【2001年5月13日 走行距離数 50,950Km】
リアのショック交換から、2週間・・・。早いものです。
リアのショック交換後は、その劇的な変化にウキウキしていたものの、しばらくして慣れてくると、
逆に変えていないフロントのバタバタが気になりだしたんです。
どうも気になる→やっぱり気になる→気になる気になる→めちゃ気になる→ガマンならん!
となって、いよいよ、というかやっと いてもたってもいられずのフロントのストラット交換なのです。
本当は、まいけるさんと昨日やってしまう予定だったんですけど、不都合が生じ 結局は1人。(T_T)
この前(リアショック交換のとき)、インパクトレンチ(エアツール)の威力に魅了された僕は、硬いナットも大丈夫じゃないか
3/8のヘキサゴンソケットも、行けばあるかも・・・。な〜んて、幸せな思い違いしながら、ルンルンで車を八王子へ飛ばす。
ストラットも、リアショックと同じで、ストラット上部と下部にそれぞれ1箇所、2箇所のボルト・ナットで止められているだけなので、
それを外せば脱着可能なのです。リアみたいにフロアカーペットめくらなくても済むし、結構楽だったりしてね♪


車を上げ、タイヤホイールを外し、ロアーコントロールアームを油圧ジャッキで支えて準備OK。
あっ、ダメじゃん。・・・。
13mmのソケットでブレーキホースブラケットを外し(2枚目の写真)た後で、いきなり難問。
キャリパーを外さなくてもいけるかな〜、なんて甘い期待をしていたんですけど、
やっぱり ヘインズのマニュアルどおり、キャリパーをはずして作業しないとダメですね。
89のサービスマニュアルにはそんな記述はなかったんだけど。
左から見ようが右から見ようが奥から覗こうが、ストラットとステアリングナックルを接続しているめちゃくちゃ硬い2本のボルト(24mm)。
これを外すことはどうかんがえても無理。
で、そのキャリパーを外すのには、3/8(インチ)のヘキサゴンソケットがないと、先に進めません。
(8mmと10mmのヘキサゴンは持っていたんだけど、使い物にならず・・・あたりまえ。)
はてさて、困りました。なんて言っても 車はこの状態だしなぁ、・・・。
当てにしていた貸し出しツールの中も探してもらったんですけどなかったんです。あーどうしよう (第一の難関)
このまま帰るかどうか?だったんですけど、相談してみると「それなら車を貸してあげるけど・・・」ってことに。
デルソルで教えてもらった近くのカー用品ショップへ。でも、普通のお店じゃないか・・・。あるのは、メトリックサイズのものです。
お目当てのものはなかったんですけど、ついでだし、メガネレンチ・セットを買っちゃいました。衝動買い。(;^_^A
アセアセ
19×21、22×24を使うからです。これも必要だからね、持っていても損ないし。
いったんレンタルガレージに戻り、アストロへの行きかた教えてもらい、買い物へゴー!!。
CR-X
デルソル 国産車って久しぶりに乗ったけど、なんて違うんだろう。高回転エンジンだー、楽しい!!
さすがはアストロ。ありました。セットものでしたが・・・。またまた出費。
行くならやっぱりツールは用意してから行くべきですね。こうしている間にも、リフトスペース代がかさみます。(;^_^A


さっそく、買ってきた3/8ヘキサゴンで、キャリパーを外しました。ウマを持ってきて、そこへキャリパーを置いておきます。
さてさて問題のナックルアームととストラットをつないでいる2本ボルトですけど、どうしようかな〜
手順としては、まずは2本ボルトのうち上のほうのボルト・ナットをゆるめて、
それから下のボルト・ナットを緩めて取り外し、その上で緩めた上のボルト・ナットを取ると
あら不思議、ストラットとナックルアームが分離することができます・・・って簡単なんですけど。
そのボルトが硬いのなんのって、CRC5-56をいくら吹き付けても無理。特に下側のボルトについては、ロータの裏の隙間に
ご丁寧にカバーがあってそのまた裏にボルトがあるので、そんな狭いところどうやってもインパクト当てられないし・・・
下側のボルトは、なんてったってメガネレンチもボルトにかけられない狭さなのです。 (第二の難関)

マニュアルにはなかったけど、ローター外すかな?どうしようかな?外したらコッターピンも必要だし。
第一、ここから帰れなくなるかも?リフトスペースの宿泊ってあり?(←あるわけない)
ここまで時間をかけてしまって、買い物までして、元に戻して帰りましたでは、アホだ。
すがるような思いであたりを探し回ること3分。
24mmのスパナがないか探したのですが、大きめのモンキーレンチがありました。
これで、下側のボルトに当てられそうだ。これ借りよう。
それと、鉄パイプ。
インパクトレンチが全く役に立たない今となっては、頼みの綱はこれだけです。
これ太いけど、これしかないし・・・さて、やってみるか。

なんと、その思いが天に届いたかどうか走りませんが、汗だくになりながら、格闘 15分後・・・。
動いた!上のほうのボルトが動いたのです。
(緩んじゃったってことは、下もやらないと。あきらめて帰ろうとしたところだったので、
うれしさ40%、悲しさ60%。反面の複雑な心境でした。反対側もあるし。)
その後タイヤハウスの中で鉄パイプを持って格闘。筋肉の筋がブチ切れ寸前。やっと外せました。
一度緩んでしまうと、ボルトとナットが同じ方向に回るので、ナット側にモンキー、ボルト側に買ったばかりの24mmメガネレンチを当てて
ナット側を固定し、ボルト側(裏側)を回して外します。ナット側には、スペースの関係もあるので。


で、ストラットの問題の2本が片付きました。ひとりだと、ストラットがナックルアームと外れた瞬間、ローター(ナックルアーム)が倒れ
落ちてしまうので、もう一つウマを用意して、落ちないようにしておきます。
あとはアッパーマウントを止めているナット。ここまできたら終わったも同然です。(でも片側)
マイナスドライバーで、アッパーマウントアッシーのカバーをこじりあけ、10mmと21mmのメガネレンチを使ってナットを外します。
10mmの方はロッドを固定用として使い、21mmの方で緩めます。CRC5-56と鉄パイプ2本ないとびくともしません。
ですが、下のボルトナットを外す力に比べたら屁でもありません。楽勝


ナットが外れたら、ロータが落ちないように気をつけながら、ストラットを縮めて、上を抜き、ナックルとストラットを分離したら取り外し完了。



こうして、くじけそうになりながらも何とかストラットを取り外しができたら、取り付けは基本的には取り付けの逆を追います。


本当は、ストラット上部のロッドを先にアッパーマウントに仮止めした状態で、ストラットとナックルアームをボルト止めする
んですけど、先に下のほうを合わせてから作業してしまいました。
US-KYBのストラットの上部のロッドはヘキサゴンで軸を固定し、19mmのメガネで締めていきます。
片側が終わっちゃうと、片方だけ新品のまま帰るわけにも行かないし・・・という諦めがあるのか、
それとも ボルトの回らないことを身にしみたせいか、筋肉の感覚が麻痺してしまったからか、どうかはわかりませんが、
意外と段取りよくスムーズに行えました。写真をとりながら、作業は無事終了。
前回リアショックのようにドルルルンで「あら、楽チン」というわけには行きませんでしたが、終わってしまえばこっちのものです。
ついでに、ステアリングリンケージ周りのグリスアップも行いました。
ついでついでに車体を上まで持ち上げて下側からドライブシャフトのガタが出てないかとかいろいろとチェック。
せっかくリフトなんだから、こういうときでもないとなかなか見れないですもんね。
下回り、オイルにじみもないし綺麗なもんです。(^_^)ニコニコ
リアと同じでシュコンって縮んだら、引っ張って伸ばさない限り伸びないし、全くショックアブソーバーの機能は失われている。
そう、これなんですよ、と思い通りのヘタリ具合に満足し、デカビタCのいっき飲み。旨い(オロナミンCは売ってなかったので)
さて、これだけ苦労したからには、というわけでお待ちかねの試乗です。(というか単に帰り道です)
やりました、これですよ。これ。なんていうか、笑いがこみ上げる感じ。ウフフ、アハハ。えへえへ。
よみがえったショック。ここまで体感できれば十分。うーーーーん、ショックの威力は侮れんーーーエクセレント!!
【作業手順メモ】
@ ジャッキアップして、ウマで車体を固定し(リフトで持ち上げ)、タイヤ&ホイールを外す。
A 油圧ジャッキをロアー・コントロールアームの下に置いて、コントロールアームを支えておく。
B ブレーキホースのブラケットをストラットから外し、ブレーキホースをストラットから外しておく。
C ブレーキキャリパーを止めているボルトを外してキャリパーを外し、邪魔にならないところに置いておく。(ウマを使用)
D ストラットとステアリングナックルを止めている2本のボルトのを緩めます。まず上側のボルトから。
E 次に下側のボルトを両方を緩めて外して、上側のボルトを外す。
F ボルトを抜き終わったら、ウマを使って、ステアリングナックル側が倒れてこないようにサポートしておきました。
G ボンネットフードを開けて、ストラット上部のアッパーマウントアッシーのカバーを取り出す。
H ストラットピストンの上を一つのレンチで固定しておき、もう一つのレンチで、アッパーマウントのナットを外す。
I ローターが倒れてこないように気をつけながら、ストラットを縮めて、ストラットとストラットカバーを取外す。
取り付けは、取り外しのプロセスを逆順に行う。