4月号:16号

鎌倉の花


4月12日

朝5時起床 いつになく早く目覚めた私はいつものように2度寝をする事もなく、パソコンに向かいました。元さんに今日の予定をメールする為でした。

今日は紫陽花倶楽部の花二輪大和郡山においでの予定なのです。

昨年、私が紫陽花倶楽部にお邪魔したときにお酒の勢いで「また、いつか、奈良にもお邪魔したいですねー。」と、りっちゃんが私の前でしゃべったのがきっかけでした。私には、来年必ずお伺いいたします。と聞こえましたから。私の辞書には「いつか..来年」 「したいですねー..する」とありますので(^0^)

私のしつこさは紫陽花倶楽部を私に紹介してくださった横浜のひろしさんも閉口するほどのものです。いつくるの?からはじまってどうして来ないの?とか。仕方なくりっちゃんはかぼちゃんと奈良行きをやむなく決意するにいたりました。

人を呼んだものの、私は一人で切り盛りできる器ではありません。元さんに助けを求めてしまいました。元さんとは大和郡山市で古くから伝わる藍染めを継承をされている方で「JAPAN BLUE WORLD」 の管理人さんです。

10時30分 そわそわとしてまいります。11時30分にはおいでになる予定。たまらず近鉄郡山駅へ車を走らせます。生憎の雨、ひどくは無いけれど折角の奈良の旅に水を差してはいけませんね。空をうらめしく眺めながら駅前に車を停めます。ちょうど駅前駐在所の目の前です。

気配りのゆきおさんは考えました。ここでお待ちするのは心が入ってないなぁ。ここはやはりホームで待つのが客人に対する礼儀です。早速「入場券」なるものを買い求めホームへ。2台ほど電車がとまりましたがお姿は発見できず、時刻が過ぎていきます。やや不安でしたが双方電話番号を知っているので大丈夫だとわが身に言い聞かせます。まだ予定時刻をすぎたばかり。

ほどなく滑り込む普通電車。ホームに降り立つお二人の姿を発見したときは遠来の恋人を待つ気分でした。目が合うとにこやかにご挨拶。ご一緒に車まで案内して今からすぐ近くの元さんちへ向かいます。私は愛車を見ながら「ぼろくるまですが..」 すかさずりっちゃんは「車に見えるから大丈夫」 ひ、ひどい(^^; そういえばひろしさんなんかこの車を「軽自動車」と言い切りました。一応、ダイハツのパイザーと言う車で1600ccカスタム仕様の普通車なのですよ。

元さんちは近鉄郡山からは目と鼻の先、タクシーだったら乗車拒否間違いなしの距離ですがお疲れのところを歩いて戴くのもお気の毒なので玄関横付けと相成りました。

ご挨拶も済みしばし歓談の後、お昼は元さんなじみの「翁」へ。予約も万全、上品な気持ちの良いお店の二階に通されて掘りごたつ風のお座敷にしゃれたお弁当をいただきました。お値段は手ごろでボリューム満点。他のお客さんと同室でしたがお構いなく自分達の世界に突入しておしゃべりに花を咲かせました。

ふと気付くと予定時刻をはるかにオーバー。しまった、こんなところで油を売っている場合ではない。そそくさとお店を後にして元さんちへ戻り、いよいよ観光に出発です。優しい元さんは私の代わりに車を出してあげるとのお申し出。助かります。正直自信なかったのでお願いして私は助手席に陣取りました。どんな接待になるのでせう。

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