メチャ簡単! ブースト計の装着

 ターボ車を購入して、いつかは取り付けたいと思っていたブースト計。しかも装着理由は燃費のため(笑)。その装着を自分で行なってみました。
 たまたま解体屋を訪ねたところ、メーカー不詳のブースト計が3,000円で売りに出ているのを発見、作動するのかすら確認せず衝動買いしてしまいました。で、問題の取り付けなのですが、ダイハツ車の場合、ご丁寧にもサージタンクにブースト計用のバルブが用意されており、ちょっとした時間があれば自分でもできるようになっています。作業自体はそんなに難しくはありません。むしろあっけないほど簡単についてしまいました。

1.用意した材料・工具

 材料は以下のとおりです。

・ブースト計(52φ)
・メーターベース
・バキュームホース(2m)
・配線コネクター
・クランプ
・ワニ型端子

 また、作業に用いた工具は、以下のとおりです。

・圧着ペンチ
・リーター
・ウォーターポンププライヤー
・ドライバー(プラス・マイナス)
・ヘキサゴンレンチ
・カッターまたははさみ

 工具は一般的なものを用い、できるだけ手軽に行うことをモットーにしました。今回使用したリーターという工具は、インパネに穴をあけるためのものです。インパネに穴をあけたくないという方は使用しなくてもかまいません。
 今回の材料費は6,205円でした。冒頭にも書いたとおり、ブースト計が格安だったため、1万円を大幅に切ってしまいました。ちなみにリーターは780円でしたから、これを含めても7,000円で完成したことになります。なお、今回は中古ブースト計を使用したため、あくまでもイレギュラーと考えてもらってかまいません。新品を購入するのが普通ですから、そう考えた場合、材料・工具で15,000〜20,000円前後を予算に入れたほうがいいと思います。

2.作業手順

 まず、バキュームホースをエンジンーと室内に貫通させ、それからインパネの穴あけ、最後に取り付けを行ないます。作業自体は1〜2時間程度で完了すると思います。
 エンジンルーム側はバキュームホースを貫通させてからはサージタンクに装着するだけなので、別段難しくありません。
 オーナーの個性が出るブースト計の装着場所はインパネ中央のベンチレーター上側にしました。イメージとしては昔の国産車の時計の位置がこのあたりだったので、それを意識しました。そのため、リーターを使ってセンターパネルに穴をあけています。センターパネルであれば部品として取ることができますから、ブースト計を外してももう1枚センターパネルを用意しておけばオリジナルに戻すことができます。
 苦労したのはセンターパネルの穴あけです。これが作業の半分近くを占めました。センターパネルは3mm程の厚みがあるため、かなり根気のいる作業です。照明はステレオデッキのイルミネーションコードから取っています。

 バキュームパイプを室内に導入するため、電気配線のゴムパッキンにはさみで切り込みを入れます。この配線は助手席足元にきています。  バキュームホースを挿入したところ。エンジンルーム側から差し込みます。切り込みが大きくなってしまったため、水漏れが心配です。

 

 バキュームホースの室内側。ヒーターブロア付近に出てきました。  バキュームホースをサージタンクに装着したところ。サージタンクにはゴム栓がしてあるので、それを外し、バキュームホースを差し込みます。クランプはゴム栓に付いていたものを使用。

 

 サージタンクの拡大写真。エンジンルームの真上にあるため、とても作業がしやすいです。エンジンルーム側はこれで終わり。  センターパネルを外します。空調スイッチ上の穴がベンチレーターダクト、さらにその右上に穴(本来はカスタムのオーディオ配線用)があるので、そこにバキュームホースを通すことにします。

 

 ステレオデッキをはずし、一度ステレオ取り付け穴にバキュームホースを通します。  インパネ上部の穴にバキュームホースを通しました。ベンチレーターダクトはけっこう薄いプラスチックのため、へこませながらパイプを通します。グローブボックスを開けて作業するとしやすいです。

 

 センターパネルに穴をあけます。かなり目見当ですが、赤丸のところに印をつけました。  穴あけはリーターを使用します。センターパネルは3mmほどの厚みがあるため、リーター先端をライターであぶりながら作業しました。貫通してしまうと作業の半分は終わったも同然です。バキュームホースと照明配線が通るくらいの大きさにします。

 

 穴があいたらバキュームホースと照明配線を通します。  照明配線はステレオデッキの照明配線から取ります。配線コネクターを使用。アース線はワニ型端子を装着してからステレオデッキのアースと一緒に配線しました。

 

 センターパネルを元に戻します。  メーターベースを取り付け、細かい位置決めをしていきます。

 

 バキュームホースをはさみで切り落とし、バキュームメーターに差し込みます。差し込む前にクランプを挿入するのを忘れないこと。  粘着テープで固定して完成です。昔の車はこの位置に時計が装着されていました。

3.インプレッション

 以前から「ダイハツ車のブースト計装着は素人でもできる」という噂があったため、実際自分で作業してみたわけですが、ほんとに素人レベルで簡単に装着できてしまいました。カジュアルの場合はハイマウントAVスペースレスのため、このような位置で装着できましたが、カスタム系の場合は多少苦労しそうです。
 実際走行して動作確認しましたが、きちんと作動したのでホッとしました。ただ、中古のためかブーストがかかるとメーターからビビリ音が発生するのはいただけません。精度もかなり怪しいですが、一応メーター読みで0.75kp/cm2がムーヴの最高ブースト圧のようです。


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