〜ほんのちょっとの『浮力』〜

出口のないトンネルのような、暗闇の中で、
このままずっと浮上出来ないんじゃないかと、
思うコトがあります。
それはきっと、わたしだけじゃないんだろうなあ・・・と、思います。

だれの慰めも、激励も、ココロの奥までは届かなくて、
やっぱり最後は、自分でナントカするしかない。

でも、笑顔のキッカケなんて、ほんとはどこにでもあるのかも知れない。

わんわん泣いてる幼い子どもは、
なにを言っても泣きやまないけど、
スーパーの店員さんが配ってくれた風船1つで、
ピタリと呆気なく泣きやむことがあるように。

必要なのは、そんな些細なキッカケ。
「答え」でもないし、「支え」でもない。
ほんの風船1つ分の「浮力」。
それさえあれば、「ヨイショ」と立ち上がれる。

誰でも、そんなに強くもないし、弱くもないのです。
わたしも。そして、きっとあなたも。
だってニンゲンなんだもの。
生きてるんだもの。

わたしの創る歌には、空を飛べるチカラはない。
過去に戻ってやり直せる方法も知らない。
ましてや、チチンプイプイで解決できる呪文も知らない。
でも。
カラフルな風船1つ分。
それくらいの浮力があるといいな。
そんな浮力が・・・欲しいのです。

by.ARAKAWA
2004.2.28