アーシングに挑戦!(L900の場合)

 L900を素材に、アーシングに再度挑戦してみました。
 以前にもアーシングの効果については詳しく説明しましたが、改めて簡単に説明しておきます。アーシングとは、電気機器近くから、直接バッテリーのマイナス端子へケーブルを通す事によって通電抵抗を減らし、電気機器本来の力を発揮させようというものです。
 もともと回線を省略しているものをキチンと配線し直すだけなので、弊害も殆ど有りません。むしろ、エンジンのトルクアップ、レスポンスアップ、ステレオの音量アップ、ラジオの雑音低下、ヘッドライトの光量アップなど、高い効果があげられます。
 チューニングとしては非常にコストパフォーマンスに優れています。特に、低速トルクの細いNAの軽自動車には効果ありです。注意点としては、エンジンルーム内に配線するため、完全な遮熱対策と回転する部分に巻き込まれないようにキチンと配線を引いてやることがあげられます。

1.用意した材料・工具

 材料は以前L600でアーシングを行ったときに余ったものを流用しています。したがって、コードも5.0スケアを用いています。アーシングに用いた材料は、以下のとおりです。

・8φ端子2コ付5.0スケアコード5m×1セット
・6φ丸型端子10コ
・インシュロックタイ10本
・6φ×2mスパイラルチューブ
・ビニールテープ
・アーシング用バッテリーターミナル

 また、作業に用いた工具は、以下のとおりです。

・圧着ペンチ
・メガネレンチ
・ウォーターポンププライヤー
・プラスドライバー

 工具は一般的なものを用い、できるだけ手軽に行うことをモットーにしました。ただ、圧着ペンチだけは普通に家に転がっているとは思えないので、持ってない方は購入してください。2,000円も出せばかなりいいのが手に入ります。また、メガネレンチがない場合はスパナで代用してもかまいません。プラスドライバーは丸型端子をアーシング用ターミナルに装着するときに使用します。
 なお、今回の材料費はアーシング用ターミナルの2,079円(税込み)のみ。コード代などを含めると5,000円程度でできます。ただ、ここまでお金を出すのであれば、もう少し追い金を出してより本格的なアーシングキットが手に入るので、難しいところです。実際、僕もアーシングキットに手を出そうか悩んだほどです。それと、前回同様、6φ丸型端子は失敗したときのためにも、もっとあっていいと思います。

2.配線箇所と作業手順

 今回アーシングを行ったところは、

・ワイパーモーター
・エンジンヘッド
・サージタンク
・インジェクター
・スロットルボディ
・謎の部品(爆)

の6箇所です。本当はオルタネーター付近もやってやるといいのですが、工具がまったく入らないため、あきらめました。また、プラグカバーにも配線しようとしたのですが、インタークーラーを外さないとプラグが交換できない構造のため、これもあきらめました。また、左右フェンダーは端子の数が少なめだったため、今回は省略しています。ただ、L900の場合はワイドボディになった分、エンジンルームにもゆとりができたので、作業自体はしやすいです。
 作業時間は3時間を要しました。前回同様、工具類が充実していればもう少し短縮できると思います。

 配線処理前。相変わらずかなり汚いエンジンルームです(恥)。  スロットルボディです。センサーを外してから六角ナットを緩めて配線。この方が装着しやすいです。

 

 エンジンヘッド部。ここは比較的簡単に装着できます。サージタンクのマウントに取り付けました。  ワイパーモーターです。ここに取り付けることによって、ワイパーモーターの雑音がラジオに入らないようになります。バルグヘッドのアースも兼ねています。

 

 問題の謎の部品(笑)。トランスミッションの上にあったんですが、取り付けやすそうだったのでよくわからずに装着してみました。実際はナットを緩めるのにえらい時間がかかりましたが・・・。  左がインジェクターのアーシング処理。メガネレンチが入りにくく、ナットの取り外しに苦労しました。右はエンジンヘッド部。

 

 わかりにくいですが、サージタンクの結合部。奥の黄色い物体が丸型端子です。  バッテリーターミナルの結線。前回の反省を活かし、きれいにまとめられたと思っています。

 

 バッテリーターミナルの拡大写真です。上下に丸型端子を装着し、無理がないようにまとめています。真ん中の端子はワイパーモーターで、左右はエンジン側の配線でまとめました。  マイナス端子をバッテリーに取り付けてからスパイラルチューブでまとめていきます。

 

 完成後の写真。バッテリーから太い配線が増えているのがわかります。

3.インプレッション

 低速トルクが増した感じを受けるのは前回同様です。アクセルに軽く足を乗せる程度で加速してくれるようになりました。バルグヘッドのアーシング効果により、オーディオのボリューム感も増しました。ラジオとライトはまだ使用していませんが、期待通りの結果を出してくれそうです。
 当分の間は現在の仕様でいくつもりですが、燃費と経年劣化に気をつけながらレポートしたいと思います。


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