明石海峡大橋(Pearl Bridge)





はじめに

明石海峡大橋」建設の過程を、ごく傍に住む人間の目から見た事実として、公表された写真に自分で撮った写真を加えて、取敢えずUploadしてみました。10年以上掛かった工事期間中は、すぐ傍に住む住民として随分嫌な思いをした事も有りましたが、出来上がってしまうとそれはそれは見事な物で、色んな方々に知っていただきたいと思うようになって来た事が、このページを作ろうと思った動機です。尚今回使用したデータ及び画像の一部は下記から転載させていただきました。有難うございました。
                    
      
      
本四道ニュース(#)
       本州四国連絡橋公団公報誌(@)
       神戸市土木局発行ミニニュース(A)
       明石海峡ブリッジウォーク公報誌(B)
       明石架橋対策協議会ニュース(C)
       新日鉄/神鋼特定建設工事JV「ケーブル工事」パンフレット(D)
       神戸新聞E
       1994.5.3放映 NHK教育TV 「明石海峡大橋主塔建設」F

        明石海峡大橋の概要と基本計画図です。D

明石海峡大橋は橋長3,911m、中央支間長1,991m(設計段階では1,990m)、主塔高さ海面上約297mで世界最長の吊り橋です。建設に使われた材料は、アンカレイジや主塔基礎に使われたコンクリートが約1,420,000m
3、それらに支えられる主塔、ケーブル、橋桁などの鋼材が約200,000トンと他に類を見ない規模です。このため、厳しい自然条件に耐えられる様細心の注意と工夫がなされ、暴風は風速80m、地震はマグニチュード8.5クラスと言う、共に150年に1回程度の激しいものにも耐えうる様に設計されたそうです。しかし、不幸な事に建設工事中の1995.1.17に起きた阪神・淡路大震災の影響で、3P主塔(淡路側)の基礎が地盤ごと1.1メートルほどずれたため、中央支間長が1,991mになり、その結果橋の全長が当初計画していた3,910mより伸びて3,911m強になりましたが、工事は続けられ1998.4.5供用開始にこぎ着けました。
                                                  

       
             計画基本図               淡路側から見た大橋

                          

                    (ケーブル工事)D
 
吊り橋のケーブルは補剛桁や通行する自動車などの活荷重を支える最も重要な役割を果している部材です。明石海峡大橋のケーブルは直径1.122mで、直径5.23mmの高強度亜鉛メッキ鋼線を36,830本束ねたものであり、プレハブ・パラレル・ワイヤストランド工法(PS工法)により架設されました。高強度亜鉛メッキ鋼線は従来の160Kg/mm2の強度の物から、世界で初めて180Kg/mm2のものが使用されました。この強度の鋼線は日本以外で製造出来ない、文字どうり世界最高の品質だそうです。ケーブル架設工事の最初の工事であるパイロットロープの渡海は、大型ヘリコプターを使用して直径10mmのポリ・アラミド繊維ロープを張り渡す事により行われました。 ケーブル・ストランドは製作工場から舞子基地まで海上輸送され、神戸側アンカレイジ(1A)から淡路側に引出されました。全てのケーブル・ストランドを架設した後、ケーブルを円形にスクイーズする作業が行われ、その後ケーブル・バンド、ハンガー・ロープを架設して補剛桁を取付け、補剛桁の閉合が終わるとケーブルのラッピング、塗装を行う・・手順で進められたそうです。被覆・塗装されたケーブルには乾燥した空気が送りこまれて、鋼線が錆びにくいように工夫がされているそうです。すごいですね!



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