4月から始めたレストア作業です、合間を見ながら進めていますが、その都度アップしていきます。
あわせて二馬力学舎(休止中ですがフレーム修理後には、、、きっと)にて雑学のページも進めます。

ボディーを降ろしたフレーム 前から 後から
フロントの接合部
ペダル下はサビの定番ポイント
リヤーの接合部 トランク部分は後に2ヶ所のみ、ここにスペアー
タイヤと工具が収まりますい
ペダル下は巾10cmほどのウレタンマットにボディ
が載っているため、水滴等でボディーが錆びやす
いです、これは室内の床の運転席右足の下あたり
に穴があり
リヤーは雨漏りや濡れた靴で乗ることが少ない
ですから錆びている車は少ないです
両サイドのフランジ部にボディーの止め穴があり
ます、片側約10本ほどの7ミリボルトですのでジ
ャッキアップは非常に負担がかかります
トランク部の支持は細いフレームの先に7ミリの
ボルトで止まっているだけです、荷物を降ろすと
車高が上がるほど積んでいる車が多いですが
フレームはとても貧弱で手で揺すると動きます
バンパーを外さないのはゆがみ防止もあります
ガソリンタンク、上の部分にシートベルト取り付け
穴と2箇所のボディ固定用の穴が有ります
フレームサイドには4ヶ所この様な部分がありポー
と呼ばれるサイドのサスを固定するのとボディの
止めを兼ねている
エンジンマウントは最先端に2個 重たいエンジンとミッションを3箇所支えている
重さだけではない、パワーのオン、オフやブレ
ーキの際の反トルクなど全ての加重を支える
ミッションマウント 加減速、ブレーキのたびに
上下に暴れるミッションを押える、この車はゴムが
ヒビ割れていた
2CVのフレームはフロントアクセルの前に
(オーバーハング部分)にエンジン、ミッション
が有り他には無いような過酷な構成と軟弱な
フレームです、普通は足回りがフレームに固定
されていますが2CVはフロントアクセルから出
ているためフレームにはエンジン加重やブレー
キの反動や走行中の上下動など全ての負担を
受けます、ちなみにエンジンの無い状態でも
フレーム先端でジャッキアップするとフレームが
しなります。
フォークリフトのツメにエンジンを載せているのと
似た状態です。
上左の○のところに穴が空いていた2CVでは
良く有る部分ですが、下から覗いたときは気が
つかなかった、サビが進むと下部まで穴が空く
のかはわからない


フレームの床を切り取る、防錆処理のため
中央のパイプの後に手が入るようにカット
83年のこの車はフレーム内が塗装されて
いた、84年以降又はポルトガルになってか
らかはわからないが後期型は塗装されて
ない、2CVは81年、84年、ポルトガルと段階
的にコストダウンされているように感じる、
この83年はエンジンのクーリングカバーが
金属製の部品が使われている

運転席下
ウェットなサビがパラパラと有った
中央
フレーム内はこの様に3室に分かれている
右側
サビがザクザクと貯まっている
防錆処理の為パイプ後までカット、フレーム内部
で一番強そうな金属です
後のサビはそれほどではない?
この後ワイヤーブラシ、紙やすりなどでサビを
落とす
サビを落としてほこりやサビの粉塵を取る為
エアーを吹く、フロントのバンパーの先端部
からリヤーバンパーのところまで貫通してい
るのでゴミを楽に飛ばす事ができた

塗装を前にコンプレッサーで灯油を拭きつけ
洗う、フランジの下のサビ粉など洗い流す
← ここまではフレーム上部

↓ ここからはフレーム裏面
長期にお休みをしていました、やっと再開ですが
表は新しい床を貼り付け今回は裏返しての作業
です、右は運転席下の床を裏から見た部分です
上の写真の下面を補修します。
永い間にサビは進んでいました、覆っていたもの
の多少の雨の侵入は有りました、接合部にはさび
止めは塗れませんので仕方ありません
端の折り返しは溶接が有りません持ち上げると
いくつかのスポット溶接されています、骨の部分
もスポットが有ります
(運転席側)
新しい鉄板は室内側に貼った床面です アール部はミッション下にあたります アール部の接合
どうなっているのかBOX部も覗いてみました、
塗装はされていませんので浮き錆び有り
次に入庫予定の2CVは四角のところに穴が有
り指が入ってしまいます、↑の所が足周り取付
けボルト穴ですので深刻な問題です、赤線部分
のフレームにも錆がありエンジン下のアンダー
カバー(右側)も剥がさなくてはなりませんが、今
回の様に車体を降ろさずに下に潜っての修理
ですからその事も想定しながら修理中です
アール部の接合はプレスでリブが入っています
2CVのフレームで頑丈そうに見えるのはこの部
分だけ?かなと思います、リブは左に書きました
修理部分にもありますので入庫時の修理につい
て悩みながら眺めています
左側も切り開いてみたところこちらの方が腐食が
進んでいました、外観から見た右側よりひどいの
には以外です(助手席側)
使用材料は全てボンデ鋼板といって表面に亜
鉛加工されています、切れはしを2年ほど屋外
放置していますが切断面以外は錆びていませ
ん、形状に合わせて少しずつ曲げ加工中、ハン
マーで何百回か叩いて曲げます
左右対称に鉄板を張るためこちらも切開した
薄板の複合フレームのため応力を考えると補強
も対象に、そして材料は薄すぎず厚すぎずが基
本、フレームがしなりたい時はしならせ突っ張る
時は突っ張らせ、一体構造の妨げにならない様
な修理です
フロントの補強鈑を作りました、折り曲げ部はマフラーの熱で穴が開きやすい所 床の開口部も塞ぐ
リヤー左右も切り開いてみました見た目の割に
は内部は腐食していません、浮き錆びに近い部
類です、ここからリヤーバンパーにかけてフレー
ムが持ち上がっているので水がたまるのかと思い
ます。
今回は前後4か所の足まわり付近を切開しました
腐食の進行は外観からは判断しにくいと感じます
一番安心していた部分が最も腐食していました。
個体差もあるでしょうが次回入庫の2CVは上記の
グレー枠の部分の腐食修理があります

各部とも2個づつ穴が開いていますが、足周りが
ボルト止めされる穴です、バンパーに向けて前後
共フレームが斜めに持ち上げっていて水の侵入も
考えられ、構造部材の複合部でもあるため空気の
流れも悪いのかも知れません

錆び転化材を塗って塞ぎます、転化材も2年ほど
露天放置試験をしたものを使用
切り取った部分を塞ぐ 端末を折り曲げて処理 補強鈑の縁にシールをして水の侵入防止対策
防錆と塗装をして裏面が完了予定です


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