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2002年の岩手の8月は、来る日も来る日も厚い雲に覆われて、7月末の梅雨明 け宣言以来、雨が降らなかった日が2日しかないという(8月20日現在)異常気 象に見舞われていた。 雫石のお祭りも雨でパレードが中止になり、俺のストレスは限界に達していた。 そこで、思い切って店を休みモカママとモカも連れてキャンプにいくことにした。 やはり、モンモンばかりしていてはいけないので気分転換が必要と思ってさ。 最初は、T村も太平洋側ならば、釣りをしながらキャンプに参加するということだ ったが、天気予報は雨だったので、急きょ日本海側に行くことにした。 雫石を出発の時は小雨が降っていて心配だったが、秋田県に入ると薄日がさしてい た。 とりあえず雨さえ降らなきゃそれでいいなあ、というくらいの期待だったのだ。 目的の海水浴場に着き、先導者のみっつに「キャンプ場はどこ?」と聞くと、「こ こでいいんじゃない?」と言うので、ここでいいかと適当に砂浜でキャンプするこ とにした。 いつもながらアバウトな俺たちなのだ。 そこでテントを張ったり、夕食の準備をしていると、雲の間から太陽が顔をだし、 サンセットビーチになったのだった。 明日は晴れそうな予感 海に沈む夕陽を見るなんて、弘前に住んでいた時に深浦という夕陽の有名なスポッ トに行った時以来なので、7年ぶりくらいだった。 その晩は、ハンバーグをデミグラスソースで煮込む「煮込みハンバーグ」と、デザ ートに焼きバナナにアイスをかける「チョモランマ」を作った。 翌朝は、5時頃にいつものように、嘔吐をもよおし起床。(キャンプの時は、いつ も飲みすぎてしまうぜ・・・) 気分は悪いが、久しぶりに朝から良い天気に遭遇し、嬉しくなってきた。 朝は、みっつの錆びたダッジを使い「石焼ビビンバ」。 これは、各自の分を小分けしないでダッチの周りで自分の食べる分を争う「生きる 会方式」。 せっかく自分であたためておいた「おコゲ」を略奪されないように必死の攻防戦が 続いた。 暑さに苦しむモカ その日の秋田市は最高気温が30度を越えて、久しぶりの真夏の陽気。 俺は、数年前に軽い熱中症のような症状にかかったことがあるので、あまり日焼け はしないようにしているので、日除け用のテントの中でゴロゴロして陽気を楽しん でいたのだが、モカは、その中に入らず熱い砂浜でハアハア。 いくら呼んでもすぐに出て行くので、アホだなあ、と思ったよ。 昼食も「パスタグラタン」で、ダッジを囲んでの争い。 我々は「弱肉強食」の世界で飯を食っているのだ! 昼過ぎに撤収して、「道の駅」に寄り、岩手の天気のインフォメーションコーナー を見ると曇りマーク。 こんなに秋田が良い天気なのにと思いながら、仙岩峠に近づくと予報通りに空には 厚い雲が・・・ 案の定、岩手に入ると今にも泣き出しそうな天気。 国道に表示している温度計は20度。 山をひとつ越えただけで、あまりに天候が違うのでビックリしたよ。 まあ、1日だけだったが、夏を満喫できて良かったよ。 |
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