「ラーガ」についての説明については、いつも悩むところなのですが、 このページではわかり易さという点を重視しました。 ですので、ここではもう少しふみ込んで書いてみることにします。 「ラーガ」の本質は、さらに形而上的なモノであると思うということです。 個々の「人」に例えて説明してみます。 人間には、その「人」を構成するモノとして、 外見や風貌などというように誰がみてもわかる部分と、 性格や記憶、夢、意識・無意識などの内面的な部分、 というようにさまざまな要素があります。 我々は個々の人間を把握するときに、それらの要素を再構築して認知していきますが、 インド人のラーガのとらえ方もこれと似ているように思います。 音階などの具体的な音楽理論・規則は、外見的な部分にあたるわけです。 人の本質的な何かが内面にあるとするならば、「ラーガ」とは・・・。 それが何であるかをいつもひとことで言えずに、悩んでしまうのです。 そういう「何かしら本質的なもの」を達成・実現できる演奏をしたいと考えているわけであります。 |
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