「女子高生のフェラチオ遊び」

 

 東京では男子高から共学校に鞍替えする共学化が進んでおり、女子高でも歴史のある高校や、キリスト教系の高校以外は、次々と共学化をはたしていた。

 そして、ここ西南高校も、昨年までは西南女子高等学校だったが、今年から共学校となり、それと同時に校名も西南高等学校と変更していた。

 「女子高のオープンな雰囲気が好きだったのに。今さら男子と一緒なんて、一種の詐欺よね」

 三年生のあかりが、新一年生の秋月直見に、そう愚痴をもらした。

 あかりは、テニス部の先輩だ。あかりが言うのには、昨年までの女子高時代は、女性同士特有の明るく、開放的な雰囲気があったという。今では、それがあるのは、あかりたちがいるテニス部の部室などくらいだ。

 「そんなに良いものなんですか?」

 直見は公立中学出身なので、当然、中学も共学だ。女子だけの学校の経験はないので、そのような雰囲気はわからない。

 「うーん」

 あかりは、少し思案した。どう説明するか迷っているようだ。しばらく考えたあと、あかりは顔を直見の耳に近づけ、こう言った。

 「女同士なら、エッチの話でも平気でできるでしょう?」

 唇と耳が軽くふれあった。女子高時代に流行っていたキス遊びだった。

 

 

 5月のGWの最初の土日、一泊二日でテニス部の合宿がある。宿泊先は学校の武道館に布団を敷いて使い、食事も自炊だ。

 一日目が終わると、直見は武道館の床に座り込んだ。ほかの一年生たちも、次々と腰をおろした。新入部員には男子部員も10名ほどいるが、彼らなどは大の字になって寝ている。

 彼らは、名目上は男子テニス部である。しかし、男子テニス部は一年生しかいないため、彼らが三年生になるまでは、女子テニス部が、ほかの女子と同じように指導をしているのだ。

 「つかれたぁ」

 「もう、だめー」

 あちこちで、そんな声がこぼれた。座り込むのも無理はなかった。午前中は学校の勉強、そして午後はほとんど走りっぱなし、夕方には素振り200回、その後は道具の後かたづけとボール集めだ。受験で落ちた体力に、これきつい。太股は、すでにパンパンに腫れ上がっている。

 「新入生は寝なーい!」

 部長が明るい声で注意した。このあと、宴会が待っているのだ。

 宴会は武道館で行うのがメインだが、武道館では顧問の先生もいるため、あまり派手な事はできない。そこで一部の部員は部室で、こっそり宴会をする事になっていた。

 部室の選ばれたのかかわいい子だけ。直見もその一人だった。

 

 

 「イエェェェーーー!」

 薄暗い部室に直見たち一年生、女子が三人、男子が一人の計四名が入ると、あかりたち上級生は12名が大きな歓声でむかえた。

 直見たちは、顔を赤らめながら部室に入った。上級生はジャージだが、直見は真っ白なテニスウェアなのだ。テニスウェアはかわいいが、自分たちだけだと、恥ずかしい。男子は篠塚隆明。新入部員で、一番かわいいと評判の男子だった。彼も、白のテニスウェアを着ている。

 「どんどん飲んで」

 二年の由香利が、直見たちのコップにビールをついで回る。

 「先輩、これってもしてかして?」

 「ビールくらい平気よ」

 そう言って由香利が、直見のコップを取ると、ビールを一口飲んでみせた。

 「ほらね」

 直見は半透明の黄色の液体を見つめた。ビールを飲むのは、もちろん初めてだ。直見の父はアルコールを飲まない。だから、ビールの匂いをかぐ事さえ初めてだ。

 直見は、同じ一年の友子と顔を見合わせた。友子は、わりとしっかりしている直見と違って、のん気な子だ。友子も、同じくビールなんて飲んだ事がないのだろう。

 同じく雪絵もそのようだった。雪絵は、いわゆるお嬢様で母親も祖母もこの学校の卒業生だった。

 「さあ、飲んで、飲んで。口に含むだけなんて駄目だよ」

 あかりが声がそう言って、ごくごくと飲んだ。上級生が飲んでいるのに、直見たちが飲まないわけにはいかない。

 匂いを嗅がないようにしながら、直見は一気に喉の奥へと麦色の液体を流し込んだ。喉の奥から、強い苦みがわいてくる。

 「もう一杯、もう一杯」

 と言いながら、あかりがビールをつぐ。直見は半分やけになって、つがれたビールを一気に飲み干した。頭がくらっとした。

 「なにがいい?」

 リーダー格で三年の川本美紀がみんなに聞いた。川本美紀は部長の次にテニスがうまい部員だ。

 「野球拳!」

 「野球拳! 野球拳!」

 「ヤキューケーン!」

 上級生が一斉に騒ぎだした。GWの宴会で、こうして新入部員に芸をさせて楽しむのが、部の伝統だ。選ばれるのは、かわいい子ばかり。今年は、それに男子も加わった。

 「あの、先輩。隆明君はしないんですよね」

 直見が確かめる。

 「うん、女の子だけで、がんばって!」

 あかりが明るく言った。三人は顔を見合わせた。

 「勝てばいいじゃない。それと靴下を脱ぐのはなしだよ」

 と、由香利が言った。

 「じゃーん、けーん」

 野球拳をしようとしないのを見て、川本美紀がかけ声をかける。

 「ぽーん!」

 みんなは一斉に手を出した。野球拳が始まった。最初に負けたのは、雪絵だった。

 「ど、どうしよう」

 小さな声で友子に聞くが、友子には、どうにもできない。

 「ブラ先脱いじゃえば? それなら、あまり見られないし」

 友子がはそんなアドバイスしかできなかった。しかたなく、雪絵は服の中に手を入れると、ブラジャーをとった。

 「イエェェェーーー!」

 上級生たちは、大きな歓声をあげた。雪絵の色白い肌が、赤くなる。

 「じゃーん、けーん、ぽーん!」

 負けたのは、雪絵だ。

 「何を脱げばいいのかな」

 「アンダースコートじゃない?」

 「う、うん」

 雪絵は、下着が見えないように慎重にアンダースコートを脱いだ。脱いでしまうと、初夏も迫っているというのに、下半身が急に寒くなる。汗がだらだらと流れて、上着がびっしょりになる。

 すぐ、先輩たちがかけ声をかける。

 「じゃーん、けーん、ぽーん!」

 「あぁ」

 絶望的な声をあげたのは、雪絵だった。脱ぐものは、もうほとんどない。

 下着を脱ぐ。いや、それだと座っている先輩たちに見られてしまうかもしれない。それに、このあと、どんな余興があるかわからない。この格好で、飛んだり、跳ねたりさせられたら、大変な事になる。

 上着を脱ぐ。それだと胸を見られる。もし、このあとダンスでもさせられたら、手で胸を隠しておけない。

 「ど、どうしよう」

 「スコートしかないよ」

 友子がアドバイスした。

 雪絵は、下を向きながら思い切ってスコートを脱いだ。下は、ショーツだけだ。

 「イエェェェーーー!」

 「いや」

 思わず、雪絵はしゃがんでしまった。本人はわかっていないが、雪絵のこんもりとした丘が、正面にすわった由香から丸見えだった。

 友子は隣に座り、こっそり声をかけた。

 「こんど、私、ちょきを出すから」

 「え?」

 「ぐーを出せば勝てるよ」

 「う、うん」

 「その次は、ぱー、その次はぐー。ちょき、ぱー、ぐーの順で出すから。で、でも三回だけね。それ以上だと、私がまずいから・・・」

 「・・・うん」

 ある程度、みんなが脱いだら終わるだろう。だが、このままでは雪絵だけどんどん脱いでしまう。

 次は友子と直見が負け、さらにじゃんけんして直見が負けた。直見はアンダースコートを脱いだ。

 勝負はすすみ、友子はブラを脱いだだけだったが、直見と雪絵は上半身は裸である。直見の下半身はスコートだけで下着なし、雪絵の下半身はショーツだけになっていた。

 「もう終わりにしてあげようか」

 そう川本美紀が言うと、みんなはうなずいた。直見たちは、ようやく落ち着いたのもつかの間、すぐ次の余興がはじまった。

 「次、なにするー?」

 「レズごっこ!」

 「レズ!」

 「レズ、レズ、レズー!」

 「直見ちゃん、雪絵ちゃん、がんばって」

 あかりの説明によると、二人でこのまま立ったままで、キスしたり、お尻をさわりあったり、あそこを押しつけ合うのだという。

 彼女たちが求めているのは、美しい少女が絡み合う姿だった。現代的な美少女の直見。お嬢様のやわらかい感じの雪絵。魅力的で魅惑的、最高の組み合わせだ。

 二人は先輩たちの輪の中心に立たされた。

 「開始!」

 川本美紀が声をかけると、みんなが騒ぎ出す。

 「かっいっしっ! かっいっしっ! かっいっしっ!」

 隆明は横を向き、見ないようにしている。

 二人はしぶしぶキスをはじめた。キスをしたのは直見だった。もちろん初めてのキスだ。

 ファーストキスの強制。体育会系の部に入れば、冗談でファーストキスを奪われる事があるとは聞いていたが、実際にファーストキスをなくすと、一抹の寂しさを感じざるを得ない。そして、それと同時に不思議な興奮が体を支配していく。それはビールだけのせいではなかった。

 もちろん軽くキスしただけでは許されなかった。適当に済ませようとすると、それこそ全裸にされかねない。直見は強く、弱く、唇を吸った。雪絵の眉が「く」の字に曲がり、被虐の表情にかわる。

 上級生たちは息のを飲んだ。新入部員の中でも、1、2を争う美少女がキスをしているのだ。テニス部は、かわいいというイメージがあるためか、かわいい新入部員が多かった。かその中でも、二人は、1、2を争う美少女なのだ。

 直見の手が、雪絵の胸にふれると、雪絵の顔が後ろに軽くそりかえった。もちろん直見の唇はそれを逃がさず、より激しい口づけとなる。

 雪絵の胸は小さめだが、きめが細かく、極上のシルクのような滑らかさをもっていた。そして、真っ白の肌にポツンと色づく、薄いピンク色のつぼみ。世界中の誰もがあこがれる美しさを服の下に隠していた。

 ただ、雪絵の乳房は、潰れてしまいそうなやわらかさで、ちょっと頼りない感じだった。上級生がふざけて新入部員の胸をもむ事があった。直見の胸は、ボリュームがあり、弾力が強かったので、一番人気があった。しかし、雪絵の場合、頼りない感じから、あまり人気がなかったのだ。

 だが、それはすぐに先輩たちの誤解だとわかった。直見の揉まれる胸は、みるみる色づき、薄い朱色の染まりだしたのだ。乳首の先がツンととがり、ぷるぷると震えていた乳房が急にしこりだしたのだ。

 それは、あかりから見ても、十分すぎるほど感じ取れた。それにしても、またたく間に変化する胸とは知らなかった。

 (そう知っていたら、もっともんであげたのに)

 そう思っても、今、その胸をもみしだいているのは新入部員の直見だった。

 直見が、雪絵の下着をさわった。直見の指が、神秘の割れ目に合わせて、軽くこする。

 「あっ、あっ」

 下着ごしとはいえ、もっとも敏感な部分をさわられては、あっという間に性の高みに押し上げられてしまう。それでなくても敏感な雪絵だった。オナニーの経験は少なく、性器は未発達だが、それだけに抵抗力がない。

 「いや、、、あっ」

 雪絵は、直見の人差し指一本に完全に翻弄され、もてあそばれていた。直見は、自分の手の中で踊る急に雪絵がいとおしくなり、再びキスをかわした。

 人差し指がそのまま下着の裾から中へと入り込んだ。中はねっとりとした樹液で溢れており、直見の指を熱く濡らした。

 直見の指が、軽く動き出した。樹液を幼い芽にまぶし、襞をこする。雪絵はかわいい矯正をあげる。

 直見の後ろにいるあかりからは、少し背中をまるめると、お尻の奥が丸見えだった。

 (直見ちゃんも濡れてる・・・それも、あんなにたくさん・・・)

 薄暗い部室の中で、そこだけが時々きらりと光った。

 やがて直見の指の動きが激しくなっていった。直見は崩れそうな雪絵の腰を左手で抱き、右手の人差し指一本で、彼女を追いつめていった。

 直見が雪絵の耳に軽くキスをした。あかりに教わったキス遊びだった。キスしたあと、人差し指を激しく動かした。

 「あっ、あーっ」

 雪絵が背筋を伸ばし、全身を激しく痙攣させた。絶頂をむかえたのだ。

 先輩たちは一斉にさわぎだした。

 「見て見て、雪絵ちゃん、いったのよ」

 「すごーい」

 「直見ちゃん、テクニシャーン!」

 「雪絵ちゃん、ビンカーン!」

 「次、なにするー?」

 「棒倒し!」

 「棒倒し!」

 「ボウタオシ! ボウタオシ!」

 「ボータオーーシ!!!」

 小さな砂の山に一本棒を立てる。交互に砂をとっていき、棒を倒した方が負け。それが棒倒しだ。しかし、彼女たちの棒倒しは、男性のおちんちんを棒に見立てていた。

 あかりが一年生に説明する。

 「新入部員と、上級生が交互に棒を口に入れるの。必ず、三回上下させて、出したら負け。新入生が負けたら、新入生全員で出ちゃったものを飲むのよ」

 隆明は、集団の輪の中に入れられると、一気に下半身を裸にされた。直見も積極的に服をはぎとった。こういうのは消極的にしていると、かえって目を付けられ、餌食にされてしまうものなのだ。

 隆明は必死に守ってはいたが、大勢の前では、一匹の虫だった。やがて、無視には似合わぬ、天を向いた大きな男性器が現れた。

 「おおきーい」

 「でかーい」

 「デカチーン!」

 最初に挑戦したのは、あかりだった。あかりは潤んだ瞳で性器を見つめながら、少しずつ口に入れていった。

 「うぅ・・・」

 隆明がうめいた。あかりの口内は、たまらなく熱かった。やわらなかな舌が、硬い隆明のものに絡んできた。あかりの口全体が、すばらしい射精装置だった。

 あかりは、舌をからませながら三回、顔を上下させた。上がる時も、下がる時も、隆明にとって甘美な世界となった。

 次は新入生の番だ。あかりが直見を指名した。

 直見は意をけっし、隆明の横にひざまずいた。隆明は屈辱からか、固くを目をつむり、横を向いた。直見は、手で胸を隠していたのをやめ、静かに性器を口に含んだ。

 隆明は、あかりとは違うのを即座に感じた。あかりの口は、性器にからみついたが、直見のは、できるだけ口を大きくあけ、ふれる面積を少なくしていた。

 (い、いや)

 男性自身は、驚くほど熱かった。それに、強く脈うっているのだ。直見は精いっぱい口をあけたが、それでも男性自身は否応なく、頬の裏側や舌にぶつかってくる。溢れた唾を飲み込むと、男性ホルモンの味が喉の奥にあふれた。

 最初は気持ち悪かったが、すぐ慣れてきた。男性の味も悪かった。いや、むしろ、唾をすすると、淫らな気持ちになる。

 淫らな気持ちに押され、最後の一回は舌を絡ませながら口をあげた。

 次は由香利の番だ。由香利は髪をかきあげると、口に入れた。

 「うっ」

 隆明は、思わず声をあげた。由香利の口は、強く吸い付いてくるのだ。

 それからも、何人もの口を隆明は味わった。雪のようにやわらかで、小さな雪絵の口。フェラチオ慣れしており、喉の奥まで性器を入れる川本美紀の口。名前は知らないが、フェラチオするのが好きなのか、なごり惜しそうに口を離す子。

 その中でも、あかりの口は最高だった。二回目にあかりの番が回ってきた時は、絶頂寸前まで追いつめられた。

 「次、雪絵ちゃんね」

 (あぁ、駄目だよ)

 雪絵のお嬢様ぶりは、隆明たち男子の中でも有名だった。誰もが憧れたが、誰もが汚してはならない雪の花だった。

 しかし、今の隆明はあかりによって、絶頂寸前まで追いつめられている。あかりは、力加減が微妙で、ギリギリのところまで追いつめていた。もし、この状態で雪絵にフェラチオされたら、汚い白い液で彼女の口を汚してしまうだろう。

 隆明は、全身に力を入れた。勃起は、極限まで固まっている。そこにやわらかい舌がふれた。

 (やさしくしてあげる)

 舌は、そう言っていた。

 (そんなに力を入れないで)

 舌は、そうも言った。

 (好きなだけ出してもいいの)

 最後に舌はそう言った。隆明の全身が爆発した。大量の液体が、雪絵の口の中に吹き出した。

 新入部員三人は、性器にかわるがわる口をつけ、一滴残らず液体を舐めていった。

 (女子高生のフェラチオ遊び  おしまい)