| 素材名 | 塩ビ | ポリエチレン | ポリプロピレン | ポリスチレン |
| CO2発生量(kg-C/kg) | 0.38 | 0.85 | 0.85 | 0.93 |
| 塩ビ=1とした時の比率 | 1 | 2.24 | 2.24 | 2.25 |
世界全体の「塩ビ」生産量25百万トン(1996年:塩化ビニル工業会推定)を燃焼したと仮定した時の対ポリエチレン・ポリプロピレン/ポリスチレン比CO2削減効果は以下のような大きなものになります。 対PE/PP 25,000KT×(0.85-0.38)=11,750KT/年 地球温暖化の主たる原因は、二酸化炭素による温室効果にあると言うのが近年の定説であり、そのためにCO2の削減活動が叫ばれているのですが、気温上昇と二酸化炭素の排出量の相関関係は、未だ十分解明されていないと言う話も聞きます。もし、正の相関が立証されても、「塩ビ」は組成的な面から、他のプラスチックに比べて一段とすぐれた「地球温暖化防止樹脂」と言えます。 |
| 省エネルギーに対する貢献。・・・年間にタンカー17隻分の石油を省エネ! ケムシステムズ社が実施した「塩ビ」のライフサイクル評価の結果では、原料採取段階から樹脂製造段階を通して、「塩ビ」は他の石油樹脂に比べて、エネルギー消費量の格段に少ない省エネルギー樹脂と言う事ができます。 |
| 素材名 | エネルギー消費量 MJ/Kg |
同左比率 (PVC=100として) |
| 塩ビ | 55 | 100 |
| リニア低密度ポリエチレン | 74 | 135 |
| リニア超低密度ポリエチレン | 92 | 167 |
| ポリプロピレン | 79 | 143 |
| 対衝撃ポリスチレン | 94 | 171 |
| PET樹脂 | 113 | 205 |
| また、上記ケムシステムズ社の行った、原料採取から製品製造までのライフサイクル評価に基ずいて計算すると、日本で消費される塩ビ樹脂約200万トン/年として、代替材料に比べて年間で約340万Kl分のエネルギーが節約された事になります。この量は、20万トンタンカーにして17隻分にもなり、1990年の日本の総エネルギー使用量、石油換算3億4千9百万Klの約1%に相当する事になり、省エネルギーの観点からしても、大きな貢献をしている事になります。 |