時に1997年、世紀末を迎えセカンドインパクト後のパソコン不況を克服しつつあるパソコン業界を舞台に、独自路線を貫くApple社MacOSと、悪の帝王ビル率いる使徒Windowsとの戦いを描くハードSFアニメーション。
脚本の一部〜(庵野案)
第拾四話「ウヰンドウズ、トップシェアの座」
「Win95って何なのよ?」
「ビル・ゲイツの作り出した、、、Macに近い形をしたOS、としかいいようがないわね..」
「ビル・ゲイツが作り出した?
あの時、Appleが作っていたOSをただコピーしただけじゃないの!
オリジナルが聞いて呆れるわ」
「ただのコピーとは違うわ。プリエンティブマルチタスクに一応なったもの」......
第拾七話「四人目の適格者」
「ClarisとAppleの関係、知っているんでしょ?」
「Clarisは存在しない。影で操っているのは、Appleそのものだ。
初台のオペラシティビルを調べてみるんだな」.....
「オペラシティ?AppleJapanの有る所だわ。」
第拾八話「OSの選択を」
「すばらしいクロック周波数 十分なメモリ これで、あの計画、実行できるわね...」
「Soft Windowsですか.....私はあまり...」
「感心しないのは分かるわ。でも備えは常に必要よ。」
「Windowsは固まりにくいOSだと思いますし、Exel97は使ってます。
でも納得できません。」
「潔癖症はね。辛いわよ。人の間で生きていくには」
「.....。」
「汚れたと感じたとき分かるわ。それが」
「コジマのMacは現時刻をもって破棄。当該機種をAT互換機と見なす。」
「AT互換機って....あれはパフォーマじゃないか.....」
「...そんな、....同じクロックのPowerPCを積んでいるじゃないの...」
突然、MacOSとWin95を同時起動するコジマのMac
「おまえが死ぬぞ」
「そんな出来ないよ!同じMacじゃないか!」
「.....。Macの全アプリケーション終了。Soft Windows起動。」
「そ、そんな。まだSoft Windowsには動作不安定な部分が多く、このメモリ容量での起動は危険です!」
「構わん。起動だ。今のMacOSよりは役に立つ。やれ!」
「...はい」
PowerPoint97を動作させるSoft Windows...
PowerPoint4.0しか知らないMacユーザ、、何をしたんだ…
驚愕:「これがSoft Windowsの力.....」
第拾九話「ユーザーの戦い」
「僕は、僕はもうMacは使わないから...そう決めたから...」
「そうか....。おれは、ここでMacを使っている」
「こんな時代にですか?」
「こんな時代だからだよ........。
MicroSoft社がWin98を発売し、デスクトップとブラウザが統合された時、他のOSやブラウザは全て滅びると言われている」
「.......。」
「それを阻止できるのは、Windowsと同じ力を持つMacOSだけだ」
「......」
「Windowsはアプリケーションのアンインストールすら、まともにできない。
だが、Macには、Macしかできない、Macなら出来ることがあるはずだ。
誰もMacを買えと強要はしない。自分で考え自分で決めろ。
自分が何を買うべきなのかを。ま、後悔のないようにな。」
「PowerMac再起動!」
「まさか、そんな......メモリ容量と68エミュレーション速度が倍になってます!」
「やはり作動したのね....Doublerが...」
「パ....PowerComputingを喰ってる...」
「自ら互換機メーカーを取り込んでいるというの?Appleが…うっ....」
「ライセンスが」
「ライセンス?」
「そうよ、アメリオは互換機メーカー味方だったの、取締役会本来のを力を私たちユーザーが押さえ込む為の人物だったの。
そのライセンスがJobsの力で買い戻されていく…
私たちユーザーにはもうAppleを止めることが出来ない....」
「Jpbsの覚醒と解放はゲイツが黙っちゃいませんな?これもシナリオのうちですか?」
「始まったなぁ?」
「ああ、すべてはRhapsodyからだ...」
第弐拾話「心のかたち人のかたち」
「OpenDocは凍結。」
「しかし、資料の入ったFDを取り込まれたままですが...」
「やはりダメです。「FD『ごみ箱』にドラッグ...」受け付けません!」
「特別メニューの「ディスク取り出し」は?」
「だめです!受け付けません!」.....
「ファイルのサルベージ、スタート!」
「了解、ノートンユーティリティ起動します」
「ユーティリティ、正常に起動、問題ありません。」
「だめです!カタログツリーBが破損しています!」
「ツリーの修復やってみて!」
「駄目だわ!」
「どうゆうこと?」
「つまり、失敗」
「ユーティリティー、システムエラーで停止!」
「ファインダー暴走!「爆弾」表示!」
「作業中止!電源落して!」
「だめです!ユーティリティのCDが排出されます!!!」
排出されるCD
「.....ファイル1つ、ファイル1つ修復できなくて、何がノートン先生よ...ファイルを返して!あたしのファイルを返してよ!!」
第弐拾壱話「せめて、Appleらしく」
「アメリオがCEOをやめます」
「いかん、互換機はAppleのシェアを浸食するタイプだ!」
「今シェアを浸食される事態は避けなければならん」
「だったら互換機はエントリーモデルに限定すればいいんでしょ?」
「その保証はない。」
「でもこのままではライセンス契約が…」
「構わん、M$とクロスライセンスしろ。」
「M$とクロスライセンスをか?」
「MacOSのライセンスを金で取り戻すにはそれしか無い。」
「しかしAppleとM$の接触は司法省が…、あまりに危険です。」
「嘘、欺瞞なのね。」
「ユーザー達は黙っていないぞ。」
「司法省が動く前にすべて済ませなければならん。」
「今AppleのCEOになるのは得策ではない。」
「かといってM$との提携を司法省に許可無く行うと面倒だぞ。」
「議決権は存在しなくてもいい。」
「おまえが欲しいのは市場独占だろう?」
「.....よかったね。Apple社。」
「うるさいわね!ちっともよくないわよっ!
よりにもよって、あの会社の傘下に入るなんて......
あんな会社の傘下に入るなんて....
そんなことなら倒産した方がマシだったわよっ!」
「一番嫌い、みんなM$大嫌い」
第弐拾弐話「涙」
「だめです!シェアが2桁を切ってます!」
「売れない....売れないのよ...。」
「このままではマスコミの餌食だわ!ライセンス戻して。」
第弐拾参話「Mac誕生」
ジョブスはGUIをPARCで見つけたので喜んで製品化しようとした
それで罰があたった
せっかく製品化しLisaも発売停止になってしまった
そしてLisaからMacが作られた
ビルはDOSからMacに似せてOSを作った...
それがWindows
え?WindowsってOSなんですか!
そうOSなの4.00.950はね....
でも ここにあるMacと似たものには魂がない....
だから壊すの Macではない Macと似たモノだもの
でも....、、、そんなものにすらMacは勝てなかった..
Macに取り憑かれた人間の悲劇ね...
第弐拾四話「最後のシ者」
「どうして、AT互換機に買い換えたの?」
「許せなかったんだ、Apple社が。ユーザーを裏切ったApple社が。せっかく使いやすいOSだと思っていたのに....Apple社はユーザの気持ちなんか、わかってくれないんだ!」
「あなたはApple社の方針を分かろうとしたの?」
「分かろうとした」
「どうして分かろうとしないの?」
「分かろうとしたんだよっ!!」
「そうやって、メジャーなマシンに乗り換えているのね」
「いいじゃないか!周辺機器やソフトが安く買えるマシンに乗り換えて何が悪いんだよ!」
『嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!AppleがMicroSoftの傘下に入るなんてそんなの嘘だっ!』
『事実よ。受け止めなさい...。』
『裏切ったな!Apple!Macユーザーの気持ちを裏切ったな!』
第弐拾伍話「Air」
「Win95も、NTも使いにくいんだ。助けて、助けてよMac。」
「....」
「ねえ、ねえ、Mac、Mac!Macintosh!!」
「....」
「助けて、助けてよ…助けて、助けてよ。またいつものように爆弾出して固まってよ。」
「....」
「ねえ!」
ばさっ
「ハっ!」<以下省略>
「Windows98...。完成していたの!?」
第弐拾六話「Macを君に」
「はい。Apple社はMacでしか生きられません。…
でも、MacOSは無限に生きられます。その中に宿るAppleの心とともに…。
たとえ、50ヶ月たって、このApple社も、Claris社も・・
Motorola社さえ無くなっても残りますわ。
たった1台でも生きていけたら…。とても寂しいけど、生きていけるなら…」
「Macintoshの存在した証は、永遠に残るか…」
第弐拾六話(TV版)「パソコンの世界で、アイを叫ぶユーザー」
「いまのMacがMacそのものではない。いろんなMacがありえるんだ」
「そうだ。Macの方がシェアが高い、そんな世界もありえるんだ」
「そう思えばこのMacOS8も決して悪いものではない」
「MacOS自体は悪くないかもしれない。でも、MacOSは将来が不安だ...」
「Macの将来が不安だととらえているのは君の心だ」
「人は自分の小さな物差しでしかOSを評価できない」
「Macは固まりやすく....」「Win95は固まりにくい...」
「と、教えられたら、そう思い込んでしまう」
「Win95だって固まることはあるのに」
「使い方によって別のものになってしまう脆弱なものだ」
「僕はMacが嫌いだ」
「でも、好きになれるかもしれない」
「僕はMacを使っていていいのかもしれない」
「そうだ!MacはMacでしかない!」
「僕はMacを使いたい!」
「そうだ!僕はMacを使ってもいいんだ!」
一気に晴れる霧 全員が拍手。口々に「おめでとう」
「....ありがとう」
「ジョブズに、ありがとう」
「アメリオに、さようなら」
お楽しみいただけましたか? 何人からの方から「新世紀リンゴゲリオン」について質問がありましたが、作者はwww.top.or.jp/~katouの「リンク」から「椿屋敷のSANJURO」をたどって見てください、作者のSANJUROさんのページにいけます。
オリジナルはFirstClassで運営されているBBS「FC-Link」のジョークのコーナーに当人が書き込んだ物で、作者名を明記することで転載OKとなっていました。
ちなみに作者のページには「新世紀リンゴゲリオン」はありません、BBSでのみ発表したようです。しかもその「FC-Link」の元の書込みもすでにありません、あそこは行ってい期間すぎると削除されてしまいます。
私が転載した物はその時の書込みをそのまま載せているので限りなくオリジナルに近いです。(バックと文字の色は逆ですが文字の赤いところはオリジナル通り)

