正しいヘッドランプの交換方法(L900の場合)
現在販売されている車のほとんどはシールドビームはなくなり、ハロゲンかHIDになりつつあります。わがムーヴカジュアルのヘッドランプもハロゲンです。先日、ハイワッテージタイプのライトが球切れをおこしましたので、ライトの交換を自分で行いました。実は、以前にもヘッドランプを交換しているのですが、バンパーを外さなかったためにとてもやりづらいことに気づきました。そこで、フロントバンパーの外し方も紹介しつつ、ヘッドランプの正しい交換方法を説明したいと思います。
1.用意した材料・工具
当たり前ですが、ライトの交換ということでハロゲンライトが必要となります。ムーヴ用はH4規格のものです。ハイワッテージタイプのもので、HIDに近いホワイト光を謳う、カーメイトのコンプリートホワイトを使用しました。また、同時にスモールランプも交換。こちらも明るいホワイト球のものにしています。
また、作業に用いた工具は、以下のとおりです。
・六角レンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバーなんとこれだけです。こんなものだけでバンパーが外せること自体不思議な気がするのですが、実際外せたのです。それこそ簡単な整備程度の道具でできるのですから、多少の手間をかけてもやってみる価値はありそうです。
2.配線箇所と作業手順
作業手順としては、バンパーを外す→ライトユニットを外す→ライトを交換する。です。元に戻すときは逆の手順をすればいいわけです。バンパーをボディから離す際は、傷が付きやすいので取り扱いに注意しましょう。もっとも、もともとぶつけるためにあるバンパーだけに、もっと気楽に扱ってもいい気がするのですが・・・。
なお、この手順は後期カジュアル系のものです。カスタムの場合は手順が変わりますので、参考程度にとどめてください。
作業前の状態。ハイビームで走っていたため、ライト上側にガムテープを貼っていました。かなり情けない状態です。 ガムテープをはがします。糊が強力なため、ライトユニットに糊が残ってしまいました。粘着力を弱めて貼ればよかったです。
ナンバープレートを外します。 ナンバープレートを外すと、奥に六角ナットが出てきます。これを外してやります。ちなみに、赤い円筒形のものはオイルフィルター。フィルター交換の際もナンバープレートを外すことがわかります。
バンパー左右のプラスチックカバーをマイナスドライバーでこじって外します。けっこうこの部分って、虫がたまりやすいんですよねぇ。 プラスチックカバーを外すと、また六角ナットが現れました。これを外してやります。
雪が付着していてわかりにくいですが、フェンダー裏側に六角ナットが隠されています。これは左側。 六角ナットを外します。この写真は右側です。
ボンネットを開けると六角ナットが4本現れます。中央の2本から外し、最後に両端を外します。 慎重にバンパーを引っ張ってやるとこのように外れます。ラジエーター全体が見えます。ついでにラジエーターを洗浄してやるといいかもしれませんね。
バンパーの裏側です。フロントグリルを外すときは、バンパーを外してやらないといけません。 ライトユニットの拡大写真。上1本、下2本の六角ナットを外します。
六角ナットを外して慎重にライトユニットを引き出します。写真は右側。ご存知だと思いますが、端子は左からウインカー、ヘッドランプ、スモールランプです。 スモールランプの端子を引き出します。反時計回りにひねってやると端子が引き抜けます。あとは球を交換してやります。
いよいよヘッドランプの交換です。まず、端子を引き抜きます。結構固いので、多少の力が必要になります。 次に防水カバーを外します。つまみがあるので、これを引っ張ってやると外れます。これまた多少の力が必要です。
ライトはクリップピンで留まっています。写真右側にあるとおり、U字状のピンを手前側にやると写真のように外せます。 球を交換します。電極に三叉状の方向性がありますが、入れる向きは決まっていますので、簡単にできると思います。球に触れないように注意。
逆の手順を行い、完成。前より明るくなりました。 3.インプレッション
最近の車はライトの球交換ひとつとっても大掛かりなものになってしまい、けっこう大変な思いをするのも事実です。それでも、かつてのシールドビーム式と違って光軸調整がいらないのがハロゲン式の魅力。ライトの交換というよりはバンパーを外すという作業がそうさせているのかもしれません。難易度は比較的高いほうかもしれませんが、ラジエーターの洗浄やアーシングのときなど、応用技として使えることも事実。やってみる価値はありそうです。