続いて、立ち上がり部分の型枠が設置されました。
基礎の現場では、ベースコンクリートを流し込んだ翌日にこの作業を
始めたりしますが、ベース・立ち上がり 共に最低3〜4日の養生が必要です。
コンクリートは流し込んで半日くらいで完全に固まるように見えますが、実は
徐々に強度が増していって、最終的な強度が出るまで1ヶ月くらいかかると
言われています。
コンクリートを流し込んだ翌日などは、まだまだ強度が出ていないのです。
コンクリートの初期硬化が終わった後は湿潤養生といって水に浸っている方が
いいそうです。
コンクリートは水和反応で硬化しますから、水に浸っている状態の方が強度が増します。
ですから、夏のカンカン照りの時期は散水をして養生します。
真冬の氷点下になる時期は保温マットが必要です。
できればこういう時期に基礎をつくるのは避けた方がいいでしょう。
社)建築研究振興協会で、コンクリートのテストピース作製キットと圧縮試験を合わせて
2万円でやってくれます。型枠を外す前日に圧縮試験してもらえば、当日に外していいのか
どうかの確認が取れますね。
生コン屋さんにスランプ試験用のコーンを持参してもらって、現場でスランプ試験を
行なうのもいいと思います。




  このラインはきれいに真ん中に配筋されています

ホールダウン金物もつけてもらいましたが、一番長いものを使っても、横筋にフック
できません。そこで補助の横筋をつけてもらい、そこにフックさせる事にしました。
横筋にフックさせないと本来の強度は出ないとは思います。
隣りのアンカーボルトと比べると、ホールダウン金物の大きさがよくわかります。
後付けされたフック状の縦筋も見えます。

当初、アンカーボルトとホールダウン金物はコンクリート打設時に田植え式に入れるという話でしたが、事前に鉄筋に固定してくれるようにお願いしました。
なにしろ地震の時の命綱ですからね。





縦に2段積みになっている型枠を固定する金具が横に渡されています。
この金具はコンクリートの中に残り、端部は外に顔を出します。
ここから錆が入る事はないのかなぁというのは心配のし過ぎか。
外側に厚めの化粧をすれば大丈夫でしょう。



かぶり厚が不足していたり、アンカーボルトが斜めになっている部分が
何個所かありましたので修正をお願いしました。
(以下の写真)








この後、建築家Eさんの重点チェックが行われました。
指摘されたのは
ホールダウン金物の固定が甘いところ2個所
アンカーボルトのフックが横筋に固定されていない点
かぶり厚の足りない数箇所
でした。

そして、立ち上がりのコンクリートが打ち込まれました。

      これがポンプ車



コンクリートミキサー(右)の後ろから、ポンプにコンクリートが流し込まれます。


現場で簡易スランプテストを実施しました。
生コン屋さんにスランプテストとテストピースの作成を依頼したら7万円という見積りでした。
さらに現場ではなく生コン会社側で行なうというので、疑い深い私は簡易スランプテストだけ
行なう事にしました。
テストピースもスランプテストも、実際に現場に持ちこんだコンクリートでやらなければ意味がありません。
通常は高さ30cmのコーンを使うのですが、高さ20cmのカップで代用しました。



これをひっくり返して、高さを測ります。
コンクリートの仕様として21−18−25などと表示しますが、真ん中の数値がスランプ値です。
30cmのコーンに生コンクリートをいれて、コーンを外したとき、高さ18cmを保持していれば
合格なのですが、このコンクリートはちょっと柔らかそうですよ。(気のせいかな)


なにしろ、私は建設会社には縁が深く、土方のアルバイトも何度もやりました。
現場で手こねのモルタルを作った事もあるのですが、今回のコンクリートはちょっと柔らかいですね。
まぁ許容範囲ですけど。
ポンプに通すコンクリートはこれくらい柔くないといけないんでしょうか?
できればもう少し水気の少ないコンクリートにしてほしかった。
前の日に生コン会社に電話を1本入れておくのを忘れたのが問題ですね。
「現場でスランプテストして、駄目だったら持ち帰ってもらいます」なんて伝えておくと対応が違うそうです。


  あ〜あ〜っ川の流れのように〜





この中をコンクリートが通るんだから、詰まったら大変ですねぇ。







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