| 2000年・音楽漬けの夏(00/7/22) |
| ■音楽漬けの夏2年目です。この1年の間にもいろんな本集めて読んで、得るところがたくさんありました。今年は5月〜7月にかけて神奈川県横須賀市の国立特殊教育総合研究所の短期研修に行きました。私のテーマは「音楽療法のよさを養護学校で生かすには」でした。そこで土野研治先生(養護学校教諭、全日本音楽療法連盟公認音楽療法士)の講義を聴くことができました。また、実地研修として、東京都内の2校の養護学校の音楽の授業と、1か所の療育センターの音楽療法のセッションを参観することができました。さくらんぼ保育園のリトミックを体験しました。そのどれもが貴重な勉強でした。 |
| 1999年・音楽漬けの夏 |
| ■7月にアルト・サクソフォーンを買いました。シンセサイザーも買いました。音楽の本も買ったり図書館で借りたりして音楽漬けの夏です。どうしてそんなことになったかというと、大阪芸術大学の野田燎先生の音楽療法を紹介するNHKのテレビ番組のビデオを何回も見るうちに、初心にかえるというか自分がしたいことをしておかないときっと後悔するだろうと思ったからです。すべて音楽療法のため。サックスは子どもたちと語り合うため。シンセサイザーは伴奏や音作りのため。(ピアノは一応クラビノーバがありますのでそれで練習です。) ■サックスとクラシックもともとMALTAが好きでCDをもっていました。清水靖晃のCD『J.S.バッハ・チェロ・スィーツ』も好きです。自分のサックスを買うとき、NIFTYやインターネットで調べていて須川展也を知り、彼のCDも買いました。彼の演奏をきくとサックスが木管楽器だということを実感しますね。もっともっとクラシックで使われてもいいと思っています。いつ吹けるようになるかわかりませんが、清水靖晃編曲の『J.S.バッハ・チェロ・スィーツ』(テナー用ですがそのままアルトで)、モーツァルトのクラリネット五重奏曲イ長調、『夕星の歌』、『星は光ぬ』など、自分で吹きたい曲はたくさんあります。 ■サックスという楽器サックスはまだ歴史の浅い楽器です。須川展也は著書『うまくなろうサクソフォーン』(音楽之友社1998)で、「楽器としての歴史は今、作られつつある」と書いています。私はビギナーですが、サックスは合理的な奏法の楽器だと思います。1つのフィンガリングで2つ以上の音を吹き分けることは基本的にしない楽器です。(まちがっていたらごめん) 表現の幅が広い、ということも魅力です。 ■音楽・夏の陣私は県立養護学校に勤務しています。夏は夏休みです。休みといってもふだんできない勉強をしています。この夏休みの勉強は音楽療法がテーマです。これは自分のライフワークかも知れないのでプレッシャーを感じます。 ■この夏休みに読んだ音楽の本です(8月10日現在) 『音楽療法士のしごと』生野里花著(春秋社1998) 『子どもの音楽療法ハンドブック』若尾裕・田中由身子・三船一子・山河真由美著(音楽之友社1992) 『音楽療法のための即興演奏ハンドブック』若尾裕・岡崎香奈著(音楽之友社1996) 『いつもいつも音楽があった〜シュタイナー学校の12年』子安ふみ著(音楽之友社1998) 『障害児の成長と音楽』音楽之友社編(音楽之友社1984) 『フルートの正しい吹き方を考える』吉田雅夫(アルソ出版1997) 『フランス音楽療法』ジャック・ジョスト著 永田丕訳(リプロポート1994) 『音楽療法の実践』加藤美知子他著(星和書店1995) 今の自分のねらいからはずれたところは思い切って飛ばして読んでいます。 ■坂本龍一の『Energy Flow』リゲインのCMの曲です。楽譜を買って練習しています。 |
| 音楽、ということ(99) |
| ■音楽、ということ 音楽療法は私にとってライフワークかも知れません。いちばん気になることなのです。養護学校に異動希望を出したのも音楽療法を活かしやすい場を求めてのことです。 私が求める音楽療法は、人が音楽に合わせるのではなく、音楽が人に合わせるスタイルです。 大阪の街のピアノの先生、北村智恵さんの公開レッスンで出会った言葉が今も心に焼き付いています。 「音楽とは自分自身を語ること。 音楽とは自分自身と語ること。 音楽(教育)とは語るべき自分をつくり、もたせ、守らせること。 音楽など芸術は人が幸福に生きていけるための感性を養う手段。」 北村智恵さんの公開レッスンは15年くらい前のことだったように覚えています。以来、北村さんのこの言葉は私の座右の銘となっています。 ■音楽運動療法との出会い 2年くらい前、NHKテレビで「トモ君がしゃべった〜音楽運動療法の挑戦」という番組を見て、自分が求めている音楽療法はこれだと思いました。大阪芸術大学で教えてみえる野田燎さんの実践を2年間にわたって記録した感動的な番組でした。 音楽が人に合わせるということから、岐阜県音楽療法研究所の研究員、菅田文子さんのホームページはいちばん共感するサイトでしたが、いつのまにかなくなってしまいました。彼女のサイトはダウンロードして保存してあるとはいうものの、残念でなりません。岐阜県音楽療法研究所もホームページを開設しています。 ■99年夏に読んだ次の本はインパクトの強いものでした。 ◇『音楽療法士のしごと』生野里花著(春秋社1998) 音楽と人との理想の関わりを求める著者の姿は感動的です。音楽の力を感じます。 ◇『音楽療法のための即興演奏ハンドブック』若尾裕・岡崎香奈著(音楽之友社1996) 文字通りの具体的な内容です。音楽療法のためでなくてもすごくおもしろい読みものとなっています。モードで弾く、というあたりはジャズの「教本」といった感じです。 |