Last Updated : 00/08/06
NieA_7 /WOWOW/6:30〜/2000.4.26〜2000.7.19(春1クール)/全部見た
総評★★★★
変わってゆくもの、そして変わらないもの。変わらないということを「いとおしい」と思うすべての人に。

#1 00/4/26 
ビバップの"エド"ライクうちゅーじんさん・ニアと貧乏予備校生・まゆ子の、どこまでも貧乏な脱力系アニメ。
最近、こういう「女の子同士もの」ってのが好きでねえ。もう恋愛の時代は終わったね。(でも「だぁ!だぁ!だぁ!」は面白いけどね)
しみじみ老後とかを考えてみると、やっぱり友人の存在は大きい!
もしダンナよりも長生きしたら、友人とバラ色のばばぁライフを送るのがワタシの秘かな夢なのです。
なので、こういう話も大好きなのです。やっぱ、日常に疲れてるからかなー。肩の力の抜けた作品に出会うとホッとしてしまって……。

#2 00/5/10 
OP初めて見たよ〜。意外な感じ。ブルースっぽくなかった?
うらぶれた、というか、やさぐれた感じがとてもよろし。
2回目とはとても思えないほど、あの世界に馴染んでしまっている私。荏の花湯のメンバーは、なんか好きだ。
好きだと言葉が出てこなくなるんだよね。どうしよう……。
あのナンセンス具合も、程々に現実離れしてる感じで(いったい程々に現実離れってどういうこと?>自問自答(^-^;)バカらしさも笑える。キャラ達が至って真面目なのも可笑しい。
あの植物の香りで、お客がみんなラリると面白いのに〜、と、ちょっと思ってしまった。

#3 00/5/17 
へたれ〜。っていうか、今日は約一名だけ気合い入ってたね(笑)。罵倒合戦は面白かったけど、ちょっと長すぎたかなあ。あからさまな差別的ムードたっぷりの悪罵の応酬でしたが、「うちゅーじん」同士なのでOKってこと(笑)?相手は地球人じゃないですから〜。
まあ、宇宙人さんにもいろいろいて、いろいろあるってコトで。
ちなみに、今、ワタシ的にカレーのコマーシャルといえば「焼き、入れてやろうかぁ〜!!」ってやつですね。こくまろの時代はもう終わりよ(ふふん←鼻で笑い中)

#4 00/5/24 
まゆ子の幼なじみゲンゾーくんが(新米持って(笑))まゆ子を訪ねてくる話。
今回も妙〜なテンションに笑わせていただきまして、毎度どうもごちそうさまでした。
この世界のことがまた少しわかったような。って別にわかんなくても(説明なしでも)全然オッケーとは思いますが。地球に落ちてきたので、市役所の宇宙人課みたいなところでその貢献度に応じてレベルが決められ、それに応じた生活をしてるってコトですね。であのクレーター地区はレベルがアンダーな、つまり最下層な宇宙人さん達が暮らしてる地区なわけだ。
カーナは上昇志向が強くて(もともとエリートだったのか?)それが地球ではなかなか認められないので、毎日イライラしてるわけだ。ニアはアンダーなお気楽暮らしが性に合ってる、と。(否応なく巻き込まれてるまゆ子とかには、ちょっとお気の毒だけど(笑))
「かるちぇ」(洋食屋なのにメニューはもろ定食屋(^-^;)のちえちゃん、しっかりもの。やっぱり「ちえちゃん」で父親と二人だとしっかりするのか?
まゆ子もそうだけど、健気で、でもそれを別段「不幸だー」と声を大にして訴えてるわけじゃない、ってのがフツーっぽくっていいですね♪

#5 00/5/31 
おばあちゃんのオチには、思わず倒れ込んで笑いました(あまりに想像通りだったもんで……)。
今回のもベリグーでした。
無口なゲンちゃんはまゆ子さんが好きなのねー(^o^)。さすがのカーナちゃん(エセ中華娘)のアンテナも、思わぬ片思いで働きが鈍ってるみたいだし〜。
吉岡さん子どもにもアブないっていわれてるしー。(でも火を見ると人格変わるしー)チエちゃんは相変わらずしっかり者だしー。
みんなキャラクターがしっかり立ってていいなあ。結構立体的な肉付けがされているよね。

#6 00/6/7 
次回は1時間スペシャルです。2本立てです。まずは最初にこれ書いとかなくちゃね。
思いっきり危ない宇宙銭湯でした(笑)。今日のキャラそのものは目が大きめで、ちょっと絵描きさんのクセが強かったかな、みたいな感じでしたけど、細かい作り込みは楽しめました。
宇宙銭湯に偵察に行ってラリってしまったゲンゾーくんとチアキちゃんとか……壊れちゃってるし。
チャダさんのギャグはちょっと「クレしん」みたいでしたね〜。でも大人がやると完全にセクハラですね〜(笑)
危ない葉っぱ、ちゃんと名前のところにモザイクかかってましたね。あのあと通報したんだろうか?

#7・#8 00/6/14 ↑×2
夏ってさ、すごく好きなんだけど、スカーっと晴れてたりすると、かえって落ち込みや鬱が激しくなるような気がしません?
私は熱帯雨林的気候も好きなので、蒸してジトーーーーっとした日もナイス。って言うか、そういう日って思考力がゼロになって(私の場合もともと無いからマイナスか(^-^;)、本能だけの生き物になれる気がして気持ちいいです。なにも考えないでべちょーーーーっとしてるのね。変かしら。
まあいいや。ってなわけで、いろいろあって落ち込み気味のまゆ子です。すっごくよくわかります。
気の乗らないコンパに誘われて断れない(まゆ子自身「こういうのも体験しなきゃ」って思ってるから)、
行くと行った以上は髪型も洋服も気になる(ビンボーとはいえお年頃ですから。それに、まゆ子は今の生活に決して満足しているわけじゃないから、多少の見栄もある)、
結局ドタキャンしたときも要領のいい嘘ひとつつけない(たとえば「お腹の調子が悪くなった」とか体調のせいにすれば印象も違うだろうに、そういう小さな嘘もつくことをしない馬鹿正直さ)、
ニアに当たってしまって「アンテナ無し!」と暴言を吐いてしまい更に落ち込む(自分の中にある差別意識を見せつけられ、ついでに暴言を吐いてしまったこと自体も八つ当たりでしかないってコトを十分自覚してるし)、
ニアがそれ全然気にしない様子にまた腹が立ち、仲直りもうまくできず、
言実さんにズバリ言われてしまったことの的確さにショックを受け、
さらに「あんたみたいなアンダー宇宙人と一緒にしないで」と冗談抜きで言ってしまう……。
うう、思い当たる節ありすぎてイヤ〜〜〜〜ん(ToT)。

ところで、アンテナありの皆さんにはあの基調低音みたいな母船の声が常に聞こえてるのかと思ったら、そういうわけではなかったんですね。ニアは地球には決して適応してないんだな。ここには自分の居場所がないって感じてるから、あんなにUFOに拘ったりしてるのかも。うう、悲しいというか、切ないというか、うまく言い表せない寂しさのようなものを感じます〜〜。

#9 00/6/21 
何ともやるせないムードが続く。まゆ子のヘタレのほうは、ゲンちゃんの一言で少し上向き。こうしてweb上に誰が読むともわからない雑感想を上げていて、カウントがあがってるのを見て「ああ読んでくれてる人がいるんだなー」と救われるような気持ちになるのと……似てない?(いくらなんでも無理くりだったか(^-^;)
どこにも所属できない宙ぶらりんの二人。でもまゆ子は地球原産なので安定感がある。
いつになくシリアスモードのニアは、どこにも帰属できない上に母船からの「sayonara」を聞いてしまうのだ。
切り離された痛み。
ああもどかしい。やはり上手くは書けない。時間があったら再度見てもう一度チャレンジしよう。

#10 00/6/28 
なんかだんだん、もの悲しくなっていくなあ。梅干し美味しそうだった。実は今年、なんと梅干し漬けるのに挑戦したですよ。今のところカビも出ていないし成功しそうかもしれない。楽しみ〜〜〜〜。
(ってコトでゲンゾーくん、今度米を差し入れるときは何かオカズになるモノも付けてあげてくださいね)
……話がずれましたが、そんな感じですかね。
普段、あまりにもビンボーなゆえにスーパーに近づけないまゆ子(笑)。でもスーパーって試食とかあるし(あの規模なら絶対)涼しいし、別になにも買わなくても(ちょっと買うだけでも)大丈夫なんだから、夏は利用させてもらったほうがいいよー。ピカピカの野菜とかって、見てるだけでうっとりしちゃうことがあるし。
それにしてもちえちゃん、買い物上手〜。思わずメモメモなまゆ子さんなのだった。でもレシートのことを忘れてるあたりやっぱりコドモだね。そのくらいのコドモらしさがなくちゃね(^o^)。
やけに深刻なそぶりの言実さん。荏の花湯はとうとう立ちゆかなくなっているのだろうか。
もひとり深刻なのはニア。「sayonara」が頭の中でグルグル回る。いったんは気にしないと決めたものの、やっぱりグルグル渦を巻く。ラストで失踪してますが、母船に向かったんでしょうかね?

#11 00/7/5 
今週はやけにまゆ子の顔が暗い。っていうか、変な顔。「エコエコアザラク」の黒井ミサみたいな作画になってる時ありませんでした?
話の内容も暗い。先週ニアがいなくなって、まだ帰ってこない。そのために失調気味のまゆ子。でも周りの人はあまり気にしていない様子。
言実さんには「荏の花湯を売らないか」という話が来ている。結構好条件らしいが、なかなか踏ん切りがつかない。一応、そんな感じで来週に続いた。再来週(7/19)には最終回を迎えてしまうのだ(ToT)

#12 00/7/12 
社会的には「いないこと」にされているアンダー7のニア。
古い写真を見たまゆ子の胸にどっと押し寄せるノスタルジアの波。
突然戻ってきたニア。そして、突然分解してゆく母船。
どう説明していいのかわからないけど、切ないぞ。

#13最終回 00/7/19 ★★★★
最終回でしたー。第1回と呼応するようなエピソードが展開されて、季節は巡れども日常は変わらない、といった感じでしょうか。
たとえ、あなたのアイデンティティを失うくらいの大きな喪失があっても、それでも生きてゆけるのだ、という、なんだかすごく基本的なことを感じさせられた番組でした。
全体を通して、激しいドラマはなく、あくまで淡々と小さなエピソードを積み重ねた作品でしたが、お疲れの皆さんにぜひ見ていただきたいなー、と思いましたですよ。
全然ドラマティックじゃないので、ストーリーを楽しもうという向きにはそれほどオススメできないですけども、空いた時間にひょいと見て、ちょっとだけ思いを馳せるのには打ってつけ。しかも笑いの質は上品ですらあります。
お金もお米もないけれど、ここにあるのは豊かな時間……。
(NieAのサントラとDVD#1、7/26発売だそうでーす。サントラは買ってしまうかも。)

Copyright(c)2000 by mioru,
All rights reserved.
BACK 無断転載および配布は
固くお断りいたします。