フロント・ホイールベアリングのグリスアップ

2001年12月2日 走行距離

フロント・ホイールベアリングのグリスアップも定期的に行う必要があるメンテナンス項目の一つ。
ファイヤーバードのホイールベアリングのグリスアップ(フロント)の交換のサイクルとしては、メーカーのサービスマニュアルを参照すると
48,000km毎かブレーキパッドの交換時期のいずれか早いほうで行うと書いてあるので、5万4000kmを走破している僕のトランザム
もやっておきたかったメンテナンスでした。

<主だった用意するものとしては、・・・>
グリースとオイルシールとコッターピン。グリースは当たり前としても、シールとコッターピンは再使用しないので新品のパーツを用意。
Seal, Front Wheel Bearing--GM#3965092------$7x2=$14
  これは、10月にラジエターホース等と一緒に頼んだんですが、
  ×2で頼んだら、2セット分(=4個)届いてしまったので1セットは予備になりました。
コッターピン ×2本 ¥1?0×2  (ヤナセ東京芝浦)
ウレアグリース(50g) ¥480  (東宝日曜大工センター)
  フロントホイールベアリングのグリースは、ウレアを選びました。純正のものは取寄せになるらしいので却下。
  それで、 ベアリングのグリースに、モリブデングリース(リチウム系+二硫化モリブデン)か、ウレアグリースかで迷ったんですが、
  ウレアグリースのほうがちょっと高いのです。で、なぜか、ウレアにしてみました。
<その他、友情出演>
木材 ¥480 (東宝日曜大工センター)    オイルシールの打ち込み
プラスチックハンマー               オイルシールの打ち込み
27mmのソケット(KTC製) ¥730 (東宝日曜大工センター)+トルクレンチ(小)(スピンドルナットの締めつけ時)
ブレーキクリーナー 6本〜 ・・・ (東宝日曜大工センター)
マイナスドライバー、他 いろいろ

ジャッキアップしてウマで車を固定をして、安全を確保します。ホイールを外して、ディスクブレーキのキャリパーも外します。
ここまでは、フロントストラット交換の時と手順は一緒ですので、そちらを参照してね。


ハブのダストキャップをマイナスドライバーでこじりとると、六角形のスピンドルナットが見えます。
これには、コッターピン(割りピン)が刺さっています。スピンドルナットが動かないように留めているもので、
まずは、プライヤーで割りピンを抜き取るところから。当然、抜いた割りピンの再利用はしないこと。


コッターピンを抜いたら、スピンドルナットを取り外す。次に、スラストワッシャー。


そして、アウターベアリングの取り外し。
ディスクローターを少し手前にずらしてやって、アウターベアリングを前にずらすと取りやすい。
気をつけることは、このとき、ベアリングを落っことさないように。下に落とすと、グリスまみれのベアリングに砂をかんでしまいますからね。
そしたら大変な目に会うと思います。アウターベアリングを取り外したら、ローターを両手でしっかり持ってスピンドルから抜き取り、
汚れないような平らなところに置く。


次に、ディスクローターの裏側のオイルシールをこじり取り、インナーベアリングの取り出しにかかります。
このオイルシールも再利用はしません。マイナスドライバーでクイクイこじりあけます。
グリースまみれのベアリングの取り扱いは、とくにゴミをローターにかみやすいので慎重に。


左の大きいほうが、インナーベアリング(ハブの裏側)、右の小さいほうがアウターベアリングです。
取り外したベアリングについている古いグリースをブレーキクリーナーで綺麗に洗浄します。


ローターの中も綺麗に洗浄。
異なる種類のグリースが混合すると、グリースの性能が劣化するそうです。

ローターだけじゃなくて、スピンドルやワッシャーやナットも綺麗に洗浄。
普段あまり掃除もできない、シールドやストラットまで綺麗にしておきましょう。
ブレーキクリーナーはたくさん買っておいたほうがいいです。


さて、ひととおり綺麗になったら、ベアリングのグリースアップと組み付けです。
手のひらにグリースを載せて、ベアリングをグリグリ満遍なく押し付けながら、ローラーの中からグリスが出てくるまでくらい
塗りこんでいきます。(両手がふさがっているので、写真がありません。)


インナーベアリングをハブにセットしたら、新しいオイルシールをかぶせる。オイルシールがツライチになるように、
プラスチックハンマーでコンコンたたいて打ち込んでいきます。器用な人なら、ツライチにするのは簡単だと思いますが、
僕みたいな慣れていない不器用な人だと”平らな板切れ”を間にあてて、打ち込むと綺麗に行きます。
オイルシールからはみ出る余分なグリースはふき取っておきましょう。グリースがあまりに余分だと逆効果(焼きつき等)
になる可能性もあるので。また、気をつけていてもディスク面にグリースがついてしまうことがあるので、
ディスクについてしまったグリースは綺麗にブレーキクリーナーで綺麗にしておきます。



←新しいグリースの塗られたスピンドル

ディスクローターをはめ込み、グリースアップ済みのアウターベアリングをセットします。
スラストワッシャー、スピンドルナットと組み付けていきます。

スピンドルナットは、手で締めていきますが、一度規定のトルクで締めつけを
行ったほうが安心。
1.8kg/mくらいの小さい力で一度締めつけてから、
一旦ボルトを完全に緩めて、それから手でナットが回るところまで回していきます。
で、手では回らなくなるところまできたら、今度は逆にスピンドルナットを緩めながら
コッターピンがうまく刺さるところを探して、コッターピンを刺す。
2度目に手で締めつけた位置からナットを半回転以上緩めないところで、コッターピンが
ささるところがその位置です。
ローターを回してみて、スムーズに回転するはずです。



最後に、ダストキャップをかぶせて、キャリパーをディスクローターにセットし、
ホイールをつけてホイールを組み付けたら、ゆすってみてガタがないのを確認したら、
完成。


最後に、試験走行で終了。

ストラット交換のときは、無理やりディスクローターを外さないで交換しましたが、ローターを外してベアリングのグリスアップついでにすると、
もっと楽チンでした。今度からはそうしようと思います。って、ずーーっと先のことになりそうですが・・・、その時まだ乗ってられるかな。

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