWAYS BE TRUEからラストのWAYまで、一気に聴かせてくれます。なによりも好きさは姫野達也お得意の切ない系サウンドをふんだんに披露しております。しかし、これよりもっといいのがGene。オールウェイズでベスト・ワンを挙げるとすれば、これしかないでしょう。風祭東がメインボーカルの去年よりも君が好きさはめちゃくちゃいいです。あと、北海道民なら知っている、石屋製菓の「白い恋人」のCMソングに使われた出会いのためが収録されているなど、地味な仕事にも淡々とこなしていた彼らのひたむきさを感じさせます。

 曲単位では、アップテンポなサウンドで、かつ姫野達也・風祭東ツインボーカルのWithout Youや、不良っぽさを感じさせる灰色の夏、オールウェイズ本来のポップサウンドの王道9月の雨なんかが好きです。

戻る

Y.M.O

 もう説明する必要はありませんね、テクノポップの元祖Y.M.O。正式には「イエロー・マジック・オーケストラ」といいます。電気グルーヴやO.M.Y、テイ・トウワなど、数多くのフォロワーを生み、松田聖子や中森明菜、イモ欽トリオなどにテクノ歌謡を提供して「テクノ旋風」を巻き起こした張本人でもあり、スネークマン・ショーと組んで新しい音楽のあり方を提案しつつ、「トリオ・ザ・テクノ」を結成してお笑い界にも進出するという、数多くの伝説を残したバンドです。

 僕がY.M.Oと出会ったのは高校2年生の時。ちょうどチューリップにハマっていた頃だったのですが、この頃にY.M.Oのベスト版を手に入れまして、少しずつテクノに染まっていったわけです。この頃はRydeen君に、胸キュン。がお気に入りという、まるで一見さん状態で、特にY.M.Oは意識していなかったのですが、最近は頻繁に聴くようになってしまいました。実は、僕にとってY.M.Oを再評価しだしたのは後で述べるO.M.Yのアルバムを入手してからで、「Y.M.Oを聴いてからO.M.Yを聴く」という、一般の方々とはまったく逆の聴き方をしたわけです。でも、このY.M.Oもベスト版止まりで、残念ながらオリジナルアルバムは買ったことがありません。

 このY.M.Oで気に入っている曲はBehind the maskSolid state survivorMad Pierrotなどの初期の曲です。Yellow Magic Orchestraのエキゾな雰囲気は、僕にはたまりませんね。特に東風〜中国女〜Mad Pierrotのメドレーはとてもエキゾでよろしいです。コアなテクノフリークだとBGMテクノデリックを評価しますが、僕は最近までこの2作が理解できませんでした。特にBGMはまったく理解不能で、はっきりいって細野晴臣の感性についていくことができませんでした。ここ1年くらいでやっとまともに聴くことができるようになりましたが。そんなBGMで好きなのはやはりアンビエント感を押し出したU.T.CAMOUFLAGEでしょう。この2曲はかなりかっこいいです。テクノデリックでは京城音楽新舞踏あたりでしょうか。BGMよりははるかにわかりやすいですね。あと、Perspectiveなんかは教授の妙にやる気のないボーカルが楽しめるのがミソです。ノー天気にアカルいTighten Upは聴く方もノー天気にさせてくれます。再生後のY.M.Oについては、はっきり言って興味がありません。やはり、Y.M.Oは散開でとどめておいたほうがよかったのでは、と思いますね。

戻る

O.M.Y

 こちらは説明する必要がありますね、Y.M.OのフェイクO.M.Y。正式には「オリエンタル・マグネティック・イエロー」といいます。Y.M.Oフリークであれば、一度はこのグループ名は耳にしたことはあると思います。ゲーム音楽の作曲家である彼らがY.M.Oの再生コンサートを見に行ったとき、そのサウンドに違和感を覚え、「それなら自分たちでY.M.Oをやってしまえ!!」と一念発起して結成したグループ、それがO.M.Yなのです。

 グループ名からして一種のパロディなのですが、アルバムタイトルもテクノデリュックやら養殖など、かなり徹底しています。当然、曲名もTECHNOPOLISHCosmetic Thirty退職など、そうとう人を喰った内容です。しかも、これらのタイトルが先にできて、それから曲を書いたというのははっきりいってすごいです。それも原曲の雰囲気を壊さずに。それができたというのも、彼らがゲーム音楽の作曲家というプロ集団だからなのですが。

 従って、ふざけたタイトルに対してよい意味で見事に裏切るクオリティの高さは特筆できます。しかも、O.M.Yを聴いてからY.M.Oに接した僕の場合、恐ろしいことに本家のほうがパロディに聴こえてしまうという経験をしました。僕がO.M.YのアルバムOriental Magnetic Yellowを手にしたのは今から2年前なのですが、このアルバムを買うまで約半年かかりました(笑)。というのも、「値段も安い(確か2,000円しなかったと思う)し、見掛け倒しでハズしてしまったらどうしよう」という恐ろしさから、買うのをためらっていたのです。でも、このアルバムを手にしてよかったと思います。このアルバムを通して本家Y.M.Oを再評価する機会ができましたし、場合によっては本家を凌ぐ楽曲も数多いからです。

 彼らのアルバムの最大の特徴は、Y.M.Oを聴きこんでいればいるほど、頭を激しくシェイクされた後の気持ち悪さを感じる点です。本当に、気持ち悪いほどY.M.Oのパロディなのですが、そんな彼らの曲を聴きこめば聴きこむほどO.M.Yのオリジナルに聴こえてくるから不思議です。そんな彼らですから、Y.M.Oを一通り聴いて、まだ彼らに接していないのであれば、ぜひアルバムを買うことをお薦めします。はっきりいって、笑えます。

 で、先に「本家を凌ぐ楽曲も数多い」と書きましたが、それが詰まったアルバムはやはりOriental Magnetic Yellowでしょう。このアルバムは初期Y.M.Oの魅力を彼らなりに解釈した上で、O.M.Y独自のセンスの良さを持っているからです。僕にとって、O.M.Yの楽曲のなかでの一番のお気に入りはGOOD PIERROTです。タイトルこそMad Pierrotのパロディなのですが、メロディラインはまったくの別物。細野晴臣が嫌々書いたオリジナルよりもはるかにまとまりはいいです。2年前にこの曲を聴きながら首都高速を走ったことがありますが、"テクノポリス"東京の風景に見事にマッチしていました。NAMOONでは初期Y.M.Oのエキゾ趣味を見事に継承していますし、ボーカルに難はありますがSONIC SKATE SURVEYORも東京の持つサイバーなイメージを掻き立ててくれます。

 あと、1,000KNIGHTSFAMILY PLANSが収録されたSONIC SKATE SURVEYORや、Drip dry ice次世代機−閉じろフタ−などが収められているO.M.Yソロワークスもお薦めです。要は、彼らのアルバムすべてがお薦めなんですけどね。今、僕の中で最も聴く頻度が高いのがこのO.M.Yなのです。

戻る

C-C-B

 彼らもベスト版止まりなんで、シングルレベルでの話しかできないんですが、僕の音楽を聴く上での重要なファクターである「インチキテクノ」を強烈に印象付けたのがこのバンド。そういえば、このバンドもツインまたはトリプルボーカルでしたねぇ。現役当時はチェッカーズと並ぶアイドルバンドでしたし、ほとんどが外部の音楽家による曲だったんで、世間の評価は低いんですけど、改めて聴くと、けっこうイケますよ。

 自分たちで曲を書かない以外、バンド編成やコーラスワークの巧みさがチューリップやオフコースにそっくりというのも面白いんですけど、打ち込みとシンセドラムを前面に押し出したサウンドコンセプトが最大の違い。このあたりはY.M.Oの影響を受けたんでしょうね。僕らの世代(第2次ベビーブーマー世代)にとって、C-C-BというバンドはY.M.Oなき後、格好のテクノ入門編として存在していました。C-C-Bでテクノの楽しさを知ってからTMネットワークへ走る、というパターンが容易に想像できます。

 一般的にはドラマ「毎度お騒がせします」のテーマソングになったRomanticが止まらない空想Kissあたりがメジャーなんですけど、僕にとっては何のタイアップもされなかったスクール・ガールが一番のお気に入り。シンセドラムは控えめにしてコーラスをフィーチャーしたサウンドは、チューリップが歌ってもおかしくないくらいクオリティの高いものでした。この曲、今シングルで出しても売れると思うんですけど、誰か取り上げてくれませんかねぇ。これ以外ではベスト版に収録されているないものねだりのI WANT YOU(Remix)は車マニア必聴です。なんと歌詞に「べレG スカG C-C-B」と出てきます。リリースされた1986年頃、我々の世代でスカGは知っていてもべレGは誰も知りませんから、そういう意味でもこの曲は貴重です。

戻る

谷村有美

 この人に出逢ったのは高校1年生のとき、「全日本歌謡選抜」というラジオ番組で6月の雨を聴いたときでした。当時、僕はこともあろうにGS(グループサウンズ)にハマっていて、最新のヒット曲を聴く機会などあまりなかったんですけど、この曲を聴いたときにはホント、目からウロコが落ちる思いでした。いわゆる「クリスタル・ボイス」に曲後半のサビが転調していくというメロディライン、EW&Fばりのブラスセクションなど、本当に感動しましたね。それからWithというベスト版を入手したんですが、このアルバムには6月の雨が収録されてなくてがっかりしたものです(後のWithUに収録されます)。このアルバムを買ってからしばらくしてNHK-FMの「ミュージック・スクエア」というラジオ番組でDJをやるという話を知り、それからは毎週聴いていました。ちょうどDocileが発売された頃かな。

 谷村有美という人は、意外にも女性ファンが多くて、ラジオではよく女性からの投稿が採用されていました。それも主に遠距離恋愛の相談が多かったように思います。それで食傷気味になった僕は彼女のラジオを聴かなくなったんですけど(笑)。そのフォトジェニックなルックスとクリスタルボイスの影響で、当然のことながら男性ファンも多く、僕の周りでは谷村有美をカジったという友達や先輩が多くいたものです。

 Docile愛する人へあたりが谷村有美の絶頂期だったんで、当然この時期のアルバムはクオリティが高いです。いちばん大好きだったたいくつな午後最後のKISSなんかはけっこういいですよ。でも、僕が気に入っているのはHearFaceですね。この頃の谷村有美は打ち込み多用の「インチキテクノ」で、しかもHELP!ガラスの午前4時など、ハードな曲満載です。専門家からは歌唱力でクレームがついた頃ですが、この頃が一番勢いがあります。レコード会社側としては、ロック寄りのシンガー・ソング・ライターで売り出そうとしていたんでしょうね。また、この人の曲の特徴のひとつでもあるブラスロックの華やかさという点では、本人曰く「ニューオーリンズ系パパラパサウンド」と評したパレード・パレードがいいですね。

 最近、谷村有美の動向を聞かなくなって久しいですが、現在、何をやってるんでしょうね。僕は圧倒的に片想いを最後に、彼女のアルバムは買ってないんですが、そろそろ新作を聴いてみたいものです。

戻る

南野陽子

 南野陽子は小学〜中学生のときにさんざん聴きましたね。今でも、たまに車の中で聴くほどですから。ただ、南野陽子自体はあまり気にしていなかったので、彼女の曲が好きだ、といったほうが正確かな。実際、「スケバン刑事U」は見てなかったですし。それでも、僕の部屋には未だに彼女のポスターが張ってあります(笑)。なんか剥がすと呪われそうで(爆)。

 彼女を意識し出したのは、当時STVラジオでやっていた「南野陽子 ナンノこれしきっ!」という番組で、あまりにバカバカしいトークとコーナーが面白く、それ以来ナンノ・ワールドにハマったという次第。そういえば、箱の中に入っているむちゃくちゃな指令を南野陽子本人が実行するという「ナンノ箱」というコーナーがあって、このコーナーで自分の持ち歌を採点機能付きカラオケ(昔のクラリオンあたりの8トラデッキ)で歌うハメになり、結局「8点」という信じられない点数をたたき出したという伝説の持ち主でもあります。

 僕が初めて買ったレコードが吐息でネットだということは冒頭に書きましたが、当時、1,000円の初回プレス版と700円の通常版が発売されてて、どちらにしようか悩んだあげく、通常版を買ってしまいました。まぁ、実際は900円しか持ち合わせてなかったんですけどね。この吐息でネットが発売されてすぐにベスト版のナンノ・シングルスが発売されるわけですが、このアルバム、発売と同時に速攻買いました。ここで初期の南野陽子の魅力を知るのですが、このアルバムに入っている楽園のDoorは名曲です。もの哀しい転調するメロディラインがこの曲の特徴でもあり、また魅力でもあるわけです。さらに、シンセサイザーを控えめに使った潔白(イノセント)やアコースティックギターをフィーチャーした私の中のヴァージニアなどけっこう傑作ぞろいです。当然、お気に入りはジェラートヴァージナルとなります。

 アルバムはスノーフレイク以来買ってませんが、去年ベスト版を買いまして、車の中で聴いていたりします。あと、大学4年生のときにレンタルCD店でDiamond SmilePearl Tearsの中国製カセットを各100円で買ったことがありますが、Diamond Smileに収録されているMisty Eyesは初期の曲ながら未発表となっていたもので、アイドル歌謡とは思えないくらいの奥深さです。そういえば、シングル風のマドリガルは大滝詠一のさらばシベリア鉄道のパクリです。聴き比べてみましょう。

戻る

中山美穂

 南野陽子と同時期にデビューして以来、未だにファンが多い方ですね。この人は正直な話、歌はあまりうまくありませんが、作家陣が松田聖子ばりに豪華で、それに圧倒されるばかりです。彼女もベスト版しか持ってないので、シングルレベルということで。

 中山美穂もラジオでよく聴きました。確か「PS. I love you」というタイトルだったと思うんですが、番組の面白さでは南野陽子に負けましたね。ただし、テレビは「スケバン刑事U」の裏番組「セーラー服反逆同盟」を見てました。ひねくれものの僕としては、あえて二番煎じの番組を見てたんですが、内容は残念ながら忘れてしまいました。それにしても、まったく同じコンセプトで裏番組を作ってしまう日テレには脱帽するのみです。

 彼女の曲で好きなのは、角松敏生が作曲した永遠の名曲Your my only shining starでしょうね。中山美穂の曲の中ではベストといえる曲です。この曲には今でも多くのファンがついているそうです。それから、御大財津和夫が作曲したクローズ・アップは財津サウンドにしては珍しくブラスセクションが取り入れられたりして、興味深いです。そしてJINGI-愛してもらいます-は若き日の小室哲哉が作曲した「インチキテクノ」で、この流れは宮沢りえのDream Rushにつながります。さらに深田恭子の最後の果実の元ネタRosaなど、面白い曲が多いです。

戻る

m-flo

 どちらかというと最近の曲には疎いのですが、ここにきてお気に入りなのがm-floだったりします。DJ、男性ラッパー、女性ボーカルという構成だけに、デビュー当初の僕の認識では「ニセglobe」程度にしか思っていなかったのですが、カネボウのCMソングで使われたCome Againを聴いて一気にファンになったという次第です。実際にはCMではなく歌番組で聴いたんですが。それからPrismをFMラジオで聴いてm-floを意識し始め、遂にEXPO EXPOを買ってしまいました。めったに最近のオリジナルアルバムを買わない僕が買ったということで、友人連中からかなり驚かれてしまったほどです。今までニューミュージックを主に聴いてきたので、ラップはかなり抵抗があるのですが、毎日車で聴いているためか、最近では慣れてきました。

 このCome Again、キャッチーな美しいメロディラインとLisaのハイトーンのボーカル、Verbalの力強いラップ、そしてある意味Y.M.O風のアレンジと、Y.M.Oと谷村有美を聴いてきた僕にとってはまさにドンピシャの楽曲だったんです。きっとこの曲でファンになった人たちは多いんではないでしょうか。僕にとってはとてもスマートでエレガントに感じたんですが、皆さんはどうでしょうか。

 アルバムの構成はどちらかというとY.M.Oの増殖や1986オメガトライヴのDJスペシャルに近くて、曲間にインターミッションが入るというもの。コンセプトも2012年の世界と、これまたY.M.O風。3枚目のアルバムであるEXPO EXPOは2012年のバーチャル万博(まるで「インパク」のようですな)を題材にし、楽曲をパビリオンに見立てているのがポイントでしょうか。ある意味、未来やテクノロジーを楽観視していた1960年代風の香りさえします。

 曲的には先のCome Again、グルーヴ感あふれるPrismと、バラエティに富んでいますが、このグループのお薦めの曲はなんといってもL.O.T(Love or Truth)でしょうね。メロウなバラードなんですが、転調するサビのメロディラインと切ない歌詞に、涙が出そうなほど感動しました。m-flo初期の名曲です。実はこの曲、Planet Shiningを買うまではまったく知らなかったんですが、こういう曲があることに感激してしまいました。はっきりいって、L.O.T(Love or Truth)を聴くだけでも価値はありますよ。

戻る