
着工に先立つ8月下旬、建材の輸入手続をしました。
L/C(貿易信用状)を使っての輸入です。
輸入するのは上棟(これは軸組用語かな)までに使用するほとんどの構造材です。
外壁・耐力壁のスタッドに使う2x6、間仕切りの2x4、根太の2x10などのダグラスファー構造材と構造用合板が主な内容です。
これらの詳細についてはK建築事務所でまとめて書類にしてくれますので、L/Cの開設作業が私の担当になります。
通常の送金ベースの輸入では、いわば代金前払いですから、品物が届いた後のトラブルが起きやすいのです。
L/Cを使うと、こちら側の金融機関が向こうの金融機関に対して、支払いの保証をする形になります。
これが成立すれば品物が発送されて、代金の支払いは届いた荷物を確認した後になります。
ローンを組んだ銀行にL/Cの開設をお願いしました。
普通のケースではないので紆余曲折があったようですが、会社が取り引きしている銀行だったので、問題なく話が進みました。
L/C手続きの当日は、銀行でたくさんの書類に署名捺印しました。住宅ローンの時と同じような量です。
聞いてみると、最初はこれだけの書類が必要だが、2回目以降は書類2枚で済むそうです。
でも、あと1回しか輸入しないんだよなぁ・・・。
あとでわかったのですが、L/Cというのは銀行内部ではローンと同じ扱いなのだそうです。ということは、住宅ローンの他に高額ローンを組んだ形になります。紆余曲折があるわけです。(私の場合つなぎローンも頼んでるし・・・)
L/Cの支払金額分は担保として押さえてもらっているのに、ローンとはこれ如何に?
L/Cベースの輸入が普通になってくれば、こういう特殊な扱いはされないのでしょうけど。
荷物を載せたコンテナ船が出港するのはタコマ港です。地図で見るとシアトルのそばです。
航路としてはアメリカ本国内で日本に一番近い地域です。約2週間で着くと言う事です。
船便だと1ヶ月遅れ、というのが感覚として残ってましたので、思ったより速いです。
基礎工事でドタバタしているうちに、コンテナの着く日が10月4日と決まりました。
K建築事務所では通関の手続きを進めています。
9月末の某日、銀行にBL(船荷証券)が届きました。輸入元からの発送伝票のようなものでしょう。
これに署名して、通関業者に送りました。
あとは、到着を待つだけ・・・ではないのです。
資材置き場を確保しなければいけません。施主が進める完全分離発注って手数がかかります。
資材置き場も、通関業者(運輸・倉庫など兼ねているところが多い)に丸投げしてしまえば楽なのですが、コスト的には相当割高になってしまうし港湾倉庫を使いたがるので便利が悪くなります。
どうしても別に探したくなります。
運よく、建築地に比較的近い場所に倉庫が見つかりました。ここにコンテナごと運び込んで資材をならべます。
しかし、コンテナは天井が開かないし、長いものが多いのでフォークリフトも使いにくい。
どうやって荷物を引っ張り出すのか、いろいろノウハウがあるようです。
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