:::「今日のみゆき」は、妻みゆきの日記です:::


3/1 新銀行東京だけ?
お役所の出資先は経営上に問題があるところばかり
 新銀行東京の経営が行き詰まっていると、大きな話題になっています。

 新銀行東京は、東京都が1000億円を出資して設立した銀行です。

 最初に名前を聞いたときは、「どうして新東京銀行or東京新銀行ではないんだろう?」と思ったのだけど、さすが石原都知事は作家さんだから、銀行の名前にまで倒置法を使って、世間に斬新さをアピールしてるのね・・・と単純に受け止めていました。


 でも、倒置していたのは、名前だけじゃなくて、銀行の中身も、経営も、みーんな常識外れで、倒置しまくりだったのですね。

 新銀行東京が2月20日に発表した再建策によると、人員削減や店舗の閉鎖で、平成23年(2012年)の黒字化をめざすとのことです。

 でも、代表執行役は、次々と交代しているし、いまの人は東京都の天下り(前東京都港湾局長)だし・・・

 これだけ杜撰な経営が明らかになると、もう新たに預金する人はいないと思います。定期預金も満期がきたら、ほとんど解約されてしまうような気がします・・・。


 明らかになっている話によると、開設当初、旧経営陣は「半年つぶれない会社だったらどんどん貸せ」と号令をかけていたようです。

 また、行員には、融資件数や融資額に応じて(焦げ付きを問わず)、最大200万円の報奨金が支給されていたそうで、その結果、質の悪い融資が膨らんでいったようです。

 政治家による口利き融資もあったのだろうしね・・・

 他の銀行は、設立時から「新銀行東京は民業の圧迫だ」って激しく批判していたから、いまさら助けてくれる相手もいないだろうし、ほんとに厳しい状態です。

 しかも再建のためのリストラで、店舗閉鎖するのはいいけれど、インターネット取引に一日の長があるわけでもないのに1店舗しか残さないなんて、銀行としてやっていけるわけがないですよ。

 日本初のペイオフの原因を東京都庁がつくり出すのは、たしかにみっともないことですけどね・・・

      

 ところで、東京都庁と言えば、臨海副都心開発が行き詰まり、東京都が中心となって設立した株式会社東京テレポートセンターなど3社が昨年整理され、再出発しています。

 ちなみに、そのとき、東京23区が拠出していた出資金(株券)も、紙くずになってしまっています。

 東京23区は、東京都と歩調を合わせて東京MXテレビなど数社に出資をしているけれど、それらが本当に必要な出資なのか、改めてよく考え直さないといけないですね。



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