
1989年に登場した、Appleにとって初めてのポータブルタイプのコンピュータがこのPortableだ。
当時のノートタイプのパソコンと云えば機能を省略されたうえ、バッテリーもせいぜい1時間から2時間しか持たないものがほとんどだった中で、デスクトップマシンと同じ装備や性能を持ち、今や伝説となっている美しいモノクロTFT液晶、鉛電池を使ったバッテリーは何と8 時間は持ったが、重量は何と7.5Kg(オプションを含むと8Kg!)とても日常的に持ち運べるものではなく「ニークラッシャー」等と呼ばれ馬鹿にされたうえに、販売当時100万を超える値段の為あまり売れなかったと云うが、Appleらしい完璧主義が醸し出す完成度に愛用者も多かったようだ。
※その2年後、全く同じCPUを使いコンパクト化したものを日本のSONYが受注生産したのがPowerBook100である。
1998.4/30、電源も入らないというジャンクを手に入れ、気長にいじってみようと持ち帰り、取りあえずPowerBook100のACアダプタを繋いで電源ボタンを押すが案の定、反応はまったく無かった。
やはりロジックボードが死んでいるのかと思い、適当にばらしていると、偶然キーを押してしまったが、何とウッスラと画面に反応がありFDDを読もうとする音が一瞬するではないか。
しかし、すぐに沈黙、その後は色々試してみたが反応が無くなり諦めたのだが、その後バックアップ用の電池を抜くと「ポーン」と軽快な起動音がして立ち上がることが判った。取りあえず800KFDで漢字トーク6.0.4のシステムディスクを作り挿入したところ見事に立ち上がったのだ、その後バックアップ電池を付けると今度は美しいアルペシオと一緒にサッドマックの登場だ、電源系に問題があるのかもしれないが取りあえず起動するから良しとしよう。
しかしボード直付けの1MBしかないので日本語の表示は出来るもののFEPまでは使えないので日本語の入力は出来ない、まあローマ字で書いて後で他のMacで変換すればいいのだけれどもね。
