城址公園散策道が2000年11月に完成しましたが行く機会がなかったので情報をお伝えしていませんでした。

総合文化体育館「やまと城ホール」の完成が近いので取材にきたついでにこちらも取材してきました。

この散策道は郡山高校前市道から城内高校のグランド東側を通り市民会館前につながる全長約400mの道です。

左画像は郡山高校前の市道から散策道に入る所です。

しゃれた白壁の間から入って行くと右手に城の堀、左手にグランドのフェンスがあり、その間を北方向に散策道が続いていました。

散策道を入ってすぐの東側に下記のような散策道へのプレートが
ありました。

この散策道が出来たおかげでお城を違った形で見ることが出来て良かったと思います。

お城まつりの頃が楽しみです。桜とお城の調和はそれは見事で日本の桜の名所100選に当地が選ばれたのはわかる気がします。

散策道はまた市民会館への近道にもなるのでけっこう利用する方がいました。忙しいからか足早に通り過ぎますが、もっと景色を眺める余裕がないのかとちょっと残念に思いました。

堀の中ではちょうどマガモの夫婦がいく組か滑るように泳いでいましたが水面だけを見ていたらゆったりしているのに脚が黄色いので水面下が見えてしまいその足がせわしく動くのがコミカルだったので思わず声をだして笑ってしまい通りすがりの女子校生たちが怪訝そうな顔をしていました。


きっとリストラか何かで仕事がなくなった親父がついに狂ったとでも映ったのでしょうね。

散策道は全部堀側には柵が設けられているので落ちる心配はないと思いますが故意に乗り越えたりしたら危険ですから絶対やめましょう。えっ?誰も考えない?それはどうも。

柳澤神社の裏に郡山城本丸址があるのですがこの散策道はぐるりとその本丸址を見ていくことが出来ます。

道幅はそれほど広くないですが何とか譲り合えばすれ違いは可能です。(左の画像を参照願います。)
譲っていただけないと必死で柵にしがみつく事になるのでしょうか?

散策道の両脇は植樹されているので良いのですが「あせび」などがありましたけど結構大きくなるのですよね。将来の手入れをきちっとしないと通れなくならないかと余計な心配をしてしまいました。

フエンスからお堀に目をやるとそこには本丸が内堀にその歴史を映し出しているようで焼失した城の幻影を垣間見た気がしました。

歴代の郡山城主は殆どの方が学問に秀でて政に力を注ぎ戦を好まず、しかしいざ戦いがあったときは先陣を切ってその模範をしめしたと学び、この本丸址を感慨深く見ていました。

「菜の花の中に城あり郡山」 蕉門の俳人と呼ばれる森川許六 作

諸藩には、権力を笠に来て威張り散らす大名もあった事でしょうが、大和郡山の歴代の藩主は学に長けて庶民を常に思い、天守閣から
農村を眺める藩主の姿を想像して汗して働く農民の姿から、ふと城を見たら句の光景となったのでしょうか。ちょっど菜の花の間に城が
遠く見えた事でしょう。年貢によって支えられる藩。そんな光景が見えてきます。             続くよ