店に入ってから食べ終わって出るまでのマナー店に入ってから食べ終わって出るまでのマナーを、『日本ラーメン大全』をもとに再構成すると以下のようになる。
@さりげなく店に入り、瞬時に店内を観察し、席を決める(ウロウロしない)。
A間合い良くキチッと注文するキチッと注文する(作り手の仕事中は注文しない。聞かれてモタモタしない。店特有の表示やシステムについては核心をついた質問をする)。
B作り手の麺さばきや、タレ・スープ調合のリズムを観察する(無駄な動きをしていないか、ラーメンに愛情をもっているか・・・・・・。作り手は作り手で、背中でこちらを値踏みしている。この間コップの水をガブ飲みしたりしていると早々に見切られ、勝負は終わる)。
Cトッピングは、麺を食べ終わるころちょうどよくなるように加減する(修行すれば無意識のうちにそうなる)。
D七〜八分以内に食べ終わる(時間が経てば麺はのび、スープの温度が下がって生臭さが鼻につくようになる)。
E最後にスープを全部飲みほす。
F食べ終わったら箸を置き、ひと息ついて席を立つ(水をおかわりしたり、余計なおしゃべりをしない)。
これも一つのスタイルと思えばよいであろう。
文化麺類学・ラーメン篇 奥山忠政・著 2003年発行