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「奈落の井戸 - The Abyss of ID -」は探偵小説作家・小酒井不木研究サイトです。 |
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| 2009.4.14 | テキストリニューアル:「疑問の黒枠(第一回)」 |
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小酒井不木(Fuboku Kosakai):
本名:小酒井光次(Mitsuji Kosakai) 1890.10.8〜1929.4.1
愛知県出身。東京帝国大学医科大学大学院で生理学、血清学を専攻。医学博士。
大正6年東北帝国大学助教授を拝命と同時に海外留学を命じられ、アメリカ、イギリス、フランスの三ヶ国に留学。大正9年に帰朝して東北帝国大学教授に任命されたが、持病の肺結核の為療養生活を余儀なくされ、一度も任地に赴く事なく大正11年に退職した。
処女作は大学在学中の明治44年『京都日出新聞』に連載された小説「あら浪」。大正4年〜6年にかけて雑誌に随筆を寄稿していたが留学の為文筆活動は中断、大正10年頃より改めて雑誌『新青年』を中心に犯罪学・探偵小説等をテーマにした随筆を精力的に発表。文筆家として本格的な活動に入る。その成果は『殺人論』『近代犯罪研究』『犯罪文学研究』等の著書にまとめられた。その他にも、随筆集『学者気質』『三面座談』、哲学的考察『生命神秘論』、自己の闘病経験に基づいた『闘病術』『闘病問答』等、著書は多数にのぼる。
大正12年より鳥井零水のペンネームを用いて翻訳探偵小説を発表していたが、大正13年より探偵小説の創作に着手。亡くなるまでの5〜6年という短い活動期間の中で、少年物、ホラー、SF、ナンセンス、ユーモア小説と幅広い作風の作品を数多く発表。まさに「探偵小説」というジャンルの持つ豊かな可能性を体現した作家であった。
探偵小説の著書としては『少年科学探偵』『恋愛曲線』『稀有の犯罪』『疑問の黒枠』等があり、没後すぐ刊行された『小酒井不木全集』(昭和4年〜5年・改造社)も、当初の予定に追加に追加を重ねて結局全17巻の大著作集になったというエピソードに、当時の小酒井不木の人気と評価の程がうかがわれる。
『子不語の夢 江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』 CD-ROM付 定価4,200円(税別) 絶賛発売中!
【→ 紹介ページ】
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【内容】
(序) 江戸川乱歩と「新しい時代の公」 / 野呂昭彦(三重県知事) 江戸川乱歩小酒井不木往復書簡 / 乱歩書簡翻刻:小松史生子 不木書簡翻刻:阿部崇 脚注:村上裕徳 (回想) 江戸川氏と私 / 小酒井不木 肱掛椅子の凭り心地 / 江戸川乱歩 (論考) 乱歩、〈通俗大作〉へ賭けた夢 / 小松史生子 不木が乱歩に夢みたもの / 阿部崇 小酒井不木に学ぶ「ひとそだて・まちそだて」 / 伊藤和孝 (解説) 子不語の夢 七年の航跡 / 浜田雄介 (索引) / 末永昭二 |
〈論創ミステリ叢書8〉『小酒井不木探偵小説選』 定価2,500円(税別) 絶賛発売中!
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【収録作品】
紅色ダイヤ 暗夜の格闘 髭の謎 頭蓋骨の秘密 白痴の知恵 紫外線 塵埃は語る 玉振時計の秘密 現場の写真 自殺か他殺か 深夜の電話 墓地の殺人 不思議な煙 空中殺人団(パウル・ローゼンハイン作、鶴毛寧夫訳) 科学的研究と探偵小説 『少年科学探偵』序 『小酒井不木集』はしがき |
ちくま文庫『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』 日下三蔵編 (現在品切)
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【収録作品】
恋愛曲線 人工心臓 按摩 犬神 遺伝 手術 肉腫 安死術 秘密の相似 印象 初往診 血友病 死の接吻 痴人の復讐 血の盃 猫と村正 狂女と犬 鼻に基く殺人 卑怯な毒殺 死体蝋燭 ある自殺者の手記 暴風雨の夜 呪はれの家 謎の咬傷 新案探偵法 愚人の毒 メヂューサの首 三つの痣 好色破邪顕正 闘争 【初出データ・訂正情報】 ◎ 「愚人の毒」 (誤)「改造」大正15年10月号 → (正)「改造」大正15年9月号 ◎ 「猫と村正」 (誤)「週刊朝日特別号」昭和2年7月号 → (正)「週刊朝日特別号」大正15年7月号 |
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◆「上田信道の児童文学ホームページ」にて、小酒井不木作「紅色ダイヤ」他3篇の少年探偵小説が公開されています。
◆オンライン図書館「青空文庫」にて、小説・随筆33篇が公開されています。
◆『彷書月刊』2000年7月号掲載のコラム「インターネットの探偵小説」にて「奈落の井戸」をご紹介頂きました。
◆『徹底活用「オンライン読書」の挑戦』(晶文社・2000年8月)にて「奈落の井戸」をご紹介頂きました。
◆『怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線』(筑摩書房・2002年2月)解説にて「奈落の井戸」をご紹介頂きました。
◆『戦前日本とホームズ・ドイル 第1集』(しょうそう文学研究所出版局・2002年4月)解説にて「奈落の井戸」をご紹介頂きました。
◆『季刊・本とコンピュータ 2003年春号』(トランスアート・2003年3月)にて「奈落の井戸」をご紹介頂きました。
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