☆チョット一息(文字の四コマ漫画)

いらっしゃいませ!   堅い話は抜きにして、ここらでチョットこーひーぶれいく!  え! まだ堅いって・・・スミマセン、根がカタイもんですから、ご容赦下さい。・・


喫茶ウッディキャビン

登場人物
マスター 喫茶店のマスターながら建築士の資格を持つ
小原正助 常連客・会社員・独身・27歳


第1話
建築家、建築士って一体何にする人?



カランコロン!(今時こんな喫茶店はナイ)
マスター 「いらっしゃい。久しぶりだねショウちゃん」
正助 「マスター、ホットコーヒー頂戴!」
マスター 「はい、ホットね、どうしたの?神妙な顔して。ははん、また彼女に振られたね!」
正助 「違いますよ!人の顔みりゃ振られた振られたって。」
マスター 「ゴメンゴメン。でもどうしたの?」
正助 「いや、今日お客さんに建築家の知り合いはいないか?て聞かれたんですよ。」
マスター 「ほう、それで・・・」
正助 「マスターのことを思い出したんですよ。マスターはこの店は自分で設計して建てたんですよね。」
マスター 「そうだね。もう随分前になるけど、この店と住宅を自分で設計したよ。」
正助 「じゃ、マスターは建築家なの?」
マスター 「さあ、どうなんだろ。建築家と言えるほどじゃないと思うけど。」
正助 「でもマスターは家の設計したり図面が描けるんでしょ。」
マスター 「そりゃ今は喫茶店のマスターだけど、これでも建築士の資格は持ってるからね。」
正助 「え、建築士!マスターは建築家じゃなくて建築士なの?」
マスター 建築士っていうのは資格としての名前はなんだよ。」
正助 「へえ、正式な名前は建築士なの。」
マスター 「正確に言うと建築士にも『1級建築士』『「2級建築士』『木造建築士』とあるんだよ。」
正助 「え!3種類もあるの?何が違うんですか。」
マスター 「設計できる建物の種類と規模の違いで、大抵の住宅ならどの資格でも設計できるよ。」
正助 「じゃあ建築家っていうのはどんな人なんですか?」
マスター 建築家の基準は難しいけど、強いて言えば建築設計と監理を専業としている人かな。」
正助 「専業?そうか!マスターは喫茶店のマスターが本職だから建築家じゃないんだ。」
マスター 「いや、そういう意味じゃ・・・」
正助 「・・・!?」
マスター 「建築物も芸術の一つという意味で、画家や陶芸家のように建築家と呼ぶんじゃないかな。」
正助 「なるほど、じゃ設計士って何?図面を描く人のことなの?」
マスター 「建築の中では設計士という職業は無いんだ、設計は何も建築だけじゃあ無いからね。」
正助 「そういえば、機械設計とか保険の設計なんていうのもあるよね。」
マスター 「そう、一般的に設計士と呼ぶだけで仕事の中身は変わらないと思うよ。」
正助 「そうか、家の設計は建築士なんだ、でもマスターはなんで建築士なのにマスターやってるの?」
マスター 「・・・・!?」

木造で3階建、または延べ床面積300u(約90坪)を超える住宅の設計は1級又は2級建築士の資格が必要ですが、2階建て以下で延べ床面積300u以下の住宅の設計は1,2級又は木造建築士であれば設計できます。
ちなみに2階建以下で延べ床面積100u(約30坪)以下ならば建築士の資格が無くても設計できます。どうですか?あなたも自分の家を設計してみては。
(注、木造住宅以外の建築物については階数や規模の区分は違います。)




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