お父さんの愛機
![]()
型式: NICCA IIIF 製造年: 1954年 Serial Nr: 95494 製造元:ニッカカメラ株式会社 発売元:ひのまるや LENS: Nikkor-H・C Nr.736221 f=5cm 1:2 1回目のウィルス感染時におじいちゃんが買ってくれた国産の代用ワクチン 当時日本でもご多分にもれず、「バルナック・タイプ・ライカ」のコピーが数多く生産されていたんだそうです。NICCAの他にも例えば「LEOTAX」や「CANON」なども人気が有りました。厳密にライカをコピーしたのは「LEOTAX]と「NICCA」で、CANONはその後一眼レフの世界で現在の地位を築き上げましたが、「L」も「N」も、夫々の役割を済ませて消えて行きました。 NICCAは故障もせず、Nikkorのレンズとの組合せで、多いに活躍してくれましたが、梨地の仕上げ、ノブのメッキ品質、ファインダー/距離計の透明性・・・etc、やはりgenuineとの違いが気になって来て、忸怩たる思いがしたそうです。ドイツ製の車、スイス製の時計と比較した時に我「日本製」がどの様な評価をされるのか・・・?と言う話で、「基本機能」ではなく「魅力機能」の分野の話になってしまうなあ・・・、こうなるともう価値観の問題や! いずれにしても、いったん本物の真の良さの様な物に気がついてしまうと、コピーを持っている事の悲哀の様なものが次第に嵩じて来たのが2回目のウィルス感染を引起こす直接的な原因になったらしいと、お父さんが言っていました。それにしても、物の魅力とか持つ事の満足感など、難しい事を言う人やなあと思いました。カメラなんて写ればええのんと違うん・・?と思いますが、言うと怒られるのでこれは内緒(桃太郎)。 |
Hard Caseです。 |
| 型式: IIIF w/self-timer 製造年:1954年 Serial Nr: 719823 LENS: canon Nr.74173 f=35mm 1:3.2 2回目にウィルス感染した時に純正ワクチンとして投与。 セルフタイマー付のこのモデルは1954年〜1957年の3年間に通算59,000余台が製造された。バルナク・タイプのライカとしは最終機のIIIGが有るが、40年余の進化の過程を経て到達したこのIIIFが、ライカとしての美しいバランスとデザインを保っている最もライカらしい機種として、ファンはきわめて多い。個人的にはセルフタイマーが無い方が、握った時に邪魔物が無くて最高のバランスでは・・・と思っていますが・・。ちなみに、これはシンクロ・リングの文字が赤くレッド・シンクロと呼ばれているタイプです。 |
![]() |
|
| 型式: IIIC 製造年: 1949年〜1951年 LENS: Summicron f=5cm 1:2(沈胴式)
ライカはIIICになって、それまでのライカとは全く異なる近代的構造に生れ変わった。ボディー・サイズが3mm大きくなり、ボディーもそれまでの板金構造からダイキャスット・ボディーになった。外見上最も変わったのは、距離計のカバアーとボディーが一体化された。1939年〜1945年の間に33,748台、戦後になって1946年〜1951年に100,876台製造され、合計製造台数は134,624台に上る。 |
型式: 原型IIIC→IIIFタイプに改造。 改造年:? 製造年: 1949-1951 Serial Nr.: 490741 LENS: Summicron f=5cm 1:2(沈胴式) Serial Nr.: 1105282 この頃、世の中でフラッシュ撮影がポピュラーになり、ストロボ撮影も台頭して来た事もあって、どんな光源にでも同調するメカが要求される様になり、ライツ社も改造を引受ける様になり、IIICのシャッター・ダイアルの外周に「コンタクト・ナンバー・リング」を取付け、ストロボとフラッシュ両方に同調出来る様にした。この同調装置はIIIFには標準装備であるが、上の改造をする時に、セルフタイマーの取付けも一緒に行ったものと思われます。改造はIIIFが現れた初期の段階で行われたらしく、シッンクロ・リングの文字は黒く、いわゆるブラック・シンクロに属します。 |
YRA03550@nifty.ne.jp