らーめん通A氏の食し方

@出されたらーめんのドンブリの全容をとっくりと鑑賞する。具はなにとなにか、数量はどうか、全体として盛りつけのバランスはまとまりがあるか、などをしっかり見定めるのである。

Aコショーは容器の具合をたしかめてから数カ所にふりかける。フタがゆるんでいたり、穴がつまっていたりすることがままあるので、要確認ということである。

Bハシをとるのはコショーがしみてから。らーめんの表面をハシの先でならしながらチャーシューなどの具をツンツンとつっつく。

C具を好みの位置に再配置してから適量のめんをつまんで口に運ぶ。スープは100度近くあるからヤケドしないように直接スープはすすらず、めんから間接的にスープを味わう。

Dめんの合い間に具を楽しみながら食べつづけ、頃合いを見計らって直接スープをすする。まだ十分に熱いから数回に分けてすするのがコツである。

Eさらにめんをやり具をやりしつつ食しつづけ、その間にスープをタイミングよくすする。

Fドンブリの底にめんと具とスープが少しずつ残ったら、めんをからめとりながらスープの温度を確認し、たぶん最後まで残ってるナルトの処遇について判断をくだす。

 

 ミニ博物館 ラーメン  日本ラーメン研究会・編   1985年発行

 

 

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