土地を見つけるのは「縁」だという人が多いのですが、漫然とさがしていても見つからないだろうというのは実感しました。
家のプランニングと違い、ゴールが見えないのがつらいところです。
うちの場合、条件がきびしかったので希望の土地が見つかるまでしばらくかかりました。
子供の学区内(通学可能な範囲)でそのまま居住可能な中古住宅を探す事から始めました。
現在の住所の周辺という事になります。
しかし、現住所は横浜とはいうものの昔ながらの農村が残っている地域ですから物件数も限りがあります。

さらに、勤務先の社長のアドバイスが条件をキツくしました。(ありがたいアドバイスなんですが)
つまり、「土地」は資産なのだから資産価値の高い物件にしないと後で損をするというのです。
都心の地価を100とすると、横浜は70程度までしか下がりません。都心から同じような距離の千葉・埼玉方面が30〜40程度の価格なのですから、ちょっと異常な感じもします。
しかし、金融機関が担保価値としてみとめる価格と実際の売買価格にはズレがあるというのです。
その土地が、どれだけの利用価値があるのかで担保価値が相当上下するようです。
したがって建蔽率・容積率の大きな建築制限の少ない、市街地に近い土地、幹線道路に近い土地ほど担保価値が大きくなるようです。
住環境としては住居専用地域(建蔽率・容積率が小さい)の方がいいのですが、地価の高い地域だけに、「土地の利用価値」というのは、しっかり押さえる必要があるポイントです。
社長のアドバイスでいけば、現住所周辺に広がっている市街化調整区域は対象外になります。(シクシク)
市街化調整区域は原則的に新たな建築物は許可されません。(運良く?)役所の許可をもらえれば建築可能なようですが、こういう土地には戸建て住居以外はまず建てられないようです。

実際の土地探しは、不動産屋に数多く足を運ぶ事につきます。
もちろん新聞の折り込み広告にも目を通しましたし、Web上の物件も探しました。
どこで希望の土地が見つかるかわかりませんからね。

土地を売る側から見ると、土地売却の依頼を受けた不動産屋は買い主を探し始めますが、探す方法は大きく2つに分かれるようです。
(1)物件を公開して、大手のネットワーク上に流すなどして、広く買い手を探す。
(2)手持ちの物件として自分の探せる範囲でじっくりと探す
売り主が急いでいる場合などは(1)の方法になるようですが、売り主が物件を公開したくない場合や、急がない場合などは(2)になるようです。
不動産屋にしても(2)の方法で売れた方が利益がありますから、それぞれの不動産屋の手持ちの物件というのは意外に多いのかもしれません。
買う側としては、(1)の物件はWebや雑誌など手近な方法で調べられますが、(2)の物件を探そうとしたら、数多くの不動産屋にあたるしかありません。
地場で老舗の不動産屋ほど(2)の物件を持っている率が高いようです。

で、数多くの不動産屋にあたった結果、見つけたのはWeb上の物件でした。
しかも近場の不動産屋さんのHPです。
この土地は藤沢の不動産屋さんが仲間内で公開していた物件のようでした。(2)の物件です。
条件的にも非常にいい線の物件でしたのでいろいろ調べた結果、話を進める事にしました。

最終的に購入する事になった、この土地が見つかったのが、昨年末でした。
最初はすぐに家を新築したい、くらいの勢いだったのですが、結局土地の引き渡しが3月末でした。
その間に家のプランもいろいろ動きがあって、古家の解体・整地が8月下旬となってしまいました。

でも、家のプランを考えるというのは、なかなか楽しく、煮詰める時間も必要だな、と感じています。
ローンがなければ、土地を押さえた上で家のプランは2〜3年がかりでゆっくりと考えるのもいいと思います。



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